こんばんは、はる子です。
ワンピース126話、やっと終わった…長かった…よく頑張ってくれたルフィ、みんな。
ワンピース第126話「超えていく!アラバスタに雨が降る!」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース126話の簡単なまとめ
ペルの犠牲によって爆破は免れたものの、一瞬動きを止めて再び戦い始めた人々。
「戦いをやめてください!」と何度も叫ぶビビの声が届くはずもなく、黙ってビビを見つめる麦わら海賊団たち。
爆破を止めても反乱が止まらないことに、麦わら海賊団も海軍のたしぎも、いささか狂気を感じていました。
毒が全身に回り倒れ込んだルフィを前に、この国は俺のものだと叫ぶクロコダイルでしたが、背後に感じる気配。
振り返るとルフィが立ち上がっており、クロコダイルも驚きの表情を浮かべます。
動けることが不思議なくらいのルフィは、クロコダイルの毒針を壊し、クロコダイルを振り回して攻撃を連発します。
毒針のあとからナイフを出したクロコダイルは再びルフィに向かっていきますが、勢いよくルフィに蹴り飛ばされるクロコダイル。
お前がどこの誰だろうと、俺はお前を超えていく。
その言葉と共に、天井にクロコダイルを追いやると自分もクロコダイルの元まで飛んでいき、ひたすら殴りつけるルフィ。
その衝撃は地上の建物を揺らすほどで、ついにルフィの攻撃はクロコダイルを地上へと押し出します。
空高く吹き飛び、ゆっくりと落ちていくクロコダイルの姿は麦わら海賊団にも、そしてビビにも見えていました。
その姿を見てルフィが勝ったことを悟り大喜びの麦わら海賊団に反して、戦いをやめない人々に絶望するビビ。
そこへ、天からの恵みが。
雨が降ってきたのです。
砂塵が薄れていき、武器を振る手を止めた人々に聞こえてきたのは、ずっと叫び続けてきたビビの声でした。
悪夢は終わった、また昔のように雨は降ると言ったビビ。
広場には、空から落ちてきたクロコダイルの体が横たわっていました。
そして地下では、全ての力を使い果たし、毒が全身に回ったルフィに感謝の言葉を述べる国王。
ルフィはにっこりと笑って「いいよ」と振り絞り、地下は音を立てて崩れていくのでした。
感想
終わった…
ルフィの怒涛の攻撃すごかったな…
ルフィがどうして立ち上がれるのか、どうして戦い続けるのか、クロコダイルは分からないままなんだろうな。
ルフィにとっての「仲間」がどういうものなのか、このアラバスタ編でよく分かった気がする。
「あの」と付けるとクロコダイルが調子乗りそうだけど、あの七武海のクロコダイルを倒したルフィ。
ルフィにとっては七武海だろうがクロコダイルだろうが関係なくて、ただ倒すべき相手だというだけで。
相手が強くても気にせずに、自分の出せる全ての力で対抗して、攻撃して、勝つ。
それがやっと今終わりを迎えたわけだ。
ただ毒が回っていることに変わりはないだろうから、ルフィがどうなってしまうのか心配。
国王も地下が崩れたところにいたわけだし、国王にもルフィにも生きていてほしい。
ビビ、やっと声が届いたね。
たしぎ曹長も言っていたけど、まさに狂気だったな。
もう目的なんてどうでもよくて、ただ戦うことが目的になっていた人々。
なんで戦っているんだっけ、と思いつつ手を止めたら殺されるかもしれないから、戦い続ける。
そんな人もいたかもしれない。
目的があってもなくても、殺し合って生まれるのは戦って死んでいった人の亡骸だけ。
個人的に色々と考えさせられた。
ただひたすらに国を、ビビを守ろうとしたペル。
相手が先に手を出してきたから、相手が言うことを聞かないからと殺し合いをした人々。
戦争がなくならないわけよなあ、と感じた。
それぞれの主張があって、主張が噛み合わない、話し合いでは解決できない、自分の主張を通したい、相手は悪だ。
解決するには、戦うしかない。
本当にそうなのかなあ、と思いつつ、他の解決策は思いつかない私は偽善者かもしれない。
ワンピースは私にとって、進撃の巨人の次に学ぶことが多いアニメかもしれないな。
いや、優劣はつけられないけどね。
新年早々、謎に語ってしまった…すみません…
次回「武器よさらば!海賊といくつかの正義」か…終わったんだな本当に。
アラバスタ王国の締めくくりがどう進んでいくのか、しっかりと見届けよう。
次回も楽しみです!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子