こんばんは、はる子です。
ワンピース206話、ありがとうナバロン要塞。ありがとうジョナサン司令官。
ワンピース第206話「さらば海軍要塞!脱出への最後の攻防」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース206話の簡単なまとめ
ジョナサン司令官が「夜九時、ナバロンの海は牙を剥く」と言っていた意味を理解したナミ。
しかし時すでに遅し、ナバロンの海は夜九時になると大引き潮が起こるのです。
コントロールが出来なくなったゴーイング・メリー号は岩礁に乗り上げ、陸地に打ち上げられてしまいます。
明かりで照らされ、身動きも取れない中でジョナサン司令官の捕獲宣言を、真面目な表情で聞くルフィ。
ウソップはカバンの中からインパクトダイアルを見つけ、どうにか使えないかと考えます。
タコバルーンがいれば、インパクトダイアルを使った後にもう一度空を飛んで逃げることができるのに、とため息をつく一同。
そんな中でおもむろにタコバルーンを取り出したルフィ。
命の恩人だからと大事に保管していたのです。
船底に開いた穴をどうするか、インパクトダイアルを誰が使うのかで議論しようとしてウソップですが、議論の余地はありません。
しかしナバロン大要塞の司令官ジョナサンは、麦わら海賊団には陸地と海ではなく、空が残っていると言い放ちます。
その言葉通り、ルフィ、ゾロ、サンジで支えたウソップがインパクトダイアルを放つと、勢いよく空へと飛び出すゴーイング・メリー号。
しかし飛び出しただけの船は重力に負けて落ちていきます。
そこへロビンが手を使ってタコバルーンを船に繋ぎ、ナミとルフィでブレスダイアルやフレイムダイアルでタコに空気を送り、気球の役目を作り上げます。
そしてもう一度、ウソップ、ゾロ、サンジでインパクトダイアルを放つと、ゴーイング・メリー号は今度は空へと上がっていきます。
ジョナサン司令官に一発目は威嚇、二発目はバルーンを狙うよう言われた海兵ですが、ここでも邪魔をするシェパード中佐。
彼の撃った大砲は威嚇をするはずだった砲台を撃ってしまい、ゴーイング・メリー号は空高く飛び、ナバロン要塞からの脱出に成功します。
逃げられてしまったにも関わらず、ルフィたちは要塞に良い刺激を与えてくれた、というジョナサン司令官。
それは料理長のジェシカにも思い当たることでした。
空を優雅に飛ぶゴーイング・メリー号は、こうしてナバロン要塞を脱出し、改めて麦わら海賊団の冒険を再開するのでした。
感想
ナバロンの海は牙を剥く、は潮のことだったんだね。
ジョナサン司令官、賢い方の海軍で正解だった。
シェパード中佐、賢くない方の海軍で正解だった。
そんなジョナサン司令官の妻であるジェシカもまた、サンジのおかげで厨房にまとまりが出たことに気付いていたし。
よく見るであろう気性の荒い、手荒な真似でお宝を奪うことだけを考えている海賊とはどこか違う麦わら海賊団。
人を見る確かな目がない限りは気付くことが出来ない、ただの海賊と麦わら海賊団の違いを見抜いたジョナサン司令官。
最後の言葉は、ルフィの冒険がうまくいくよう応援しているような言葉にさえ聞こえた。
いくら賢い方の海軍とはいえ、軍人にそう思わせるのはやはりルフィの人柄以外にないだろうと思う。
もちろんお宝はもらうけれども、必要に迫られない限り海軍を傷つけないのも麦わら海賊団の特徴だよね。
簡単に人を信用するし、危機感は皆無だし、無茶なことを平気でしたりするけど、だからみんなルフィという人間を信用するんだろうな、と。
裏表のない人間、といえば良いのかな。
隠していることが何もない、そのままの等身大のルフィを見せるからこそ、仲間に飽き足らず海軍までも取り込むルフィ。
そんなルフィに視聴者である自分も引き込まれるし、ルフィの仲間であるみんなのことも大好きになる。
なんで今まで一度も見たことがないんだろう、過去の自分に今すぐ見ろと言ってやりたい。(笑)
まだまだ長いルフィたちとの冒険、自分を成長させながら見届けていきたいと思えたナバロン要塞編でした。
次回「ロングリングロングランドの大冒険!」……?
また新たな出会いがありそうなタイトル。
まだどんな出会いか分からないけど、これからよろしくロングリングロングランドのみんな!
来週も楽しみです!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子