こんばんは、はる子です。
ワンピース178話、エネルが本格的に嫌いになってきた。
ワンピース第178話「ほとばしる斬撃!ゾロvs神官オーム!!」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース178話の簡単なまとめ
ゾロが逃げる先々に現れるオームは、マントラの力を使うことで逃げ惑うゾロの位置を把握しているようでした。
ゴーグルを外し、バンダナを巻いたゾロは逃げるのをやめると、オームがやってくるのを待ちます。
壁をはさんでオームと向き合って立つゾロに対して、鉄雲には勝てないだろうと今まで通りの攻撃を仕掛けるオームに、ゾロは刀を口にくわえ三刀流に。
三刀流・百八煩悩鳳。
ゾロの攻撃はオームの鉄雲を弾き、次の瞬間に逃げることも出来ずにゾロの攻撃を受けてしまうオーム。
神官オームとゾロの戦いは、ゾロの勝利で終わります。
一方で大蛇の腹の中にいるルフィとナミたちは、動き回る大蛇のせいで真っ逆さまに落ちていきます。
岩に当たりそうになるアイサを抱きしめて助けたガン・フォールに、彼の槍を向けて敵意を剥き出しにするアイサ。
ガン・フォールを、空の民を敵だと叫ぶアイサに「他の民族と共存することを拒む心の方が悪い」と一蹴するナミ。
それでも槍を振り上げたアイサを止めたのは、黙って聞いていたルフィでした。
「謝ってんだから命取ることもねえだろ」と静かに言うルフィに、アイサは泣き崩れます。
シャンドラで鐘楼を探すロビンの前に現れたエネル。
黄金の鐘を探していると話すロビンに、島の歌声と呼ばれている鐘の音が空に鳴り響いていたことをエネルは教えます。
しかしその鐘が黄金で出来ていたことを知らなかったエネルは、全ての黄金を奪い取るだけに飽き足らず、その鐘も手に入れようと考えます。
空中を探してみるか、と上機嫌に話していたエネルですが、ある1人の男の気配に気付くと立ち上がります。
ゴーイング・メリー号でルフィたちの帰りを待つコニスたちの元に、その男は現れます。
6年前ガン・フォールと共に戦っていたという神隊の男は、6年間方舟マクシムを作らされていたと話し、さらに衝撃的なことを口にします。
エネルは、空から全ての人間を消し去り、スカイピアを青海へ落とそうと考えていたのです。
空が青白く光り、咄嗟に判断したパガヤはコニスをゴーイング・メリー号へ落とすと、次の瞬間、雷が男とパガヤに落とされます。
「父上!!」というコニスの叫び声と雷鳴が、その場に響き渡るのでした。
感想
まずはアイサについて語らせて。
アイサの気持ちもすごく分かるし、他の民族との共存を拒むのは良くないというナミの言葉も分かるんだよ。
アッパーヤードはシャンディアのものだったし、それを返してほしいと思うのも至極当然だと思うの。
ただ問題は、少し前も話した通り400年前の空の民が悪いのであって、現在の空の民にその罪があるのか、ということなんだよ。
今の空の民がその歴史を知っているかすら分からない。
シャンディアでは空の民は悪だ、と400年間教えられていたのだろうし、アイサの感情もそこから来ているのだと思う。
だからこそ、憎しみとか負の感情は言い伝えるべきではないのかもしれない、と思ってしまうんだよなあ。
現実に絡めるとややこしいから、なるべく絡めないで話したいけどさ。
シャンディアのやり方でいくと、日本はアメリカを断固拒否しないといけなくなるし、日本も別の国から断固拒否されないといけなくなる。
でもそれじゃいつまで経っても争いは終わらないんだよね。
ワンピース、土地を絡めて難しい問題をぶっ込んでくるの本当にすごいと思う。
やい、エネル。
私はあなたが嫌いになりかけているよ。
ただのおバカで可愛いだけなら良かったのに、自分勝手で黄金も奪い取って、自分の計画がバラされたからって雷落とすなんて。
パガヤ、無理だよね…
これはルフィのブチギレ案件なのではないか。
ルフィだけではなく、空に住む全ての人間が怒るべき、立ち向かうべき案件。
1人の男のために全てが破壊されるなんて、許されてたまるものか。
大蛇の腹の中にいる場合じゃないよ、早く出てきてくれ。
次回「崩れゆく上層遺跡!終曲(フィナーレ)への五重奏(クインテット)!!」か…
終わりが近づいているのかな。
エネルをぶっ倒してほしいけど、どうなるんだろう。
次回も楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子