こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア61話、デクはともかく、かっちゃんの本音が聞けて個人的に嬉しかった回。
僕のヒーローアカデミア第61話「デク VS かっちゃん2」
前回のあらすじはこちら:
僕のヒーローアカデミア61話の簡単なまとめ
デクを呼び出した爆豪は、自分もまたオールマイトに憧れ、だからこそデクと自分の違いを知りたいようでした。
なぜオールマイトはデクを選んだのか。
それを知るために戦えと言う爆豪。
爆豪の放つ爆音に警備ロボから警告がいった相澤は、2人のもとへ向かおうとするも、オールマイトに止められます。
爆豪はがむしゃらに攻撃し、そんな攻撃をかわすデク。
思わず転んだ爆豪に手を差し出すデクですが、爆豪はデクの手を振り払い、振り絞るような声で呟きます。
「なんで…ずっと後ろにいたやつの背中を追うようになっちまった…」
爆豪は今まで溜めていた自分の感情を、デクにぶつけていきます。
いつも自分を追っていたデクが、オールマイトに認められたこと。
どんどん強くなっていくこと。
自分のせいで、オールマイトのヒーロー生命を終わらせてしまったこと。
爆豪は、自分が弱いせいで攫われ、そのせいで助けにくる羽目になったオールマイトを潰してしまったと考えていたのです。
爆豪の心の奥底にある気持ちを知ったデクは、爆豪と戦うことを決めます。
オールマイトよりも身近な存在で憧れていたのが爆豪であると叫び、爆豪に蹴りを入れるデク。
そしてデクのシュートスタイルが爆豪に染み付いた時、デクは拳を握りしめます。
「勝利の権化である君に勝ちたい!!」
振りかぶった拳は爆豪の頬を直撃するも、爆豪に組み伏せられるデク。
それは爆豪の勝利を意味していました。
2人が戦い終わったのを見計らったかのように、オールマイトがやってきて驚く2人。
自分が弱いからオールマイトをそんな姿にしてしまったと悔やむ爆豪に、それは違うと言うオールマイト。
オールマイトは、まだ少年にも関わらず、爆豪の強さにかまけていたことを謝り2人に向けて言葉を発します。
互いを認め合い、高め合うことができれば、最高のヒーローになれるのだ、と。
デクと爆豪はこの戦いやオールマイトの言葉を通して、お互いを越えるべき存在として再認識したようでした。
そしてそれは今までのような関係ではなく、対等なライバルのようだと、オールマイトは感じるのでした。
相澤によって怒られた爆豪とデク。
爆豪は4日間、デクは3日間の寮内謹慎、その間寮内共有スペース清掃を朝と晩、そして反省文の提出。
お互いの今後に必要だった戦いとはいえ、相澤の決めた罰に項垂れる2人なのでした。
翌日、クラスメイトに茶化されながら掃除をするデクと爆豪。
デクは思い切ってシュートスタイルはどうだったか尋ねると、しばらく間を置いたあと爆豪はアドバイスをします。
2人の関係性が、少しずつ変わろうとしていたのでした。
感想
かっちゃんの本音が全て聞けた気がして嬉しかった回。
かっちゃんは勝利に強いこだわりがあって、常に勝つことを意識している子だなと思っていました。
そしてかっちゃんにとってデクは、いつも自分の後ろをついてくる可愛い子分のような存在だった。
そんな子分が、ある日突然、自分の憧れであるオールマイトから力を継承され弟子のような存在に。
ものすごい勢いで自分を越えようとするデクが怖かったのかもしれません。
もしくは、追い越されてしまうかもしれないという焦りもあったかも。
そして、怒り。
自分もまだまだ弱いのに、その性格と勝ちにこだわる姿勢から強いと思われがちなかっちゃん。
でもかっちゃんもまだ高校生で、全てにおいて成長途中です。
自分のせいでオールマイトがヒーローとしての人生を終えてしまったのではないかと、悩んでいたんですね。
自分が憧れていて、いつか超えてみせると思っていたヒーローが、自分を救うためにその役目を終わらせてしまった。
かっちゃん、すごく悩んだと思います。
そんなかっちゃんの気持ちを瞬時に受け取り、かっちゃんの気持ちを受け止めようとしたデク。
デクもかっちゃんに勝ちたい、超えたいと思っていて、今回はそんな2人の気持ちを正面からぶつけることができたと思います。
オールマイトが、2人を止めずに最後まで見届けてくれて良かった。
今までは敵対していた2人ですが、今後はライバルとして切磋琢磨できるのではないかなと思います。
友達にはなれなくても、良きライバルに。
2人の今後が楽しみになりました。
次回は何やら出会いがある予感。
どんな話が待っているのか、今から楽しみです!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子