こんばんは、はる子です。
ワンピース102話、奥が深いぜワンピース。思わず涙腺が緩んでしまった。
ワンピース第102話「遺跡と迷子!ビビと仲間と国のかたち」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース102話の簡単なまとめ
暑さでやられたのか、1人走り回っているルフィを止めることになったゾロ。
チョッパーを連れてルフィの元へ行き、殴ってルフィを正気に戻している間、他の仲間は先に行ってしまいます。
嗅覚を使って合流しようとするチョッパーですが、匂いを感じ取れません。
ということは、少なくとも風が吹いてくる方向にみんなはいない、と判断したゾロについて行くルフィとチョッパー。
暑くてノロノロと後ろをついてくるルフィをよそに、チョッパーはゾロに何故ルフィの仲間になったのかと尋ねます。
それぞれが一匹狼で、それぞれが別の目的を持っている。
成り行きで仲間になっただけだと話すゾロですが、その続きは日陰を見つけたルフィに邪魔をされます。
チョッパーはゴムゴムのロケットで吹き飛ばされて気絶してしまい、謎の穴に落ちてしまうゾロ。
しかし穴の下には遺跡のようなものが広がっており、ゾロに続いてルフィ、チョッパーも遺跡に。
3人は、まるで隠されているかのようなドーム状の地下空間へ迷い込んでしまいます。
その頃、ビビたちもまた地上にある遺跡に辿り着き、少しの間だけ休憩を取ることに。
遺跡に触れながら、国とは何かを考えることが多くなったと話すビビ。
国や統治者が代わっても、人々は変わらず生きていく。
国民が幸せに暮らせているのなら、国の上に立つ人間が無理に「自分の国だ」と守る必要はないのではないか。
そう考えてしまうと話すも、それでもクロコダイルは絶対に許さない、と強い意志でそう口にしたビビ。
休憩もそこそこに、ビビたちは再びユバを目指して歩き始めます。
日も暮れ始め、後ろを確認してルフィたちの行方を心配するビビ。
それに対して、なんだかんだ合流できるだろうと考えているナミたち。
ビビは、どうしてそこまで仲間を信頼できるのかとナミに尋ねます。
考えたこともないと話すナミですが、みんなが自分にできることを精一杯やるからかな、と加えたナミ。
仲間がいたとしても、その仲間ができることをやってくれないんじゃ、話にならない。
この海賊団は、それができるのだと判断した、とナミはビビに伝えます。
この仲間たちなら、自分の心にある疑問の答えを持っているかもしれない。
ルフィが飛び跳ねながら合流を喜ぶ姿を見つけ、ビビはそう考えるのでした。
感想
仲間とは何か、をこの回にぎゅっと詰め込んだワンピース、恐るべし。
何か大切なことを言っている気がしてならない。
困った時は助け合い、楽しい時は常に一緒。
どんな時でも駆けつける大切な仲間。
そういう関係性に、ずっと心の中で疑問を抱いていた。
「そういう行動をとっている自分」に酔いしれているだけじゃないの?と。
でも今回の話で、少なくとも自分は少しスッキリした気がする。
ただ助け合うわけじゃない、ただ一緒に時間を過ごすわけじゃない。
今回のルフィの件も、迷子になったら困るから待とうとしたし、心配もしたビビ。
ビビのこの感情は至極当然で、自分も同じ感覚に陥ると思う。
ただ、ナミたちはルフィの持っている力を知っていて、ルフィなら自分でどうにかすると分かっている。
この「分かっている」と「信じている」には、少しばかり違いがあると個人的には思っていて。
本当の仲間とは、なんて語るつもりはないけれど、相手の力を把握して、相手なら必ずやり遂げると分かっている。
つまり相手のことをきちんと理解している、ということに繋がるんじゃないかな、と。
信じることは大切だけど、相手を理解して、何ができて何ができないかを把握するのも大切だと思う。
ルフィたちには、それが出来ていると個人的にこの回を見て強く感じた。
人の強みをいかす、という力がルフィには備わっているのかもしれない。
ナミの言う通り、人は1人で何かをやるには限界がある。
ダメなところは補ってもらい、苦手なことはそれが得意な人に任せ、自分のできることは全力でする。
これが「仲間」なのかもしれない、と思いました。
次回「スパイダーズカフェに8時敵幹部集合」とは、何とも恐ろしい…
タイトルを見る限り、やっとユバに到着するのかな。
コーザはどこにいるのか気になるなあ。
どんな話になるのか、次回を楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子