はる子の趣味部屋

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僕のヒーローアカデミア7−4のまとめと感想

こんばんは、はる子です。

 

僕のヒーローアカデミア、シーズン7の4話目。死柄木についてなら数時間は語れる。

 

 

僕のヒーローアカデミア第4話「Memories『死柄木弔:Destruction』」

 

 

前回のあらすじはこちら:

 

chrmyhrk.hatenablog.com

 

 

 

僕のヒーローアカデミア「死柄木弔:Destruction」の簡単なまとめ

 

死柄木弔が、志村転弧だった頃に受けた仕打ちを糧に全てを破壊すると決め、それを実行に移したことで大勢の人間が犠牲になった事件。

 

死柄木はオール・フォー・ワンの全てを引き継ぎ、気付いた時には街のほとんどを破壊しており、到着したヒーローたちと戦っていきます。

 

本能レベルでデクの持つワン・フォー・オールを狙う死柄木に、デクはなるべく被害を最小限に抑えるべく死柄木を中心部から離れさせることに。

 

この行動で、ヒーローの中でも数名がデクの持つ個性について知ることになります。

 

デクを目の前にした死柄木は、勝手に口をついて出た言葉の裏にオール・フォー・ワンがいることに気付くと、彼の「先生」と決別することに。

 

これは自分の力だ、自分の意志だと繰り返した死柄木は、ヒーローたちに襲い掛かります。

 

爆豪を傷つけ、無駄な血を流したと言い放った死柄木に思わず近づいてしまったデクは、気がつくと自分だけが動けない空間にいました。

 

死柄木はオール・フォー・ワンに縛られ思うように動けず、デクのそばには死柄木の祖母の志村菜奈の姿や、オール・フォー・ワンの弟である与一の姿が。

 

デクは、オール・フォー・ワンに縛られ思うように動けない死柄木を見て、救けを求めているように見えます。

 

志村菜奈は、そんなデクに死柄木弔を殺せるかと聞き、答えにためらうデク。

 

救けを求めているように見えた人間が、救いようのない人間だと分かった時、果たしてデクはその相手を殺せるのか。

 

デクは、ワン・フォー・オールの力は誰かを殺すためのものでなく、救けるためのものだとオールマイトに教わったと話し、死柄木を救ける意志を見せます。

 

その言葉を聞いた志村は涙を流し、だからこそ君についていくんだ、と与一が返し、ワン・フォー・オールの全継承者がデクのために全力を貸すことに。

 

こうして、デクは一人で雄英を離れ力を身につけていき、最終的にA組のみんなのおかげで雄英に戻ることを許されます。

 

そしてオールマイトの要請に各国の首脳が日本へのヒーロー派遣を渋る中、ある人物が一番乗りで日本へやってきます。

 

 

アメリカ合衆国No.1ヒーロー、スターアンドストライプ。

 

 

オールマイトのため、そして死柄木弔を止めるため、アメリカNo.1ヒーローが日本に上陸するのでした。

 

 

 

感想

 

私の関心を奪う人物、死柄木弔。

 

綺麗事では生きていけないからこそ言うと、志村菜奈のいう「救いようのない人間」はいると思っていて、そういう人を救けられないこともあると思う。

 

ただ、死柄木が救いようのない人間なのか聞かれたら、私は「分からない」と答える。

 

彼はひたすらに破壊しようとしているけど、じゃあ全てを破壊して何も無くなったとして、彼は何を感じるんだろう。

 

すっきりするのだろうか。

 

全てを破壊しても、死柄木が手に入れたいものは手に入らないんじゃないかなと思っているよ。

 

転弧の頃はヒーローに憧れていて、笑顔すら見せていたのに、死柄木になってしまった。

 

自分の個性が破壊だったせいで家族全員を殺してしまい、もう全てがどうでも良くなってしまっただけで、救いようのない人間には見えない気がする。

 

確実に父親のことは憎んでいたと思うけど、じゃあ母親は?祖父母は?モンちゃんは?

 

モンちゃんを殺してしまってパニックになり家族を次々と殺してしまったけど、最後の父親にだけは殺意を抱いていたように見えた。

 

個人的な感想だけど、私はあの父親のやり方は間違っていたと思っていて、どこかエンデヴァーに似たものを感じた。

 

自分の心の闇や欲望を、自分の子供にぶつけるのは間違っていると思う人間なので、エンデヴァーもあの父親も、親としては失敗したなと思っている。

 

エンデヴァーは何とか修復しようとしていて、子供が大人になって歩み寄ろうとしてくれているけど、死柄木はそれすら出来ない。

 

自分で殺してしまったから。

 

そういう、ぶつける場所のない怒りや、やるせなさや、どうしたらこのイライラが消えるのかが分からない状況が、今の死柄木を生んでしまったように感じる。

 

自分で自分のことを追い込んでしまって、そこにオール・フォー・ワンの登場で取り返しのつかない未来に進んでしまったんだろうなあ、と。

 

でもやっぱり私はあの父親は許せないし、志村菜奈ももう少し上手いやり方があったのでは、とも思ってしまう。

 

大人の身勝手で傷つくのはいつも子供で、でも大人はその責任を取ろうとしないことが多い。

 

その結果が死柄木なのでは、と思っています。

 

だからこそデクには死柄木を殺さずに、救けてほしいと思ってしまいます。

 

さて、気持ちを切り替えてスターアンドストライプの話を楽しみにしましょう!

 

なんたってアメリカNo.1のヒーローですもの、彼女の戦いっぷりが楽しみで仕方ない。

 

 

 

 

次回「欧米ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」か。

 

ぶっちぎりの凄さ、早く見てみたい。

 

次回も楽しみです!!

 

 

 

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子