こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア50話、まさに始まりの終わり、終わりの始まり。
僕のヒーローアカデミア第50話「始まりの終わり 終わりの始まり」
僕のヒーローアカデミア50話の簡単なまとめ
病院のベッドにいるオールマイトと、見舞いにきた塚内、グラントリノで今後についての話をしていました。
塚内はグラントリノに志村との交流はなかったのかと尋ねますが、グラントリノは首を横に振ります。
志村は夫を殺されており、ヒーローの世界から遠ざけようと自分の子供を里子に出したようでした。
オールマイトもグラントリノも、万が一志村に何かあっても自分の子供にはコンタクトを取らないでほしいと言われていたのです。
死柄木を探すつもりのオールマイトでしたがグラントリノに止められ、ヴィランの調査は塚内とグラントリノで進めることに。
オールマイトは雄英でするべきことを全うすることになります。
みんなと別れて家に帰っていたデクは、携帯のバイブレーションで眠りから覚めると急いで外へと飛び出します。
デクが向かった場所は、血反吐を吐くほど訓練したあの公園。
そこにはオールマイトがいました。
感動的な再会かと思いきや、オールマイトに思い切り殴られるデク。
言うことを聞かずにヴィランの元へ行き、結果的にオール・フォー・ワンとも対峙してしまったデクはオールマイトに怒られます。
しかし今回に限っては戦わずに退避する方法を選んだことを褒めたオールマイトは、デクの育成に専念することをデクに伝えます。
またもや涙を流しながらオールマイトに抱きしめられるデクですが、デクはオールマイトの終幕を全身で感じ取るのでした。
オールマイトと相澤は、雄英を全寮制にしようと考えている校長、根津の指示により家庭訪問をしていました。
事件の後ということもあり反対されることを恐れていた相澤ですが、予想外に全寮制を受け入れてくれることに驚きます。
しかしオールマイトが1人でデクの家に家庭訪問をした際、ここで初めて母親に反対されてしまいます。
「ヴィランに襲われてまともに授業を続けられない。生徒の大怪我を止められない。そんな学校にこれ以上息子を通わせたくない」
デクの気持ちを考えつつも、親としての正直な感情を伝えたデクの母親。
デクは思わずリビングを飛び出すもすぐに戻ってきて、洸汰にもらった手紙を見せると意外な言葉を発します。
雄英でなくてもいい。
この手紙で感謝されたように、誰かのためになれるなら、ヒーローになれるなら雄英に行けなくてもいいと、デクは言い切ったのです。
オールマイトは、自分に憧れを持つデクに甘えていたこと、今後はデクと共に歩んでいきたいことを土下座して母親に伝えます。
「この命に代えても守り育てます」
土下座するオールマイトのそばにしゃがみ込み、命に代えないで守り育ててほしいとオールマイトに伝える母親。
「先生、息子を…よろしくお願いします」
敵犯罪者特殊収監施設タルタロス。
オール・フォー・ワンは、自分が手の届かないところへ行くことが弟子を独り立ちさせると考えていました。
そしてその考え通り、死柄木は憎悪も悔恨も、全てを糧とせんばかりの表情で新しい闇を心に宿すのでした。
感想
タイトルがストーリーにぴったりだなと思った回でした。
高校生の頃って親に迷惑はかけない、と思いつつも体が先に動いてしまったり、結果的に迷惑をかけることってありますよね。
デクもヒーローとして体が先に動くことは素晴らしいことですが、その結果ヒーロー活動ができなければ元も子もありません。
母親がデクの体の心配をするのは当然だと思いますし、ヒーローになりたいというデクの夢自体を否定した訳ではない。
そこが個人的には大きいなと思いました。
心配のあまり子供の夢自体を否定し、夢を追うことを辞めさせてしまう親も中にはいると思うんですよね。
そこで親と決別したり、親の言うことを聞いたりと反応は様々だと思いますが、デクの母親はそうはしなかった。
デクの夢を応援したいという大前提がぶれなかったからこそ、母親の気持ちがデクにもオールマイトにも伝わったのかなと思いました。
そしてデクも、これからはオールマイトの言うことは必ず守らないといけないし、オールマイトも厳しく指導しなくてはいけない。
みんなが全力で臨まないといけない状況なのだと肝に銘じなければいけないな、とも思いました。
オールマイトの戦いぶりをもう見ることができないのは悲しいですが、デクの指導者としてデクを導いてほしい。
次回は束の間のほのぼの回だと思うので、存分に楽しみたいと思います!(笑)
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子