はる子の趣味部屋

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僕のヒーローアカデミア7−7のまとめと感想

こんばんは、はる子です。

 

僕のヒーローアカデミア、シーズン7の7話目。まさかの展開…

 

 

僕のヒーローアカデミア第7話「敵<ヴィラン>」

 

 

前回のあらすじはこちら:

 

chrmyhrk.hatenablog.com

 

 

 

僕のヒーローアカデミア141話の簡単なまとめ

 

アメリカNo.1ヒーロー、スターアンドストライプは死柄木に敗れたものの、大きな傷跡を残していました。

 

死柄木は回復するまでに約1週間はかかり、その間に準備を進めようとする雄英生たち。

 

しかしオール・フォー・ワンには無数の筋道が立てられており、死柄木が動けない状況でも笑みをこぼすのでした。

 

 

 

 

デクやA組のみんなは、それぞれの個性をさらに強化するべく訓練に励んでいましたが、そこに暗い影を落とす生徒が1人。

 

葉隠は、1人森の中でその影を落とす生徒の会話を聞いていました。

 

個性を持たずに生まれ、人と違うことを極端に恐れていたその生徒は、子を想う親によってある人物から個性を授けられていました。

 

オール・フォー・ワン。

 

その見返りは、雄英高校に入り内部情報をオール・フォー・ワンに報告すること。

 

 

その正体は、青山優雅でした。

 

 

両親に言いくるめられ、涙を流しながら嫌がる青山を見た葉隠は、ある人物にこのことを伝えに戻っていました。

 

 

デクです。

 

 

木の影から姿を現したデクに驚いた両親は、咄嗟にその場を取り繕いますが、デクには通用しません。

 

デクが戻ってからずっと浮かない顔をしていた青山を、デクは心配していました。

 

自分を心配してくれていたと知った青山は、両親が止めるのも聞かずに真実をデクに話してしまいます。

 

 

「緑谷くん、僕は、クズのヴィランだ」

 

 

涙を流しながらも、微笑みながらそう言った青山に、デクは呆然と立ち尽くすことしかできませんでした。

 

しかし青山がデクめがけてレーザーを放った時、青山とデクの間に入ったのは葉隠でした。

 

光を屈折させることができると言った葉隠の姿が初めて見えた時、その目からは涙がこぼれ、青山がしたことに対して怒りを抱えていました。

 

すぐにデクが動き、青山や両親を黒鞭で拘束すると「もうやめよう」と目に涙を溜めながら悔しそうに呟くのでした。

 

 

 

 

教室で拘束具を付けられた青山と両親は、塚内や校長、オールマイトたちやA組がいる中で、オール・フォー・ワンについて聞かれていました。

 

向こうから指示がある時のみ情報を報告するので、こちらからは接触できないという青山の父親。

 

青山は、同じ無個性のデクがオールマイトから個性を受け継ぎオール・フォー・ワンと戦おうとしている姿を見て、心配するのではなく絶望した自分に気付き、自分自身に絶望したと話します。

 

ここでも僕はヴィランだと話す青山に、君はまだヒーローになれると叫んだデク。

 

デクは、オール・フォー・ワンの居場所をこちら側が見つけることは不可能だと考えており、ならば青山はどうだと考えます。

 

デクの言葉にだんだんと彼の言葉の真意に気付くA組と、警察や教師たち。

 

デクは、青山ならオール・フォー・ワンを誘き出すことができるのではないかと考えたのです。

 

 

「君はまだ、ヒーローになれるんだ」

 

 

改めてそう伝えたデクを、青山は涙を流しながら見つめるのでした。

 

 

 

感想

 

いやー、ちょっと…予想外の展開に驚きを隠せませんが…

 

最初の描写では葉隠ちゃんが内通者なのか?!と驚いたけど、まさか青山くんだったとは…

 

誰が内通者でも驚くしショックだけど、デクのことを応援してくれていた青山くんを知っているからこそ、ショックが大きかった。

 

しかも青山くんもまた無個性で生まれていたなんて。

 

かっちゃんのいう通り、世界は狭いというか…他にも無個性の人がたくさんいそうだなと思った。

 

何よりもさ、デクは平和の象徴オールマイトから個性を受け継いでいるのに対して、自分は悪の象徴オール・フォー・ワンから個性を受け継いでいるという事実。

 

しかも自分で頼んだわけではなく、でも両親も悪気はなく自分のことを思ってしてくれたことだと分かっているからこそ、身動きが取れなかったんだろうな、と。

 

ずっと重い鎖で拘束されていたような気分だったろうな、と思うと青山くんがどんな気持ちでA組にいたのか…

 

青山くんはA組の中で普通に笑えていたと言っていたけど、普通ではなく無意識に笑わないといけない状況だっただけな気がするんだよなあ。

 

仲良くしないと不自然だし、でも仲良くするたびに自分がしていることが頭をよぎるし、もうやめたいと何度思っただろうか。

 

それにしても腹立つな、オール・フォー・ワン。

 

無個性がマイナスな要素になるヒロアカの世界で、個性を授けてその代わりに自分のために動け、裏切るなら殺すなんて外道すぎる。

 

いや、確かにオール・フォー・ワンがどんな人間か全く知らなかったわけではないだろうから、両親が無罪かと言われたら微妙だよ。

 

でも裕福な家で育って大人になって、困るということを知らなかった両親が初めて困ったのが無個性の自分の子供だったとしたら、と考えてみておくれよ。

 

パニックになって、悪い人と言われているけど個性を授けてくれると言っているし、もしかしたらそんなに怖い人じゃないのかもしれない。

 

オール・フォー・ワンに対してそう思っても不思議じゃないな、と思ったんですよ。

 

世の中そんなに優しさで溢れているわけではないと分かる人もいるけど、そうじゃない人もいるよなあ、と思ったのです。

 

だから、誰が悪いのかと聞かれたら私はオール・フォー・ワンと答えます。

 

許すまじ諸悪の根源。

 

…レディ・ナガンのように、青山くんが危険な目に遭わないと良いけど…

 

 

 

 

次回「皆がヒーローになるまでの物語」

 

青山くん、君はヴィランじゃないからね。

 

大丈夫、君には心強い仲間がいるからね。

 

次回も楽しみにしたいと思います!

 

 

 

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子