こんばんは、はる子です。
ワンピース137話、ゼニィの正体は分かったものの、海軍をどうしようかね。
ワンピース第137話「儲かりまっか?金貸しゼニィの野望」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース137話の簡単なまとめ
お爺さんの手伝いで山頂の船を作り上げていくルフィたち。
お爺さんは、海賊船を自分の墓にするのだと言うと、眠りについてしまいます。
一方で、海軍では麦わらの一味の居場所が分かったと報告されており、ミンチー軍曹は何やら企んでいるようでした。
家に戻ったお爺さんとルフィたちはそれぞれ楽しんだり、食糧を確保したりしていましたが、ゾロはあることを疑問に思います。
3日の命だったはずのお爺さんが、まだ元気に生きているのです。
誤診ならそれに越したことはない、とチョッパーも言いますが、ずっとこの島にいるわけにもいかないとルフィたち。
知らない間にゴーイング・メリー号をかけてチェスをしていたナミは怒られるものの、ロビンが勝って船を取り返します。
こうしてルフィたちは翌日出航することにし、お爺さんと共に豪勢な料理で最後の夜を楽しむことに。
ここで初めて、お爺さんは自分の名前がゼニィであることをみんなに教え、海賊相手の金貸しだったと伝えます。
海賊相手に取り立てをするのは難しかったと話すゼニィですが、夢があったと話します。
ゼニィは、昔から海賊になるという夢を持っており、将来は海賊王になるのが夢だったよう。
この島に流れ着いてからもそのために船を作り続けましたが、いざ完成しそうになった時、自分が海に出るには歳を取りすぎたことに気付いたのです。
「年なんて関係ねえよ、なりてえ時に海賊になりゃ良いんだよ」
ゼニィは目から鱗という表情でルフィを見て、何かを考えているようでした。
翌朝、海軍のミンチー軍曹が島にやってくるも、彼の思惑をすぐに見破ったナミ。
霧の中に海軍の船を何隻も潜ませており、ロビンを呼びに行ったウソップは上陸していた海兵に捕われてしまいます。
身動きが取れないルフィたちの前に派手に登場したのは、ゼニィでした。
ゼニィは、海賊船で崖を滑り降りてきたのです。
「儲かりまっか?」と笑いながら滑り降りてきたゼニィを見て、ルフィは大喜びするのでした。
感想
ゼニィは海賊相手の金貸しをしていたんだね。
度胸がなきゃできないことだと思うので、その時点で弱くはないと思う。
海賊王になりたいという夢を持っているとは思わなかったけど。
ルフィと同じ夢を持っているわけだ。
ルフィは「なりたい時になれば良いじゃん」と言うけれど、年齢を重ねるごとにその思考が難しく感じるのよねえ…
先のことを考えると不安も出てきてさ、うまくいく保証もないのに年取ってから挑戦なんて…とか考えたりさ。
でも、その挑戦が失敗したとして自分の身に降りかかることって何かなと考えた時、大したことが思いつかないんだよね。
例えばその挑戦が失敗したら大金を失うとかさ、家を失うとかなら考えてしまうかもしれないけど。
新しく趣味を始めてみよう、習い事を始めてみようとかって、直接的に自分に被害が及ぶことってほとんどないのよね。
ゼニィの場合は海に出て海賊王になるという夢があるけど、海賊船を墓にするくらいだから、海の上で死ねれば本望、と思っているかもしれないし。
本人にとってその挑戦が失敗したときに、どれほどの損失があるか考えた時、大したものが浮かばなければ挑戦しても良いのかなって。
つい最近このような話をして気付いたんだけど、新しいこと、未知の領域に足を踏み入れるのが怖かったりもするよね。
でも挑戦した後の世界は、挑戦した人じゃないと分からなくて。
ちょっと勇気をもらえた気がして、最後にゼニィが海賊船で飛び出した気持ちが少しだけ分かった気がした。
未知の領域に足を踏み入れるって、何だか気持ち良さそう。
怖いという感情に支配されそうになったら、ワクワクだったり、好奇心で心を支配できるようになれたら良いなあ。
…え、ゼニィの回でここまで語るの?
話がそれました、すみませんでした。
次回「島のお宝の行方!ゼニィ海賊団出撃!」とあるので、ゼニィと協力して海軍と戦うのかな。
ゼニィ編が終わろうとしている…寂しい…
次回どんな展開になるのか、楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子