はる子の趣味部屋

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ワンピース283話(3−55)のまとめと感想

こんばんは、はる子です。

 

ワンピース283話、何回泣かせる気なんだよ…

 

 

ワンピース第283話「全ては仲間の為に!闇の中のロビン!」

 

 

前回のあらすじはこちら:

 

chrmyhrk.hatenablog.com

 

 

 

ワンピース283話の簡単なまとめ

 

ウォーターセブンでアイスバーグに銃を突きつけていたロビンは、歴史を知りたいという純粋な理由でポーネグリフを探していたと話します。

 

しかしその純粋な理由が人を傷つける可能性もあると返したアイスバーグは、オハラがどうなったか忘れたのかと言いロビンを怒らせます。

 

世界政府に人生を狂わされたと話すロビンは、ならなぜ世界政府のために動くのだと聞くアイスバーグに全てを話し始めます。

 

世界政府に自分の身柄を渡せば自分の命がないことは分かっているが、でなければ麦わら海賊団にバスターコールが発令されること。

 

今まで守るものがなかったから逃げ延びてきたが、麦わら海賊団のことだけは自分の命にかえても守りたいこと。

 

そのために世界が危険に晒されても構わないということ。

 

アイスバーグから全てを聞いたナミは、壁に挟まっていたルフィに苛立ち、自分たちのために死のうとしているロビンの現状を叫びます。

 

真実を知ったルフィは壁から抜け出し、ココロばあさんの協力で海列車ロケットマンに飛び乗り、エニエス・ロビーを目指したのです。

 

 

 

 

いつか必ずお前を守ってくれる仲間に出会える。

 

サウロのこの言葉を信じて、どんなに後ろ指を刺されても生き延びてきたロビンは、ようやく信頼できる仲間に出会えました。

 

そんな仲間を、自分の命を引き換えにしても守りたいと思ったロビンですが、その仲間たちもまた、命をかけてロビンを助けにきたのです。

 

エニエス・ロビーの旗を撃ち抜き、全世界を敵に回した麦わら海賊団の船長は、ロビンからの言葉を待っていました。

 

 

「生きたい」

 

 

この言葉をロビンから聞くために、ロビンに大声で叫んだルフィ。

 

生きることは悪だと言われてきたロビンは、頭の中で言われてきた言葉たちがぐるぐると駆け巡りますが、ふとサウロの言葉を思い出します。

 

次の瞬間ロビンの口をついて出たのは、ロビンの心からの声でした。

 

 

「生きたい!!私も一緒に海へ連れてって!」

 

 

この言葉を聞いた麦わら海賊団はそれぞれが改めて覚悟を決め、ルフィはニヤリと笑うと「行くぞ!」と声をかけます。

 

何が起こっているのか把握している船長は、ロケットマンめがけて仲間と共に飛び降りて行くのでした。

 

 

 

感想

 

だめだ、このシーンは何度見ても鼻水がずびずび出てくるレベルで泣いてしまう…

 

今まで自分の存在を全否定されて生きてきて、ロビンなら雑に扱っても良いやと思われたり、大切にしてもらえなかったわけじゃないですか。

 

ロビン自身も、仲間と呼べる人たちに出会えず1人で海賊を渡り歩いて生きてきたわけだけど、1人でいることに慣れていたと思うんです。

 

それが当たり前になっていて、仲間とか頭の中からすっぽり忘れていたまであるよな、と思ったり。

 

でも、捨てようとした命をルフィに救われて、最初はこいつらも使ってやろうと思っていたかもしれない。

 

でも麦わら海賊団を知ってしまったら、使い捨てのような扱いは出来なかったんじゃないかな。

 

だって船長のルフィが既にロビンを仲間認定していたし、チョッパーは分け隔てなく話してくれるし、ウソップもナミもサンジも打ち解けてくれて。

 

ゾロは最後まで疑っていたけど、仲間が信じるならとりあえずは信じてやろう、という姿勢からだんだん害はないなと判断して、いつの間にか仲間になっていた。

 

麦わら海賊団と一緒にいると楽しくて、飽きなくて、この時間がずっと続けば良いのにと感じて、少しずつ幼い頃のロビンの心を取り戻していったように思う。

 

その段階でロビンがサウロの言葉を思い出していたかは分からないけど、これが仲間というものなのか、と私ならしみじみと実感してしまうと思う。

 

そして一度知ってしまった感情は、もうなかったことには出来ない。

 

仲間という存在を知ってしまったら、知らなかった頃には戻れない。

 

その存在を失う時は、どちらかが死ぬ時だけだとロビンが考えたのだとしたら、ロビンの選択は彼女にとって至極当然の選択だったんだろうなと思った。

 

初めてできた大切な仲間を、どうしても救いたかったし生きてほしかったんだろうな。

 

でもロビンにとって初めての仲間だから、仲間もまたロビンに同じような感情を抱いていることに気付かなかったんだろうね。

 

ワンピースはこのシーンを見せることで、仲間はどんな時でも助け合うのだと子供たちに教えたかったような気がする。

 

幼少期の心の成長にはとても良いんじゃないかなと思うけど、大人が見ると過去を思い出したり、こんな友情欲しかったなと思わされたり。

 

どの世代が見ても、このシーンは心に迫るものがあるよなあ、と改めて感じました。

 

まだCP9が待っているしどんな結末になるのか全く想像がつかないけど、ロビンは絶対に救い出すしエニエス・ロビーからも脱出する。

 

もう言い切る。

 

これからが楽しみだ。

 

 

 

 

次回「設計図は渡さない!フランキーの決断」

 

ようやく少し話が進展しそうなタイトルだね。

 

今度はフランキーか、ロビンを助けようとしてくれるのかな。

 

大丈夫よフランキー、フランキー一家もすぐそこまで来ているからね!

 

次回も楽しみにしたいと思います!

 

 

 

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子