こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア、シーズン4の9話目。切島くんがとても好きになりました。
僕のヒーローアカデミア第9話「烈怒頼雄斗」
前回のあらすじはこちら:
僕のヒーローアカデミア72話の簡単なまとめ
3人の組員を1人で制圧した天喰はその場に倒れ、その様子を把握した入中はイレイザーヘッドを潰しにかかります。
しかしヒーロー側からイレイザーヘッドが消えるのは痛手と考えたファットガム。
イレイザーヘッドを庇う形で謎の空間へと飛ばされ、ファットガムを守ろうとした切島も一緒に飛ばされてしまいます。
2人の前に現れたのは、同じく2人の人物。
そのうちの1人に突然襲われ、背後の壁まで吹き飛ばされる切島。
切島の腕は、1度の衝撃で割れてしまいます。
天蓋、乱波と呼び合う2人のうち、乱波という人物は攻撃、天蓋という人物は防御に徹しているようでした。
切島が身体的にも、精神的にもダメージを受けたと気付いたファットガムは、乱波に自分との戦いを申し出ます。
喜んでファットガムを殴り続ける乱波。
切島の目を見て、恐怖に染まりもう動けないだろうと判断した天蓋。
切島は自分にできることは何かないか、とひたすら考えますが、思わず中学の頃を思い出してしまいます。
中学の頃の切島は、現在と変わらず考えるよりもまず行動、の明るい男子でした。
しかし、個性の硬化に関しては少しだけ硬くなれる程度で、戦えるほどの力ではないようでした。
同じ中学の芦戸三奈は見た目も派手で、個性も目に見えるもので、何より明るい。
彼女と比べた切島は、雄英を志望校にするか悩んでいました。
そんな帰り道、ヴィランに襲われている女子高生を見つけるも、切島は足が動かず、三奈がすかさず飛び出します。
ヴィランが去ると泣き出す三奈ですが、自分の足が動かなかったことに呆然とする切島。
雄英に入るのを諦めようとした時に切島を救ったのは、プロヒーローの紅頼雄斗でした。
死ぬのが怖い、ヴィランが怖い。
そんな感情はあって当たり前で、それでも人を助けたいから助けるのだ。
この言葉に感化され猛勉強し、体も鍛えた切島は無事に雄英に入学することになったのです。
怖いのは当たり前、それでも人を助けるためにヒーローになる。
切島はこの時の感情を思い出しファットガムの前に飛び出すと、ファットガムの攻撃準備のための時間を稼ぎます。
ファットガムは切島に感謝し、彼の漢気を甘くみたお前らの負けだと一撃をかますと、壁に押し付けられる天蓋と乱波。
軍配は、ファットガムと切島に上がるのでした。
感想
今回は切島くんのお話だったけど、切島くんのことがもっと好きになりました。
当たり前だけれども、どんなに完璧に見えて強い人でも、悩んだり落ち込んだり、先が見えなくなることはある。
それを乗り越えることができたからこそ、周りからは強く見えたり、完璧に見えたりする。
悩みがない人間なんてこの世にはいないと思うし、自分でダメだなと思うところだってあると思う。
もうダメなのかな、自分には向いていないのかな、どうして頑張れないんだろう。
そう思ったとしても転機は訪れて、その転機をうまく掴んで前に進めるかどうか。
それが大切なことなのかもしれないな、と切島くんを見ていて強く感じた。
そりゃそうだよ、死ぬのだってヴィランだって怖いよ。
それでも人を助けるヒーローになりたいと思えるのって、すごいことだよ。
恐怖を感じていてもなおヒーローになりたいって、その時点でヒーローじゃん、と個人的には思う。
切島くん、これからも頑張ってプロヒーローを目指してほしいな。
ちょっと気になったのが、前回の天喰くんと戦った組員と、バブルガールが地下通路の入り口で捕まえた組員の考え方が違ったこと。
天喰くんと戦った組員たちは、オーバーホールに拾われて感謝している様子だった。
でもバブルガールが捕まえた組員たちは、どちらかというと組長側の人間のようだった。
オーバーホールは組長を大切にしていると思っていたけど、床に臥せっている組長をいいことに好き放題やっているのか?
死穢八斎會を乗っ取ろうとしているのか?
極道には派閥があるだろうことは某有名ゲームで見たことあるけど、死穢八斎會にもあるのかもしれない。
俄然楽しくなってきた。
次回「出向」とあるけど…まさかね?
まさかヴィラン連合じゃないよね?
まさかまさかよ、そんなの。
…続きが気になる。
次回も楽しみにしたいと思います!!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子