こんばんは、はる子です。
ワンピース84話、久しぶりに涙腺崩壊した回となりました。チョッパーを抱きしめたい。
ワンピース第84話「トナカイは青っ鼻!チョッパーの秘密」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース84話の簡単なまとめ
ナミはケスチアという虫に刺されたことが原因で高熱にうなされていたようでした。
感染してから3日目らしく、あと2日遅かったら死んでいたと言うDr.くれは。
治るまで3日は大人しくしていろと言われたナミは、Dr.くれはの言うことを聞くことに。
チョッパーはルフィとサンジの包帯を替えながら、ルフィが城に来た時のことを思い出していました。
全身凍傷になりかけながらも、自分のことよりもナミを優先し「仲間なんだ」と話すルフィに感銘を受けたようでした。
しかしそんなチョッパーの思いは粉々に砕かれることになります。
目を覚ましたルフィとサンジは、なんとチョッパーを鹿肉として狙うのです。
逃げ回るチョッパーについて、なぜ話せるのかと尋ねたナミにDr.くれはは答えます。
「ヒトヒトの実を食べちまったのさ」と。
チョッパーは、ヒトヒトの実を食べたせいで人間の能力を手に入れてしまったトナカイだったのです。
「ばばあ」と呼んだルフィとサンジを追いかけDr.くれはも飛び出してしまい、1人部屋で休むナミ。
そこへルフィとサンジをまいたチョッパーが戻ってきて、ナミに海賊なのかと尋ねます。
そうだと答え、一緒に海に来ないかと誘うナミ。
しかしチョッパーは、人間なんかと一緒にいられないと叫ぶと、自分の見た目が怖くないのかと聞きます。
チョッパーは自分が青鼻で生まれたせいで群れにも親にも見放され、ヒトヒトの実を食べたことでいよいよ追放に。
人間の姿で人里に現れるも、完全な人間の姿ではないため殺されそうになるチョッパー。
仲間が欲しかっただけのチョッパーは、ずっと1人で生きてきたのです。
バケモノ。
それがチョッパーが自分に言われる言葉で1番きつい言葉でした。
ルフィとサンジは、チョッパーが二本足で歩き人間の言葉を話していることに気付き、バケモノだと叫んでしまいます。
その声はチョッパーにも届いてしまい、涙を拭いながら1人歩き去るチョッパー。
しかしルフィとサンジの言葉には続きがありました。
開けたままで寒いので扉を閉めようとしたルフィとサンジを、全力で止めたチョッパー。
扉の上に鳥の巣があり、ヒナがいることに気付いた2人は、チョッパーの優しさを知ったのです。
二足歩行だし、人間の言葉を話すバケモノだけど、いいやつだ。
そう考え、チョッパーを仲間にしたいと叫ぶルフィでしたが、その声はチョッパーには届いていませんでした。
感想
チョッパーの過去を知ることができて嬉しい反面、その過去が悲しすぎて久しぶりに涙腺が壊れた。
青鼻の何が悪いのよ。
ヒトヒトの実もわざと食べた訳じゃないだろうに、親まで突き放すなんてトナカイの世界は残酷だ…
ヒトヒトの実を食べていなくても、青鼻というだけで仲間から突き放されていたのなら、むしろ食べて正解だったのかも。
少なくともDr.くれはと出会えたし、ルフィたちとも出会えた。
バケモノと呼んだことは謝った方が良いかもしれないけど、仲間としては最高の存在なのがルフィたち。
ナミとサンジを山頂まで連れてきたルフィが「仲間」という言葉を発して驚いたような、感銘を受けたような表情をしたチョッパー。
仲間が欲しかったからこその表情だったんだね。
少なくともナミはチョッパーのことをバケモノだなんて思っていないだろうし、だからこそチョッパーも自分のことを漏らしたのかな。
チョッパーはおそらくルフィたちの仲間になるんだろうけど、どういう経緯でなるんだろう。
ルフィたちがバケモノと呼んでいるのを聞いてしまったし、1度聞いてしまえば頭からなかなか離れないはず。
自分のことをバケモノと呼んだ人、という印象をどう拭えるかが問題な気がする。
Dr.くれはとの関係性もまだよく分かっていないし、Dr.くれはの元を離れることができるのかも気になる。
次回「はみだし者の夢!やぶ医者ヒルルク!」とありますが、これは引き続きチョッパーの話なんだよね?
ヒルルクというやぶ医者にチョッパーが出会うお話なのかな。
もう少しチョッパーの過去について知ることができそうなので、引き続き楽しみながら見たいなと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子