こんばんは、はる子です。
ワンピース192話、ついに…色々な人の気持ちを背負って鳴らした黄金の鐘。
ワンピース第192話「神の国の奇跡!天使に届いた島の歌声」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース192話の簡単なまとめ
リジェクトを撃ったにも関わらず立ち上がったワイパーは、シャンディアの大地は負けないとエネルに向かって叫びます。
その言葉を聞き、アッパーヤードに容赦無く雷を落としていき、ワイパーとゾロがいる場所を狙うエネル。
しかしアッパーヤードは青海にあった島であり、土台は土。
エンジェル島とは違い、雷が落ちたことで消滅してしまう島ではないのです。
「いけ、麦わら!!」
ワイパーの声と共にジャイアントジャックを登り切ったルフィとナミ。
エネルはルフィたちを近づけないよう、ついに巨大な雷雲を発動させ「雷迎」と呟きます。
「ありがとうな、ナミ」
そう呟いたルフィはナミを下の島雲へ落とすと、マクシムではなく雷雲の中へ入って行ってしまいます。
いくらルフィでも助からないと怯えるナミ。
この国が終わってしまうと祈り始める空の民。
神様がいるのなら、ルフィたちを守ってくださいと泣くコニス。
その時、ルフィが中にいるはずの雷雲が消え去り、上空から太陽の光が差し込んできます。
皆が呆然とする中で「うおー!!」というルフィの声が響き渡り「黄金の鐘を鳴らせ!!」と叫ぶワイパー。
黄金の鐘へと飛んでいくルフィに再び2億ボルトの雷を浴びせるエネルですが、雷はルフィには効きません。
巨大な島雲のような姿になったエネルの体を走り、エネルの顔を思い切り蹴り飛ばすルフィ。
「何ひとつ救わねえ神がどこにいるんだ!!」
しかしエネルも諦めず、ルフィに黄金の槍を突き刺します。
痛みに耐えるルフィは、コニスやアイサを思い出すと槍を体から抜いて下へと落ちていきます。
落ちることを選んだか、と嬉しそうなエネルでしたが、ルフィもまた諦めることを知りません。
ナミのいる島雲を掴むと、ゴムゴムのロケットを繰り出してエネルの元へ戻り、さらにゴムゴムの黄金ライフルをお見舞いするルフィ。
エネルを巻き込みながら、ルフィの腕にある黄金は、吸い寄せられるように黄金の鐘へと進んでいきます。
「俺たちはここにいる」
400年間カルガラがノーランドに伝えたかった、自分たちの居場所。
嘘つきと言われ処刑されたノーランドが、もう一度辿り着きたかった居場所。
シャンディアの故郷。
空にもう一度、天使の歌声を。
空にいるすべての人々が祈る中、鳴り響く黄金の鐘の音。
ルフィはクリケットを想いながら、全ての力を振り絞って黄金の鐘を鳴らすのでした。
感想
やっと鳴らすことができた、黄金の鐘。
黄金郷はあったよと、クリケットに届いたかな。
カルガラとノーランドにも、もう一度この鐘の音を聞かせてあげたかったなあ。
ルフィは、もちろんコニスやアイサのことも考えていたけど、終始考えていたのはクリケットのことだったね。
空に送り出してくれたというのもあるけど、先祖を信じて海底に潜り続ける姿を見て、ルフィにも思うところがあったのかもしれない。
長い間クリケットがどれほど苦しんだか想像もできないけれど、先祖は偉大な探検家であり、偉大な植物学者だったんだよ。
カルガラという大親友ができて、彼の民族を病から救い、黄金郷を見せてもらったんだよ。
卑しいホコリ王のせいでノーランドは嘘つきとされてしまったけど、ノーランドは嘘つきなんかじゃない。
素晴らしい人間だったんだよ、とクリケットに教えてあげたい。
400年前、空の神ホコリのせいでカルガラは命を落とし、それからシャンディアの故郷は奪われたままだった。
当時の神ホコリのせいで長い戦いが始まってしまったんだよ。
王ホコリも神ホコリもいなければ、こんなことにはなっていなかった。
どれだけ悔しかったことか、無念だったことか。
そんな、ホコリではない、真剣に人生を生きている人たちの気持ちをルフィは晴らしてくれた。
ありがとう、ルフィ。
あんたはやっぱり最高だよ。
次回「戦いの終焉!遠く響く誇り高き幻想曲(ファンタジア)」。
空島編が終わろうとしている…悲しいなあ。
黄金の鐘の音がクリケットに届いていますように。
我らが船長、ありがとう!!
空島編の最後をしっかり見届けたいと思います。
次回も楽しみです!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子