はる子の趣味部屋

アニメ、海外ドラマ、洋画などなど語り尽くしたい系ブログです。

進撃の巨人について語りたい33

こんばんは、はる子です。

 

お正月はゆっくり休めましたか?今日からお仕事の方も多いかと思いますが、風邪に気を付けて健康でいてくださいね。

 

ではでは早速、進撃の巨人について語りたいと思います。

前回は、鎧の巨人と超大型巨人、そしてエレンが巨人化して戦っていました。エレンが優勢かと思いきや、最後の最後で超大型巨人が壁の上から落ちていくところで終わりました。

巨人3体がぶつかる様子は迫力がありましたが、エレンがどうなってしまうのか不安で仕方ありません。早速いきましょう。

今回のタイトルは「追う者」です。

※一応前回の「進撃の巨人ついて語りたい32」を貼っておきます。

 

chrmyhrk.hatenablog.com

 

エピソード8について

今回の冒頭は前回の続きからすぐに入ります。エレンと鎧の巨人の上に落ちてくる超大型巨人。いかんせん体が大きいので土煙もすごいですが、蒸気もすごくて人間は近づく事ができません。

前も見えないような状況で、エレンは身動きが取れず何もする事ができない様子でした。そこへ鎧の巨人が土煙の中から出てきてエレンのうなじにかぶりつきます

気付いた時には超大型巨人は骨になりかけており、巨人の体から抜け出していたベルトルトがエレンを抱えていました。

どこから出したのか立体機動装置を使って鎧の巨人の肩に乗るベルトルト。そして鎧の巨人は走ってその場を後にしてしまいます。

 

エレン!!

 

アルミンの叫びも虚しく、人間は太刀打ちできないままエレンは攫われてしまいます。

 

現状確認

トロスト区の壁の上では、ピクシスが酒を飲んで気持ちよくなってしまったのか、いびきをかいて寝ていました。相変わらずですね。(笑)

そこへアンカという兵士がきてなかなか起きないピクシスの頭をはたきます。アンカすごい…司令の頭をはたくなんてただ者じゃありませんよ。

今どのような状況なのか、報告を待っているようでした。やはり壁の中で巨人に遭遇した可能性は低いと考えているようでしたね。

そこへエルヴィンが来て、「憲兵団をこの巨人のいる領域まで引きずり下ろす事が叶いました」と言いながら下を見ると、憲兵団がすぐ真下で集まっていました。

 

下では唯一ジャンが1人で104期兵の心配をしていましたが、憲兵団はいまだに余裕そうに会話をしていて、あろうことか近くにいたリヴァイに軽口を叩きます。

 

なあリヴァイ、俺らの獲物はどこだ?

 

そしてリヴァイはくるっと振り向き話し始めます。

 

なんだ?お前らずいぶんと残念そうじゃないか。悪いな、お目当ての巨人と会わせられなくて。今回のところはまあ残念だったかもしれんが、壁外調査の機会はいくらでもある。これからは力を合わせて、巨人に立ち向かおうじゃないか

 

巨人と戦う度胸もないやつらが何をピーピー言ってるんだ?と言わんばかりの表情で淡々と話していましたね、リヴァイ。憲兵団はすぐさま「内地の仕事が…」とゴニョゴニョし出します。じゃあ何で言ったのよ、全く…(笑)

そこで先遣隊が帰ってきた事を知らされ、ピクシスやエルヴィンともども全員で話を聞く事になります。

 

先遣隊のフィルは、息を切らしながらピクシスの説明をします。

壁に穴などの異常がなかった事、そして、それとは別に大変な事態になってしまった事。後ろでサシャがお水をゴクゴクと飲んでいるのが可愛い。

フィルは、トロスト区に報告に向かう途中でハンジ分隊長率いる調査兵団と遭遇した事を伝え、その中には装備を着けていない104期兵が数名いた事、そしてそのうちの3名が巨人だった事を伝えるのです。

ジャンは誰が巨人だったのか聞き出そうとしますが、エルヴィンに止められ、正体が判明した後どうなったのかとフィルに聞きます。フィルは、超大型巨人そして鎧の巨人と戦った末に、すぐに決着がついたと報告をしましたね。

一体どこまでに報告されているのか分かりませんが、アニは憲兵団、そしてライナーとベルトルトは調査兵団です。どちらの兵団にも巨人がいたとなると、混乱が広がってしまう恐れもあります。エルヴィンはそれを分かっていて止めたのか…?と勘繰りました。(笑)

 

ミカサの想い

ミカサやアルミンたちは、壁の上で待機及び休息をとっていました。ミカサも脳震盪だろうという事で、まだ目は覚めません。ハンジたちも熱風にやられて意識がない人が多い中で、アルミンはミカサの隣でミカサが起きるのを待っていました。

ミカサは、過去の夢を見ているようでした。エレンがいつものように、アルミンをいじめる少年たちに立ち向かっていったとアルミンから聞いたミカサは、すぐにその現場へと向かいます。

相手が何人だろうと関係なくケンカをするエレン。今回は、その少年たちがアルミンの家の3日分のパンを奪った事が原因でケンカになっていました。

露店先でケンカをしていたため、店主は近くにいたハンネスたちにケンカを止めるよう言いますが、ミカサが来るのが分かっていたのでしょう、問題ないと話します。そうこうしているうちにミカサが到着し、本格的にケンカが始まってしまうのですが、エレンはミカサがいる事に驚いているようでした。

個人的には、エレンはミカサに助けられる事が好きではないんだろうなあと思っています。ミカサが女の子だから、というよりは、いつも自分で何とかしようとしている時に現れては解決してしまう事に腹を立てているように感じます。

ミカサがいなくても勝てる、と証明したいのか、憲兵団が到着して捕まえようとしてもエレンは逃げた少年たちを追いかけて行ってしまいました。

そして、エレンの名前を叫んだところでミカサは目を覚まします。

飛び起きたミカサは周りを見て現状を把握しようとしていましたが、アルミンの「ミカサ?」の声にすぐに反応してエレンの居場所を聞きますね。アルミンの静止も振り切り壁の下を覗くも、そこにはエレンたちの姿はなく、リラックスしている巨人の姿だけがありました。

 

どこ?!

…エレンは連れ去られたよ。ユミルも、ベルトルトとライナーに

 

どうでもいい話なんですけど、「」内はセリフの通りに書くようにしているのですが、私は「ライナーとベルトルト」派で、アルミンは「ベルトルトとライナー」派なんだなと思いました。すみません。

 

エレンは、鎧の巨人に負けた。それからもう5時間は経ってる

 

アルミンの言葉に誰か追いかけているのか聞くミカサでしたが、馬を、鎧の巨人たちが逃げていった側に下ろす事ができないためにリフトが来るまで待つしかないとアルミンに言われて少し冷静を取り戻しますが、ミカサは不安を口にします。

 

エレンがアニにさらわれた時、私はすぐに追いかけ、リヴァイ兵長と戦ってやっと…それでようやく取り戻せた。でも、5時間もたった後では…

 

エレンの事になると感情を丸出しにする事が多い気がするミカサ。エレンはミカサにとって本当に大切な存在である事が分かります。

そして先ほど思い出していた子供の頃の思い出と重なるような事を言います。

 

なんで、エレンはいつも、私たちから遠くに行くんだろう?

 

アルミンも気持ちが分かるのか「そういえばそうだね」と続けます。

 

エレンは昔から、1人で突っ走っていくんだ。僕らを置いて…きっと、そういう星の下に生まれついたんだよ、エレンは…

 

この2人が、エレンが突っ走ってしまう事がある性格だと分かっていた事にホッとしました。そしてそれを受け入れている事も。

ミカサは、エレンにもらったマフラーを巻き直し言います。

 

私はただ…そばにいるだけでいいのに…それだけなのに…

 

そう言いながら泣くミカサ。どうしようもなく抱きしめてあげたくなりました。ミカサはエレンが行くところには必ずついて行っていましたよね。エレンはそれが時々面倒に感じていたみたいですが、ミカサはエレンの母カルラからも、2人で頑張るよう言われているのを覚えているのかなと思います。

そこへハンネスがやってきて、ご飯を食べるように言いますね。ここ、ハンネスのお気に入りシーンです。

彼らが食べているのは野戦糧食と呼ばれるもので、戦場で栄養のあるものを食べられるよう作られた食糧の事のようです。食べているシーンを見ると、カロリーメイトのようなものを食べていますね。

なかなか食べようとしない2人に、ハンネスは話しかけます。

 

いつもの事じゃねえか。あの悪ガキの起こす面倒の世話をするのは、昔からお前らの役目だろ?腐れ縁ってやつだよ全く…お前ら、時代とか状況が変わってんのに、やってる事はがきんちょの頃のままだぜ。だろ?

 

ここでアルミンは笑いながら「街のガキ大将と巨人とじゃ、背の高さが違いすぎるよ」と言いますが、ハンネスは続けます。

 

まあ、しっかしあのバカはろくにケンカも強くねえくせに、相手が3人だろうと5人だろうとお構いなしに突っ込んでったよな。そんでミカサや兵士に止められる頃にはもうボロボロだ。

ただな、勝ったところはついぞ見た事はねえが、負けて降参したところも見た事がなかった。

あいつは時々、俺でもおっかねえと思うぐらい執念が強え。何度倒されても、何度でも起き上がる。そんなやつがだ、ただ大人しく連れ去られていくだけだと思うか?いいや、力の限り暴れまくるはずだ。ましてや敵はたったの2人だ。相手が誰であろうと手こずらせ続ける、俺やお前らが来るまでな。エレンはいつもそうだろ?

 

このハンネスの言葉に、ハッとするミカサとアルミン。ハンネスは、励まそうという気持ちも確かにあったと思いますが、自分が知っているエレンはそういう人間で、諦めない、だから必ず生きて戻ってくるんだと自分自身に言っているようにも聞こえました。

 

俺は、あの日常が好きだ。エレンに言わせりゃ、そんなもんはまやかしの平和だったのかもしれんが…やっぱり俺は、役立たずの飲んだくれ兵士で十分だったよ。

あの何でもない日常を取り戻すためだったら俺は何でもする。どんだけ時間がかかってもな。俺もいくぞ。お前ら3人が揃ってねえと俺の日常は戻らねえからな

 

またここでです。このセリフで鳥が出てくるという事は、やはり平和自由を象徴しているのかもしれませんね。でも、巨人は私たちが知る限りこの世にはいませんが、私は「何もない、ただの日常」ほど安心するものはないのではと思っています。

なのでハンネスのいう「役立たずの飲んだくれ兵士で十分だった」という言葉が痛いほど分かります。

巨人を1匹残らず駆逐したい、ガキ大将を倒したい、そんな目標があってもいいと思いますが、エレンには、心が休まるような人や環境をまた手に入れてほしいと心から思いました。

ミカサとアルミンはハンネスの言葉に頷き、食糧を無心で食べ始めます。ここのシーンが、なぜか私は泣けてしまって仕方ありませんでした。2人の覚悟を決めた表情を見たからなのか、ハンネスの言葉が響いたからなのか、両方なのか。胸に響くシーンでした。

 

エレン奪還作戦

しばらくすると、エルヴィンが憲兵団や調査兵団を引き連れて壁の上を馬でかけてきました。リフトなどを運んできてくれていましたね。

出発の準備を進めていく中で、アルミンはクリスタに残るように言いますが「2人には分かるはずでしょ」と自分も行く事を伝えます。ユミルは大切な友達だもんね。

そしてコニーも、自分で確認するまでは信じられないと行く意思を見せます。コニー、知っちゃったんだね…

エルヴィンはモブリットに状況を確認しリフトを下すよう命令しましたが、その時モブリットの足に異変が…と思いきや、這ってきたハンジが足を掴んだだけでした。(笑)

地図を用意させ、小規模な巨大樹の森にいる可能性が高いと言います。

 

彼らの目的地を、ウォール・マリアの向こう側だと仮定しようか。さらに、その長大な距離を渡り、進む体力が残ってないものと仮定してみよう。どこか、巨人の手の届かないところで休みたいと思うんじゃないか?巨人が動かなくなる夜まで!

 

ハンジ、好きです。もう進撃の巨人には好きな人が多すぎます。素晴らしい人間が多すぎる。

 

ここで視点は変わり、エレンが目を覚ましていますが、何だかエレン

 

腕がない

 

おい、起きたか

 

というライナーの言葉と、

 

夜までだ!夜までにこの森に着けば、まだ間に合うかもしれない!

 

というハンジの言葉と、そして

 

行くぞ!!

 

というエルヴィンの声と共に駆け抜けていくところでエピソード8が終了します。

個人的に今回はハンネスがとても泣かせにきた回でした。最初は、エレンと同じ気持ちになって「飲んだくれ兵士!」と思っていたのが、ハンネスの3人を思う気持ちやカルラの時のやるせない気持ちなどを共有した結果、見事ハンネスファンになっていました。(笑)

子供相手にも謝れる大人になりたい。素敵だなと思いました。

しかしエレンは腕がないように見えたのですが、大丈夫かな…ユミルも隣にいましたし、これはもうシーズン2は走り去る勢いで見ていくしかありませんね。(笑)

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子