こんばんは、はる子です。
ワンピース127話、改めて国王が好きだと感じた。スモーカー大佐、大丈夫かな。
ワンピース第127話「武器よさらば!海賊といくつかの正義」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース127話の簡単なまとめ
悪夢は終わったというビビの言葉を聞いても、そんな簡単に終わらせられないと怒りをぶつける反乱軍。
そこへ武器を捨てろと国王軍に叫んだのは、倒れていたはずのチャカ。
そして反乱軍にも武器を捨てるよう伝えたのは、バロックワークスにやられていた少年を抱えたイガラムでした。
少年が見たことを話し、コーザも力を振り絞ってこの戦いが仕組まれたものだと伝えます。
全てを話すから武器を捨てなさいと言ったイガラムの言う通りに、武器を捨てる兵士たち。
ビビは急いで時計台を駆け降ります。
ルフィを探し歩いていると、ルフィを背負った国王と遭遇する麦わら海賊団。
そこへビビもやってきて改めて感謝をし、広場に戻ってみんなの行いを伝えようとするビビを止めるサンジ。
どんなに良い人たちでも、彼らは海賊。
彼らが「先に宮殿に行っているよ」とビビに話すと、納得して国王と広場へ向かったビビ。
そんなビビを見送ると、一斉にその場に倒れ込む麦わら海賊団。
全てを見届けて、一気に力が抜けてしまったようでした。
広場ではたしぎがクロコダイルに手錠をかけ、クロコダイルが持つ全ての権限を剥奪することを宣言していました。
イガラムによって真相が話され、取り返しのつかないことをしたと呟くコーザを見て、かける言葉が見つからない、とビビ。
国王は、失ったものは大きく得たものはない、と伝えるも、ここからまた立ち上がるのだと鼓舞し、涙を流す兵士たち。
こうして、アラバスタ王国で起こる全ての戦いが終結するのでした。
たしぎはスモーカー大佐と再会を果たすも、麦わら海賊団を見逃したことを悔いていました。
海賊の力に頼るしかなかったことを悔しく思い、思わず涙が流れると「もっと強くなれ」と伝えるスモーカー大佐。
しかしそこへ海軍本部から連絡が入り、クロコダイル討伐を讃えてスモーカー大佐とたしぎに勲章が授与されることに。
倒せなかったと泣く部下がいるのに事実を捻じ曲げるのかと怒ったスモーカー大佐は、上層部に「クソくらえ」と伝えろと言い放つのでした。
感想
これでやっと本当に、アラバスタ王国の戦いは終結したと思って良いかな。
今回は仕組まれた戦いだったし、戦いの後に「何のために戦っていたのか」と後悔する兵士が多かったけど。
国王の言う通りでさ、いくら戦ってもさ、得るものってないんだよね。
戦いに勝てば領土が手に入る?
金を奪える?
食糧にありつける?
その裏で何人もの人が死んでいることは無視して?
辛抱強く雨を待っていたコーザの父、トトは「たった3年」と言っていた。
あのトトの言葉がすごく響いた。
3年って人によってすごく長いけど、3年待って雨が降った。
みんながみんな辛抱強く待てるわけではないけど、3年待てば雨が降って、死んでいった人は生きていたかもしれない。
ペルも、ビビのそばにいたかもしれない。
今回はクロコダイルのせいで仲違いさせられて、戦わざるを得ない状況に持って行かれたし、仕方ないのかもしれないけど。
ルフィたちがいなければ、アラバスタ王国は滅んでいたのではと思う。
でもルフィたちは海賊だから讃えることもできない。
ただ感謝することはできるよね。
少なくともスモーカー大佐は、ルフィたちがただの海賊とは違うことに気付いているし、だからこそ勲章なんてもらいたくなかったんだろうけど。
たしぎのことを考えて断ったのもあると思うし。
まさか海賊のおかげで好き勝手やっていた七武海を厄介払いできました、なんて言えるわけないもんね。
悔しいだろうけど、スモーカー大佐の言う通りたしぎは強くなって戦えるようになるしかないかも。
ルフィたちはバロックワークスの幹部を倒しているからね。
そういえば、ミス・オールサンデーもといニコ・ロビンはどうなったんだろう。
ぐっさり刺されていたけど、息があるような描写があったから気になる。
何はともあれ、ようやく終わった長い戦い。
みんな、お疲れ様でした。
次回「海賊たちの宴とアラバスタ脱出作戦!」とあるけど、そのまま出ていくわけにはいかないみたいね。
元気になったルフィたちが早く見たい。
次回も楽しみです!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子