※若干のネタバレがあります、ご注意ください※
こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア、シーズン7の10話目。手の汗と額の汗が止まりません。どうなっちゃうのこれ…
※このブログはまだ「僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ」を観たことがない人に「観てみたい!」と思ってもらえるよう、
そして「ヒロアカ」を観たことがある人には主に私の個人的な感想を共有できたらという思いで書いているブログになります※
前回のあらすじはこちら:
僕のヒーローアカデミア144話「DIVISION」
僕のヒーローアカデミア144話の簡単なまとめ
第2次決戦の最終プラン
デクたちのいる寮にやってきたオールマイト、塚内、そして校長の3人は、A組のみんなに第2次決戦の最終プランを説明します。
プロヒーローがどんなに探しても見つからないオール・フォー・ワンを、おびき出そうとしていたのです。
そしてこの作戦に必要不可欠な存在、青山はこの作戦に賛同したようでした。
青山がヒーローとしてこの作戦に賛同したと聞いて喜ぶデクやクラスメートですが、八百万は青山家の命の心配をします。
オール・フォー・ワンがどのように嘘を見抜いているか分からない以上、青山が裏切ると分かれば命が危ないからです。
しかしここで相澤の作戦が生きてくる、と話したオールマイトが寮の扉に向かって入るよう言うと、そこから現れたのは
心操でした。
以前は洗脳した者を喋らせることは出来ないと言っていた心操ですが、ひたすら個性伸ばしをしたことで、
青山家を洗脳した上で心操の言葉を喋らせることが可能になっていたのです。
これでオール・フォー・ワンをおびき出す手筈は整いますが、ではおびき出したオール・フォー・ワンとどう戦うのか。
最初からプロヒーローがずらりと並んでいては、オール・フォー・ワンは出てこない。
そこで必要となったのが捕らえている黒霧の個性です。
雄英には個性をコピーできる生徒が1人。
B組の物間です。
彼に黒霧の個性をコピーさせ、そこから続々とヒーローたちを出現させる作戦。
これが相澤の考えた作戦であり、この作戦が実際に実行されることとなったのです。
戦いの始まり
オール・フォー・ワン率いるヴィランと、プロヒーロー含め集まった雄英生たち。
ヴィランとヒーローが対峙したことでオールマイトが「システムトロイアオン!」と叫ぶと、
ヴィランの足元から現れたのは、巨大な檻のようなもの。
いくつかの檻に分断され収監されたヴィランたちはすぐに檻を壊そうとしますが、ヒーローたちはその隙を与えません。
ここでもう一度、物間にワープゲートを開かせると、いくつか開いたワープゲートにそれぞれの檻を押し込んでいくヒーローたち。
これが、オールマイトがどうしてもしたかった「分断」の作戦だったのです。
檻と共に押し込んだヒーローたちもワープゲートを通り、その先で戦う作戦を実行するも、思い通りにいかなかった人物が1人。
デクは、爆豪たちと同じワープゲートに入るはずが、何かに引っ張られて別のワープゲートへと引きずり込まれていったのです。
天空の棺
デクを別の場所へ引きずり込んだのは、トガヒミコでした。
本来ならデクは、爆豪と共にベストジーニストやミルコたちが待つ天空の棺にいるはずでした。
そこは対死柄木として用意された場所で、空に浮かぶ天空の棺の地下では、発目をはじめ、八百万が部品を創造し、上鳴が電力を貯めるなど、
それぞれの個性をいかして死柄木戦に備えていた場所だったのです。
そして相澤の個性を物間がコピーすることによって、死柄木の個性を一時的に無効化し、
デクがより戦いやすいように用意された場所でもありました。
しかしデクはいない上に、相澤は、死柄木がもはや未完成ではないことに気付くのです。
死柄木弔とイレイザーヘッド
腕が無数の指で大木のようになった死柄木のその個性を知る者は、誰1人としていませんでした。
知らされていない個性にその場の全員が動揺する中で、その大木のような死柄木の腕はミルコを襲います。
ミルコの姿が見えず血痕だけが見える状態で、死柄木は相澤に対し「お前は格好良いやつだと思っていた」と呟くと、
「ホント、がっかりだぜ。
と続け、同じく動揺した表情の相澤を睨みつけるのでした。
感想
まさかこんな壮大な作戦が用意されているとは思わなかったので、大変驚きました。
相澤先生、どうしたらこんな作戦を思いつくのだろうか…彼の頭の中を一度覗いてみたい…
初めて心操くんを見たとき、デクを操って勝とうとしていたところだったので、最初は苦手意識を持っていたんです。
でも純粋にヒーローになるために努力する心操くんを見ていくうちに「頑張れ!」という気持ちが強くなっていきました。
そして今では個性を伸ばして、洗脳した相手の言動までも操れるようになった。
どれだけの努力をしたのか、それが決して簡単な道のりではなかったことは想像しなくても分かります。
ありがとうね、心操くん。
あなたのおかげで作戦を開始することができたと言っても過言ではないよ。
皆さんは心操くんに対してどう感じていますか?
第一印象から今に至るまでに感情の変化があったのか、聞いてみたい気がする。
そして感謝をするのは心操くんだけではなかったね。
物間!
あんたはいちいち嫌味ったらしくて、A組のみんなを困らせることが多かったよ。
私はそこまで好きになれなくて、正直この作戦で登場するまで君の存在は頭にはなかった。
でもヒーロー科にいる理由が、物間にもあったんだね。
ヒーローに向いていない、脇個性だと言われていたあんたが、ちょっとばかり捻くれてしまった理由も分かる気がするよ。
それでもヒーローになりたくて個性を磨いてきた物間。
黒霧の個性をコピーしてくれと相澤に頼まれたとき、私には物間に自信がないように見えた。
でもブラド先生や相澤の言葉を聞いて、自分にもプロヒーローの素質があると思ってくれたみたいだったね。
その後の物間はいつも通りのぶっ飛んだ物間だったけど、それでも黒霧の個性と相澤先生の個性をコピーしたことは、
この戦いにおいてすごく大きなことなんじゃないかなと思う。
だから、ありがとうね物間。
…物間好きの方がいたら不快に感じたかもしれません、ごめんなさい。
檻で分断してバラバラに戦う作戦、とっても良いじゃん!と思いました。
でもオールマイトと塚内さんが「いけるぞ!!」みたいに話し始めた瞬間「おや、これはいけないか?」と思ってしまった。(笑)
だって!そんなこと言われた上手くいかない未来しか見えないじゃないですか!
フラグ回収しちゃうんだろうなって思っちゃうじゃないですか!
オール・フォー・ワンが焦っているところを一度も見たことがないし、今回も焦っていなかったのが本当に不気味で怖いんですよ。
そして少しだけ「チッ…」となってしまった人物が1人。
トガヒミコ。
デクと戦いたかったのか、そもそも死柄木の元に行かせまいとしていたのか分からないけど、余計なことするなよと思った。(笑)
てっきりトガちゃんはお茶子ちゃんと戦いたがるかなと思っていたから、やっぱりデクのことが気になるのかな?
どちらにせよ、私はデクと死柄木の戦いが見たかったの。
だからトガちゃんのことは好きだけど、今回は余計なことしてくれたなあんた、と思っています。(笑)
トガちゃんはヴィランだけど個人的に気になる人物の1人なんですよ。
皆さんはヴィランの中で「この人が好き」とか「この人が気になる」という人物はいますか?
そして最後の死柄木のシーン。
発目さん、めちゃくちゃすごい16歳じゃないですか?
サポート科の人たちが頑張って用意してくれた機材と、百ちゃんや上鳴の個性との連携。
あの短期間で、あんなに完璧なシステムを作り上げた発目さんの才能には本当に驚かされました。
天空の棺という名前も、死柄木を倒すという強い意志が感じ取れて好きです。
「ここがお前の棺だ」と言わんばかりの名前なので、本当に死柄木をここで倒せたら良いんだけどね…
ワン・フォー・オールの持ち主であるデクがいない以上、死柄木はここで倒れるなんてことはないんだろうな…
だって死柄木とオール・フォー・ワンが欲しいのは、ワン・フォー・オールなんだもの…
そのためにこんな大掛かりな戦いをしているわけで、その目的がその場にいなければ天空の棺を脱出するのみでしょ?
脱出できるとは今のところ思っていないけど、あの謎な個性を見たあとではそれも分からないな…
私、ミルコ好きなんですけどミルコは無事なんでしょうか…とても無事には見えないのですが…
そして死柄木の相澤先生に対するヘイトが強いなとも思ったな。
個性を消されるのは確かに腹立つだろうけど、それ以上に相澤先生のことが嫌いな感じがするんですよね。
相澤先生は既に片足も片目も失っているから直接戦うのは難しいと思うので、今後の天空の棺での戦いが気になります。
そして轟くんが荼毘と戦うことになったのも、轟くんの心境を考えると少し不安。
仕方ないとは思うんだけど、エンデヴァー、あんたが荼毘と戦いなさいよとは少し思ってしまったよね。
なんで既に全て背負っている轟くんが荼毘と戦うんだ、とほんの少しだけ、轟くんの父親としてエンデヴァーにイラッとしてしまった。
まあでもエンデヴァーは現在No. 1ヒーローだから、当然オール・フォー・ワンに行くのは分かるんだけどね。
さてさてこの分断作戦、果たして上手くいくのか。
次回「INFLATION」
誰がメインの話になるのか…
次回も楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子
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