こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス60話、吹き出しを使っていいならば「・・・・」が感想です。
文豪ストレイドッグス第60話「人外魔境(其の三)」
前回のあらすじはこちら:
文豪ストレイドッグス60話の簡単なまとめ
トラックの中で気を失ったはずの幸田は管制塔の外側のへりで目を覚まし、隣には固定されたブラムの姿が。
目立つところにブラムを置いておけば、ブラムを求めにきた探偵社を倒せるという芥川の作戦のようでした。
そこへ敦がやってきて幸田を助けに向かおうとするも、芥川に邪魔をされてしまいます。
敦は、福地との戦いでなぜ自分を助けてくれたのか、その理由を聞きたいようでしたが今の芥川には聞けません。
傷も吸血種の力で治ってしまうため、芥川を止めるには殺すしかないことに気付きます。
しかしどうしても芥川を殺すことができない敦は言葉で芥川を正気に引き戻そうとし、それに抗う芥川。
敦の片腕と片足を拘束し、敦は最後まで言葉を投げかけて芥川を正気に戻そうとするも、芥川は拘束を引っ張ります。
腕と足が逆方向に引っ張られたせいで、ちぎれる敦の体。
敦の説得は、失敗に終わってしまうのです。
太宰とシグマはエレベーターの中で閉じ込められたままでしたが、さらに状況は悪化します。
エレベーター内が轟々と燃え始めたのです。
フョードルは、壁にあらかじめ透明の発火性燃料を塗って太宰たちを確実に殺しにかかっていたのです。
火が消えたタイミングで海面に上がろうとしたシグマを止めた太宰。
火が消えたその空間には二酸化炭素が大量に充満しており、そこで呼吸を一度でもすれば死に至る。
それを分かっていた太宰は、シグマを水中に引き戻したのです。
奪っていた銃を使って、エレベーターの扉の開閉に使用されているワイヤーを切っていく太宰。
力を振り絞って扉を開けることに成功したシグマでしたが、さらなる試練が2人を襲います。
第二段階として、エレベーターが落下し始めたのです。
太宰はシグマをエレベーターの外へと押し出すと、そのまま下へ。
1人助かったシグマは逃げようとするのですが、助けてくれた太宰のためにも1人フョードルの元へと向かいます。
太宰のためにも世界のためにも、フョードルに触れて情報を抜き取ろうと考えたシグマ。
しかしフョードルの方が何倍も上手で、フョードルを信じかけたシグマはナイフで腹部を刺されてしまうのです。
情けをかけて情報を見せてあげようと、シグマに手を差し出すフョードル。
シグマがその手を握ると、膨大な情報がシグマの中へと入っていき、そのまま倒れてしまいます。
太宰は足が折れてはいるものの生きており、フョードルに楽にしてくれと頼むと太宰の前に現れた中也。
銃で太宰の肩を撃ち抜き、太宰は中也に話しかけるも、中也はもう一度引き金を引くと太宰の頭を撃ち抜きます。
そのあとも何度も引き金を引いて太宰の体に弾を撃ち込む中也。
その様子を、フョードルはモニター越しに見つめるのでした。
福地は国連からワンオーダーの利用を許可されますが、当然のように国連を裏切り吸血種を始動させます。
ブラムに刺さっている剣を抜けば世界を救えると考えた幸田は、管制塔の中にあるテーブルとブラムの剣を繋ぎます。
重さをかければ剣が抜けると考え、重いテーブルを必死に運んでテーブルを下へ落とす幸田。
しかしその重みでは剣は抜けませんでした。
ショックを受ける幸田ですが、ブラムは苦痛の中で幸田に言葉をかけます。
「己を責めるな。これが宿命なり」
感想
みんな死んでいくのですが、何この状況…
敦は体を引きちぎられて、太宰は頭を撃ち抜かれて、社長は心臓を貫かれて、国木田と谷崎は薬で心臓を止められて…
敦がまだ生きていると仮定しても、少なくとも4人は死んでいることになりますよね…
姿が見えない探偵社もいるけど、乱歩は福地に奪われてから登場していないし、与謝野姐さんと鏡花ちゃんもいない。
花袋もおそらく事務所にいるのかな。
助けてくれそうなポートマフィアはほぼ吸血種となり壊滅状態だし…
え、ここから探偵社が巻き返すことなんてあるの?
もう福地含め天人五衰の大勝利じゃないですか。
助けてくれそうな人、いる?
ここまでやられて大逆転は確かに見たいし最高な展開ですが、その展開が思いつかないんですよ…泣きたい。
賢治と末広に懸けるしかないかな、これ。
あの2人は今どこで何をしているんだ一体。
条野を探してるのかな。
もう続きが気になって仕方ないです…天人五衰の本当の目的は、人々を救うことにあるのかな。
探偵社の中で敦だけが知る、天人五衰の真の目的。
次回でその目的を知ることができたらいいなと思います。
どうにか復活してくれ、探偵社。
今回読んでいただいてありがとうございました。
はる子
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