こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス５８話、賢治の過去と太宰の頭脳、ブラムの過去と気になることだらけの回。
文豪ストレイドッグス第５８話「人外魔境（其の一）」
文豪ストレイドッグス５８話の簡単なまとめ
乱歩に電話した敦は燁子を連れて乱歩の元へと向かおうとするのですが、燁子が条野の現状を把握していないことに気付きます。
敦は燁子がすでに操られていることに気付くも先手を打たれてしまいます。
末広に殴り飛ばされてしまうも、猟犬の無線にて探偵社の一人が捕まり拷問を受けるだろうことを知った賢治。
途端に信じられない力を発揮して末広を空港の外まで吹き飛ばします。
賢治は昔、村の災害をたった一人で止めたことがあり、災害で幼馴染が生き埋めになってしまったことが引き金となったようでした。
賢治は異能力である荒ぶる大地の力を、温厚な性格で抑え込んでいるだけだったのです。
賢治を怒らせてはならない。
これが暗黙のルールだったにも関わらず、末広は間接的とはいえ賢治を怒らせてしまった。
動けなくなった末広を前にとどめを刺そうとする賢治でしたが、ふと普段通りの賢治に戻ると一緒に条野を探そうと手を差し出します。
賢治の手を握る末広と引き換えに力を使い果たして倒れ込む賢治と、同じく倒れ込む末広は一時休戦となります。
太宰はシグマと共にムルソー内を歩いていたのですが、太宰の外部との通信方法が気になるシグマ。
太宰から通信を送ることは出来ても受け取ることは出来ないだろうと考えるシグマをよそに、この状況を楽しむ太宰。
太宰はムルソーから脱獄する気は全くなく、制限時間内にフョードルを殺すことを目的としていたのです。
フョードルと中也は通路に閉じ込められ水が流れ出し、太宰とシグマは中央警備室へと侵入すると、武装警備たちは中で倒れていました。
太宰はムルソーに収監されている時間を止める異能力を持つ囚人と安吾に取引をさせ、毎日時間を止めさせていたようでした。
太宰の異能力は異能の無効化、つまり太宰だけが動き回れる時間が存在し、この瞬間のために準備をしてきたのです。
フョードルと中也にモニターから話しかける太宰は、義理も恩も遠慮もなく、溺れていく姿を笑顔で見送っていました。
ブラムを背負ったまま逃げ惑う幸田は、地下駐車場にあるクリーニング屋のトラックに乗り込み身を隠します。
ブラムの過去の話を聞いていた幸田でしたが、突然トラックの上部が真っ二つに分かれて吹っ飛びます。
トラックを斬り裂いたのは、赤黒い光。
吸血種化した芥川が幸田とブラムを見つけ出したのです。
何が起こったのか、この次に何が起こるのかをまるで把握している様子のブラムは幸田に逃げるよう伝えますが、幸田は動けません。
赤く染まった芥川の瞳と、剥き出しになった鋭い牙が幸田とブラムに襲いかかるのでした。
感想
今回いろいろと情報が多すぎて頭を整理しないといけません…
まず、燁子が操られているとは福地の命令に従っているという意味合いで考えて大丈夫でしょうか…？
探偵社の言うことなんて信じるわけなかろう、という判断だったんでしょうか…敦は病院のベッドみたいな場所で寝かされていましたし…
一体何が起こっているのか分かりません。理解力のなさ。すみません。
賢治の異能力の根本を垣間見ることができた回でもありました。
賢治が自然の神と化した瞬間を見たときは、冗談抜きで口があんぐり開いて一瞬だけ吸血種かと思ってしまった。
噴火だろうが何だろうが手で止められると国木田が説明していましたが、きっかけが幼馴染の死だったのが悲しい。
それでも末広に手を差し伸べて条野を一緒に探そうとした賢治が、純粋に見えて仕方ない。
そして太宰さんー…あなた一体何者なのよ…
なぜ時間を止める異能を持つ囚人がムルソーにいると知っていたのか、安吾と取引したとはいえ、こんなにも上手くいくのか。
中也を見殺しにするとは到底思えないのですが、吸血種になった以上人間に戻れないと言うのであれば中也はあそこで死亡確定ですよね…
文ちゃんとブラムが仲良くなっているところがカギになるんじゃないかなと信じていますが、吸血種から人間に戻れるのか。
あれでフョードルは死んだりするのか…個人的には絶対死なないでしょと思ってはいますが、太宰はフョードルの異能力は知っているんでしたっけ？
知っているような口ぶりだったのが気になる…
太宰はフョードルに勝てるのかまだ不安です…
ブラムの過去も想像以上に深そうなのでもう少し詳しく知りたいなと思いました。
まだまだ油断ができない展開、次回も楽しみにしたいと思います…！
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子
