こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア52話、デクの成長を見るたび涙が出て誇らしくなるこの現象は何でしょう。
僕のヒーローアカデミア第52話「編め必殺技」
僕のヒーローアカデミア52話の簡単なまとめ
寮での新生活が始まったデクと生徒たちは、当面の間仮免取得を目標として授業をしていくことになります。
仮免取得の確率は例年5割を切ると相澤から聞いた生徒たちは動揺しますが、その対策が組まれます。
1人最低でも2つ、必殺技を作ること。
セメントス、ミッドナイト、エクトプラズムの協力と共に、A組は必殺技を作っていくことに。
ヒーローとは、事件、事故、天災、人災、あらゆるトラブルから人々を救い出すのが仕事になります。
様々な項目が免許取得のために必要となってきますが、その中でも戦闘力は極めて重視される項目の1つ。
これがあればヴィランに勝てる、これがあれば人命を救える。
そのような必殺技を持っておくことによって臨機応変に対応できるヒーローに近づくことができるのです。
そのため生徒たちは夏休み中にも関わらず、新学期が始まるまでは個性を伸ばし必殺技を編み出す圧縮訓練に入ることに。
こうしてそれぞれが必殺技を編み出すための訓練を開始します。
生徒たちが動き出している中で、デクは重傷の腕を庇いながらできる必殺技を考えることに苦戦していました。
小さい頃から自分がヒーローになった時の必殺技を考えていたみんなとは違い、デクの個性は譲り受けたもの。
思い悩むデクの元に現れたオールマイトは、デクはまだオールマイトを倣おうとしている、とだけ伝えます。
その言葉の意図をまだ理解していないものの、コスチューム等で腕の補助ができないか考えたデク。
開発工房へ向かったデクは飯田、お茶子と合流し採掘ヒーローのパワーローダーと話をすることに。
しかし工房にはサポート科の発目がおり、振り回される3人でしたが発目の言葉やパワーローダーの言葉でデクはハッとします。
「君はまだ、僕に倣おうとしているよ」
オールマイトの言葉を思い出したデクは、何やら考えが浮かんだようなすっきりとした表情に。
それから訓練は進んでいき、あっという間に4日が経とうとしていました。
4日後、生徒たちは順調に必殺技を編み出しており、常闇はダークシャドウを身に纏う深淵闇躯(しんえんあんく)という必殺技。
爆豪はA・P・ショット(徹甲弾)という必殺技を繰り出すのですが、崩れた岩が様子を見に来ていたオールマイトの頭上に落ちていきます。
周りが焦る中で、岩に近付く緑色の閃光。
「スマッシュ!!!」
デクは、腕ではなく脚を使ってスマッシュを繰り出したのです。
頭上で頼もしく岩を砕くデクに、オールマイトは優しく微笑み成長したデクを見つめます。
オールマイトが拳を使っていたから、という概念を捨て、腕がダメなら脚というシンプルな作戦に出たのです。
そしてその作戦は大成功。
「正解だ」
力強く呟くオールマイト。
ワン・フォー・オール、フルカウル、シュートスタイルが生まれた瞬間でした。
感想
やっとヴィランとの戦いが休戦し、デクが再び成長する姿を見ることができてとても嬉しいです…
デクはどんどん吸収してどんどん成長していくなあ。
「オールマイトのように」強くて格好良くて、みんなから好かれる平和の象徴になるために努力してきたデク。
しかしついに、憧れを横に置いて自分だけの必殺技を取得するときがきました。
腕をサポートしながら戦うのかと思いきや、まさかの脚。
それを4日で仕上げてくる実力。
デク、本当にすごいと思いました。
オールマイトに対する憧れは持ち合わせたままでも良いんじゃないかな、と個人的には思います。
ただ某有名スポーツ選手も言っていたように、戦う相手に憧れを抱いたままでは本気で戦うことはできないのかもしれません。
譲り受けたワン・フォー・オールを、デクなりに自分に溶け込ませて使いこなす必要があると感じました。
頭上で岩を砕いたデクを見るオールマイトの表情。
教師の顔をしているなと思いました。
オールマイトの一言を自分なりに咀嚼して、自分なりに作り上げたデクが誇らしい気持ちが痛いほど分かります。
もっともっと強くなって、たくさんの人を守って救える、ヴィランを倒すことができる、そんなヒーローに。
みんなと切磋琢磨しながら成長していくデクを今後も見守りたいと思えた、大満足の回でした。
欲を言えばみんなの必殺技を見てみたかったのですが、どうやら次回は早速試験のよう。
次回、デクを含めみんなの必殺技が見れたらいいなと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子