こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス61話シーズン5最終回。最後に頭が大混乱。
文豪ストレイドッグス第61話「黄昏のさようなら」
文豪ストレイドッグス61話の簡単なまとめ
ブラムから抜けない剣。
重量が足りないと分かった幸田は、ブラムに別れの言葉を伝えると自分の落下時の重力を利用してテーブルに負荷をかけます。
するとその重みで剣はブラムから抜け、それと同時に剣と一緒に落ちていく幸田。
一瞬の隙をついて福地に刀を向けるも、雨御前で肩を貫かれる福沢。
雨御前を握る福地の手を払い、雨御前が刺さったまま刃先で福地の喉元を斬り裂き、福沢はワンオーダーにて新たな命令を下します。
「全軍に命令する! 侵攻を中止せよ!」
ムルソーの出口を抜け、ニコライから解毒剤を手に入れると用意されていたヘリコプターに乗り込むフョードル。
あらかじめ吸血種化させていた警備員に操縦させようとしたその時、警備員は突然フョードルの腹部をパイプのようなもので貫きます。
それと同時に聞こえてきた、死んだはずの人間の声。
「君では私を殺せない」
いつもの笑い顔でそうフョードルに言ったのは、中也に頭を撃たれたはずの太宰でした。
自由を取り戻したブラムと乱歩が交渉し、ヘリコプターの警備員を操ってもらったのだと話す太宰。
さらに吸血種だと思っていた中也は赤いコンタクトレンズを入れていただけで、至って正常だったと続けます。
フョードルの手の怪我も、ヘリコプターを操縦できないようわざと怪我をさせたものだったようでした。
警備員はヘリコプターを上昇させるとムルソーの外壁にヘリコプターを当て、落下と同時に火の海になるヘリコプター。
フョードルは、太宰の頭脳に勝てなかったのです。
自由を得たブラムにより命令を下された芥川は、落ちる幸田を助け全ての吸血種は降伏をし始めます。
ワンオーダーを取り戻そうと歩いてくる福地を見て、体から雨御前を抜いて福地に向ける福沢。
瞬間、福地の表情を見て感情を読み取った福沢ですが、手を止めることができずに福地を斬ってしまいます。
乱歩の本を持っていた福地はその本を落とし、眩い光が溢れたと思うと2人はその中へと吸い込まれていきます。
2人の過去を眺めがながら、福地の行動はただ戦争を無くしたい一心で取った行動だったことを知る福沢。
自分が長となるはずだった人類軍の総帥を福沢にさせようと考えていた福地は、雨御前で自分の首を斬れと福沢に言います。
福地の命か、探偵社の命か。
現実世界に戻った福沢は、福地を斬ることはできませんでした。
福沢が自分を斬れぬことを分かっていた福地は、ある命令を下していました。
大倉燁子。
自分を斬るよう燁子に命令を下していた福地は、背後から燁子に貫かれ「すまぬな」と呟きます。
涙を流しながら福地に突き立てた刀を抜き、福沢に持たせて福沢が福地を斬ったことにするよう話す燁子。
「他に方法はなかったのか…」
倒れ込み、福沢の名を呼ぶ福地を抱きとめると、そう呟き親友の死に泣き叫ぶ福沢。
落としていたワンオーダーをもう一度福沢に手渡した乱歩は、福沢がそれを壊せないことを分かっていました。
福地が福沢に残した、呪いなのだから、と。
2時間後。
雨御前を持った福地のような人物と戦う敦。
空港は炎に包まれ、敦も限界そうに見える中で芥川が助けに入ります。
たった2人で福地桜痴に立ち向かう敦と芥川は、まるで、助かったはずの世界を救おうとしているかのようでした。
感想
終わってしまったシーズン5。
まさか中也が吸血種じゃないなんて思わなかったし、ブラムの剣が抜けるとも思わなかった。
絶体絶命から逆転なんて、あり得ないと思っていました。
唯一、シグマだけは救えなかったのが悲しいです…誰よりも拠り所を必要としていたシグマは救われて欲しかった。
あとは何と言っても社長と福地。
社長と福地が話しているシーンで、風景が暗くなると福地が、風景が明るくなると社長が話しているのが印象的だった。
社長の最後の言葉「他に方法はなかったのか」が心に響きすぎて辛いです。
戦争は人がいる限り無くならない、と個人的には思っているけど福地の「戦争を無くしたい」という気持ちも痛いほど分かる。
でもエピソードの最後では福地が生き返って敦と芥川と戦っているように見えたし、まだ話は終わっていないんですよね。
シーズン6までだいぶ待つ可能性がありますが、私の文ストの旅は一旦ここで終わります。
文豪ストレイドッグスという作品に出会えたことに心から感謝し、続編を気長に待ちたいと思います!
文豪ストレイドッグスの感想を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
また文ストの感想でお会いしましょう!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子