こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス59話、またしても探偵社が劣勢となり心が折れそうになりました。
文豪ストレイドッグス第59話「人外魔境(其の二)」
文豪ストレイドッグス59話の簡単なまとめ
ブラムと幸田の元へ現れた芥川は、ブラムを掴むと幸田の方へと向き直り怯える幸田に赤黒い攻撃を仕掛けます。
国木田と谷崎も幸田を探していたのですが、そこには福地の姿。
そして探偵社がそんな状況の中、敦はベッドの上で目覚めます。
滑走路で福地と顔を合わせた福沢と乱歩は、抑制剤で心臓が止まっている国木田と谷崎の姿を見ることになります。
電気反応で生かしているだけだと告げ、さらに乱歩までも人質にした福地。
福沢は、福地の目的が本当に国家消滅ならば人質など必要ない、よって福地の真の目的は別にあると見破ります。
福沢が5分以内にその真の目的を見破ることができなければ、人質を全員殺すと言い放った福地。
福沢は、友の真の目的を5分で解かねばならなくなります。
一方で敦は、燁子によって拘束を全て解かれ困惑するも、燁子が福地から話を全て聞いた上で福地についたことを聞かされます。
正義のためにテロを止めてほしいと言う敦に、天人五衰の目的を話すと言い出す燁子。
しかしその目的を聞いた敦は心を砕かれ、この部屋から出ることはないだろうと話し、それでも聞くかと敦に尋ねるのです。
福地は雨御前で福沢を刺そうにも、福地の動きを読み取ることができる福沢の前では雨御前は役に立ちませんでした。
それでも威力100倍の異能力によって腹部を刺されてしまう福沢。
福地は、自分だけが戦場に行ったことで全てが変わったと考えているようでした。
福沢と福地は幼い頃から剣術を鍛え上げ、少年時代から13年経ったある日、酒を飲みながら語り合う2人。
そこで福地は戦場に行くことを福沢に伝え、自分のままで戻ってこれるか分からないと話し、福沢を戦場に誘っていたのです。
しかしここで福沢が断ったことで溝が生じ、戦争を終わらせたい福沢と戦場で修羅となってしまった福地が生まれたのでした。
福地は、5分以内にワンオーダーを利用可能にしなければ吸血種を動かすだろうと国連を脅します。
立ち上がり、真の目的はこれまで福地が経験してきたことや福沢が裏切ったことへの復讐だろうと言った福沢。
しかし福地は福沢の心臓を雨御前で貫き、呟きます。
「はずれだ」
天人五衰の目的を聞いた敦は燁子の言う通り動くか迷うのですが、それが自分が動かなくていい理由にはならない。
そう考え、福沢には伝えなくてはならないと燁子の横をすり抜け走り出すのでした。
太宰がフョードルと中也が溺れているのを見殺しにしたのには、理由がありました。
シグマは死んだ相手からも情報を抜き出す異能力があり、フョードルから全ての計画を抜き出す作戦でいたのです。
しかし太宰の作戦は失敗に終わります。
フョードルと中也はあらかじめ扉が閉まらないよう細工しており、彼らがいた空間は水でいっぱいになどならなかったのです。
お返しと言わんばかりに太宰とシグマが乗っていたエレベーターに水を放出するフョードル。
逃げ出す場所などない密室空間で、太宰とシグマに試練が訪れるのでした。
感想
探偵社の状況がいつまで経っても好転しない…見ていて辛いしモヤモヤする…
社長は刺されてしまうし、久しぶりに見れた国木田と谷崎は薬で心臓止められているし、何だこれ…
太宰はフョードルに出し抜かれているし、全てが見透かされているようで何だか気持ち悪いです。
文ちゃんも芥川を前に動けなくなっていたし、ブラムも助けることはできないし。
今動けそうなのって与謝野姐さんと鏡花ちゃんくらい?
賢治は末広と行動を共にしているのかな?
条野の姿も見えないし、もうどこで何が起こっているのか全く把握できなくてもどかしいです。
福地と社長の関係性を見て、戦場についてきてくれなかった社長に復讐しているのかと私も思っていました。
でも福地は違うと言い切った。
修羅になってしまった自分、戦場で仲間ができた自分、仲間を救えなかった自分、世論への憎しみ、批判。
戦場には行かなかった社長、仲間を見つけた社長、仲間のために全力をかける社長、感謝される探偵社、賞賛。
この違いを見ても、一般人は福地が「悔しい」「羨ましい」「憎い」と感じている気がしてしまいますが…
福地は社長に仲間になって欲しかったのかな。
だけど社長から出た言葉は「復讐だろう」。
そう考えると少し寂しい気もしますね…どうなんだろう…
みんなの安否が気になりますが、太宰がどう切り抜けるのか。
楽しみにしたいと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子