こんばんは、はる子です。
ワンピース141話、なんだか複雑な気持ちになってしまった。ナミ、大丈夫かな。
ワンピース第141話「故郷への想い!脱出不能の海賊墓場!」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース141話の簡単なまとめ
エイプスコンサートを抜け出せないかと、ひたすら前に進むゴーイング・メリー号。
しかし先ほど通ったところをもう一度通ったことで、前に進んでも戻ってきてしまうことが分かり、ラパヌイたちに会いに行くことに。
ラパヌイたちは当初、遭難した船で1人だけ残っていたウエットン海賊団のイアンと共に行動していました。
しかし子供たちを使って食糧を集め、海王類と戦う際に子供を差し出すなど卑怯な手で自分だけ助かろうとしたイアン。
2度目に海王類に襲われたとき、乗っていた遭難船を捨て小船に乗り込んだラパヌイたちは、難波船を隠れ家に生活することに。
イアンはそれから檻に閉じ込められていました。
ルフィたちは、パンプキン海賊団のプカウという少年を見つけ、その難波船へと向かいます。
最初はルフィたちを疑ってかかるラパヌイでしたが、ウソップが食事を用意したことでプカウは大喜び。
次々と食事を楽しむパンプキン海賊団をよそに、ラパヌイだけは船の隅で立ち尽くしたままでした。
ヘンゾは涙を流しながら不甲斐ないと話し、エイプスコンサートから脱出する方法を教えてほしいと伝えます。
そんなものはないし、あってもお前らには教えないと突っぱねるラパヌイに、お前らそれでも仲間かよと言ったウソップ。
俺たちのことは信じられなくても、ヘンゾのことは信じろよとウソップが伝えていると、ヘンゾの電伝虫が鳴り、出たのはルフィ。
相手はウエットンの息子フリップで、電伝虫の相手がルフィだと気付くと受話器を取り上げたのは、サンジ。
ルフィたちが虹色の霧の中にいると知ると、ヘンゾが作った安全装置を装備して虹色の霧に入ろうとするナミたち。
しかしウエットンがそれを許すはずもなく、追手に追われながら急いで安全装置を広げるナミですが、海から突然巨大な影が姿を現します。
ラパヌイたちを襲った海王類が、遭難していた船と共に外の世界に出てきてしまったのです。
追手もサンジたちも驚く中で、安全装置の前にいたナミは思わず悲鳴を上げるのでした。
感想
ラパヌイとヘンゾの関係が、なんとも切ない。
彼らの中でどれくらいの時間が経っているのか、その描写はなかったけど、突然50年後のヘンゾじゃよ、と言われたら驚くよね。
にわかには信じられないし。
ただ、発明品を知っていたり、パンプキン海賊団という名前を知っていたり、ヘンゾらしき部分はあるわけで。
それでも信用できないというのは、大人を信じないというラパヌイの固い意志なのか、イアンのせいでそうなったのか。
最後にウエットンとヘンゾが繋がっているという事実が追い討ちをかけたよね。
50年前の記憶のままなら、ウエットンはルルカを火の海にした張本人だし、燃え盛るルルカがラパヌイの最後の記憶のはず。
それなのにウエットンと協力しているなんて聞いたら、ヘンゾを信じられないのも正直分かる。
でも、ウソップの言っていることも分かってしまうんだよね。
なんだろう、麦わら海賊団を見ているからそう感じるんだと思うんだけど、彼らってお互いを無条件に信頼しているでしょ。
同じ立場に置かれたとしたら、なんでウエットンと協力しているのか聞いて、納得できる内容なら信じる。
相手が嘘をついているとか考えもせず、仲間が言ったことを無条件に信じる。
ウソップ含め、麦わら海賊団ならそうするんだろうなって。
ウソップはさらっと言ったけど、すごい難しいことを言っている気がするんだよ。
それだけ無条件で信頼できるからこそ仲間なんだろうな、そこまで信頼できる人間がいるって良いなって、羨ましく感じるほど。
大人を信じない少年がその信頼を持てなくても無理はないと思うけど、少なくともウソップは本気で言っていたからね。
海賊なら、仲間なら、お互いを信じるのは当たり前だ。
ラパヌイにそう言っている気がして、ウソップ良いわあ…となりました。
次回「乱戦必至!ウエットンの野望と虹の塔」とあるけど、不安で仕方ない。
なぜ乱戦必至なのか。
老いぼれ(失礼)ウエットンはまだ野望があるのか。
来週まで楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子