こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア、シーズン6の17話目。ついにワン・フォー・オールに触れていくのか…
僕のヒーローアカデミア第17話「火の不始末」
前回のあらすじはこちら:
僕のヒーローアカデミア128話の簡単なまとめ
エンデヴァーと冷との結婚は、個性婚でした。
炎の個性と氷の個性を持つ子供が生まれ、オールマイトを超えるヒーローに育てることがエンデヴァーの目標だったのです。
しかし長男の燈矢は氷の個性の方が強く、自身の炎に耐えられないと医者から言われてエンデヴァーは歯を食いしばります。
エンデヴァーが取った行動は燈矢と向き合うことではなく、新しく子供を持つことでした。
やっと生まれた焦凍の髪はきれいに半分ずつが白と赤で、エンデヴァーは焦凍に可能性を見出しますが、燈矢もエンデヴァーの心の揺れに気付いていました。
火傷を負ってしまうから使うなと言っても、父親に見てほしい燈矢は言うことを聞かずに炎を使っては火傷をして帰ってきます。
そんな燈矢はついに焦凍に手を出そうとし、エンデヴァーは焦凍を他の子供と触れ合わせないよう冷に伝えます。
燈矢は、小さな頃から全て理解していました。
自分は個性の強化のために生まれた結果失敗作だったこと、母親の家が金のために母親を売り、母親もそれを受け入れた結果自分が生まれたこと。
燈矢は周りの人間全てに腹を立てていたのです。
一人山奥で訓練を続けていた燈矢の炎は赤から青へと変化していき、その成果を父親に見せるために山に来てほしいと頼む燈矢。
しかし燈矢の元にエンデヴァーが現れることはなく、感情を昂らせた燈矢は燃え上がる炎を制御する術が分からずに山をも燃やしてしまいます。
燈矢が焼け死んだと思い、より一層焦凍の訓練に力を入れたエンデヴァーは焦凍との関係までも進んで壊すことになります。
エンデヴァーの病室に集まった轟家の妻、冷は、それでも全ての責任があなたにあるわけではないと真っ直ぐエンデヴァーを見つめながら話します。
それぞれが顔を背け向き合わなかった結果荼毘が生まれてしまった以上、私たちはあなたを荼毘と戦わせるために動くと話す冷。
そしてその話をこっそり聞いていたホークスとベストジーニストもまた、エンデヴァーには一緒に戦ってもらう必要があると病室へ入ってきます。
エンデヴァーは涙を流し、家族やヒーロー仲間と共に荼毘と戦うことを決めます。
しかしホークスはいきなり本題へと入っていきます。
「ワン・フォー・オールって何なんですかね?」
戦いの最中、デクから「死柄木は自分を狙っている」と報告を受けたエンデヴァーは、ハッとしてその事実をホークスに伝えます。
ここまでひた隠しにしてきたオールマイトとデクの秘密が、今ここで暴かれようとしていたのでした。
感想
何度見てもやはりエンデヴァーがしてきたことは消えないよね、と思う。
でも母親サイドの話を見て、子供、特に燈矢からしたら確かに母親も同罪だなと感じてしまった。
おそらく燈矢は、父親の自慢の息子になりたいだけだったんだよな、と。
大人の選択が子供に与える影響は、大人が考えるよりも遥かに大きなものなのだと痛感した。
それはホークスにも言えることで、どんなにしっかりした家柄に生まれたとしても同じこと。
かつて自分も子供だったからこそ燈矢の気持ちが痛いほど分かるし、あんな小さな体で一人で父親や家族に対する寂しさを抱えていたのかと思うと胸が締め付けられる。
冷の言う通り、燈矢が荼毘になったのはエンデヴァーだけの責任ではないと、今回のエピソードを見て強く感じた。
父親と母親が、燈矢を荼毘にしてしまったと言っても過言ではないと思った。
子供たちは両親に巻き込まれて、それぞれが純粋に関わり、遊んだり共に成長する機会を奪われてしまったにすぎない。
子供たちはある意味全員が被害者とも言える、と個人的には思います。
だからこそ大人が、エンデヴァーが荼毘と向き合い荼毘を止めるべきだと私も思った。
そしてついにワン・フォー・オールの正体がホークスにバレそうになっていて、いよいよかと感じる…
デク、頼むから目覚めてくれ。
次回「緑谷出久と死柄木弔」か。
デクが目覚めていない以上、次回がどんな展開でこのタイトルなのか分からないけど…
とにかく今はデクに目覚めてほしい。
来週も楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子