こんばんは、はる子です。
ワンピース86話、悲しすぎる過去。美しい想い。諸悪の根源の登場。バカにつける薬は、ない。
ワンピース第86話「ヒルルクの桜と受け継がれゆく意志!」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース86話の簡単なまとめ
Dr.ヒルルクに追い出されたチョッパーは、彼の寿命が10日ほどしかないと知り行動に出ます。
アミウダケという、万能薬になりうるキノコを採りに1人で山へ出向いたチョッパー。
やっと見つけた対岸にあるアミウダケをどう採りに行こうか考えていると、背後に感じるトナカイの存在。
桜の開発が行き詰まっていたDr.ヒルルクの前に現れたのは、足と角が折れ、ボロボロになったチョッパーでした。
その手にはアミウダケが。
自分のためにアミウダケを採りに行ったチョッパーを前に、Dr.ヒルルクはチョッパーを泣きながら抱きしめます。
アミウダケのスープを飲んでいると、桜色に光る研究の成果を見つけたDr.ヒルルク。
大喜びのDr.ヒルルクは、それを持ってDr.くれはの元を訪れます。
自分の代わりに桜を咲かせてほしい、そして自分の代わりにチョッパーに医学を教えてやってほしい。
Dr.ヒルルクはそう頼むも、Dr.くれはは彼を追い出します。
しかしDr.ヒルルクの考えていることが脳裏をよぎり、すぐさまチョッパーのいる家にきたDr.くれは。
チョッパーは、アミウダケを食べさせたからもう大丈夫だと話すと、Dr.くれははチョッパーを殴り飛ばします。
アミウダケは、猛毒キノコだったのです。
チョッパーの優しさに感動したDr.ヒルルクはアミウダケを食べたものの、その毒性は持って半日の命であると知っていたDr.ヒルルク。
それで自分のところにきて頼んだのかと、Dr.くれはは合点がいきます。
涙を流しながら、この世に万能薬など存在しない、だから医者がいるんだと伝えるDr.くれは。
事実に気付いたチョッパーは、泣きながらDr.ヒルルクが向かった城へと走ります。
Dr.ヒルルクは、ワポルやその部下たちを前にチョッパーがやってくることを伝えます。
俺の息子だ、手を出すなよ。
そう言うとDr.ヒルルクは、自ら薬品を飲み爆死する形を取ったのです。
自分から命を絶ったことを大笑いするワポルの声に、チョッパーは凄まじい咆哮を轟かせ城へと突撃します。
しかしそれを止めたのは、当時ワポルの部下だったドルトンでした。
これ以上この国の犠牲になるなと泣きながら説得するドルトンを見て、チョッパーはDr.ヒルルクの帽子と共に城を去ります。
Dr.くれはの元で医学を学んだチョッパーは、Dr.ヒルルクの死から6年、Dr.くれはの医学の全てを叩き込まれました。
チョッパーの過去を聞いたナミは、そんな過去があったのねと寂しそうに呟きます。
その時、トナカイの姿でDr.くれはの元へ駆けてくるチョッパー。
彼は最悪の事態が起きたことを報告しにきました。
ワポルが、城に帰ってきたのです。
感想
チョッパー…アミウダケの事実を知ったときどう思っただろうか。
想像するだけで心がぎゅっとなる。
Dr.ヒルルクとチョッパーの関係はまさに親子のような、親友のようなものだなと感じた。
そして最後までチョッパーのことを考えたDr.ヒルルクは、爆死。
お前のせいじゃないよ。
チョッパーにそう言いたかったんだろうな。
はみだし者の2人が出会い、それぞれの意志を感じた周りの人は、その意志を継ぎ、その意志のために助力した。
Dr.ヒルルク、あなたすごい人だよ。
国のため、国民のために動こうとしていたあなたは、ドラムに必要な人物だったよ。
あなたの意志は、形は違えどドルトンが受け継いでくれたよ。
あとは、諸悪の根源を消し去るのみ。
一体どう育ったらあんなバカになるのか、想像すらできない。
人の気持ちが分からない、自分だけが良ければいい。
環境なのか、元から持って生まれた性質なのか分からないけど、Dr.ヒルルクの死をバカ笑いしたことは許せない。
絶対に許せない、ので、全力でぶっ倒してほしい。
Dr.ヒルルクが、満開の桜に囲まれてゆっくりと休めていたら良いなと、心から思います。
次回「VSワポル軍団!バクバクの実の能力!」とあるので、ついにワポルとの戦いが見れるのかな。
もう一刻も早くワポルを粉々にしてほしい…塵となって消えていってほしい。(?)
ルフィ、みんな、頼んだよ。
来週まで持ち越しですが、今から楽しみです!!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子