こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス57話、猟犬が探偵社の言うことを信じるか否か。味方になってくれ…
文豪ストレイドッグス第57話「空ノ港ニテ(其の三)」
文豪ストレイドッグス57話の簡単なまとめ
太宰とフョードルはニコライの「遊び」の説明を聞き、最後に1つアイテムを選ぶよう言われます。
太宰に先に選ぶよう言われたフョードルは、全てのドアを開けることができるセキュリティカードを選びます。
そして次に選ぶことができる太宰が迷いなく選んだものは、アイテムではありませんでした。
シグマ。
不敵な笑みを浮かべながら、太宰はシグマを指さしていました。
ブラムを背負った幸田は、ブラムに足は速いかと聞かれて速いと答えるのですが、その質問の意味がすぐに分かります。
吸血種となった警備員たちが一斉に幸田とブラムを襲いにきたのです。
自分を置いて逃げるよう伝えるブラムですが、幸田はブラムを失ったらこの世が終わると考え一人で乗り切ろうとしていました。
そこへ、頼もしい助っ人が現れます。
賢治です。
賢治は乱歩の指示で幸田を助けにきたようでした。
太宰の自由さに翻弄されるシグマですが、シグマにはフョードルの個性を暴くという使命がありました。
ニコライに頼まれたからというのも事実ですが、何よりシグマは自分だけの安息の地、つまり家を求めていたのです。
そんなシグマの様子を見た太宰は、シグマをここから生きて出すと約束するのですが、その瞬間大きな音と振動が2人を襲います。
太宰はそれがフョードルを助けるべく現れた侵入者だと予想し、その予想は大当たり。
吸血種化した中原中也が、侵入者だったのです。
吸血種の警備員を全て倒した賢治は幸田を安全な異能空間に連れて行こうとするのですが、邪魔が入ります。
猟犬の、末広。
末広は条野の行方を探しているらしく、幸田とブラムには興味がないようだったのでその隙に幸田とブラムを逃がす賢治。
条野の居場所など知らない賢治は正直に知らないと伝えるのですが、末広はその言葉を信じませんでした。
そして同時期に敦も猟犬の燁子に捕まってしまい、探偵社がまた危うくなるところで、敦は携帯を取り出します。
携帯を奪った燁子が目にしたのは、立原の映像でした。
最初は偽装映像だと信じなかった燁子でしたが、映像内で探偵社が知り得ない言葉を立原が発したことで信じざるを得なくなります。
協力する代わりに乱歩に会わせろと言う燁子に、敦は乱歩に電話して指示を仰ごうとするのですが、出ない乱歩と、背後で口角を上げる燁子。
末広と戦うことになった賢治は怪力にも関わらず、それを超えてきた末広に思い切り投げ飛ばされ倒れ込んでしまいます。
猟犬を探偵社の味方につけられるかという重要な状況で、探偵社はまたしても危険な状況へと陥ってしまうのでした。
感想
一難去ってまた一難…去ることの方が少ない…
賢治が来てくれたことに驚いたのですが、それよりも末広に負けてしまいそうな賢治をどうしたらいいのか。
末広は真実を話したら信じてくれそうな気もするんですけど、賢治は最後起き上がれない感じだったし…
文ちゃんは逃げられたとして末広は賢治が、燁子は敦が相手をしているとは言ってもまだボスの福地がうろうろしているはず。
国木田や与謝野姐さんが助けに来てくれたらいいんだけど…
そして最後で乱歩が電話に出ずに、燁子が後ろで笑ったのがとってもとっても気になります。
あれ、何? どうして笑っていたの?
正直、猟犬の中で一番懐柔が難しいだろうなと思っているのは燁子なので、最後のシーンでも敦を信じてないだろうなと思ってしまった。
燁子が一番福地を慕っていたように見えたし、福地が悪だと言うから探偵社を悪だと思っている、まであると思います…
猟犬を味方につけたいところですが、燁子がネックになりそうだなあというのが率直な意見でございます…
中也、吸血種になってた……
かなりショックです、中也好きなので…
やっぱり吸血種になったら戻らないのかな…戻ってほしい人が多すぎて…
そして太宰は相変わらず何を考えているのか分からないし、フョードルは本当に先を見て何手も考えており完璧。
これまでの状況を踏まえてもだいぶ押され気味の探偵社ですが、一発逆転かそうでなくてもせめてもう少し味方がほしい…
太宰はどうやってフョードルに勝つつもりなのか全く分かりません。
タイトル的に空港編は終わりだし、次回からどんな展開になるんだろうか…
とにかく乱歩、文ちゃん・ブラム、賢治、敦の無事を信じて、あのあとどうなったのかを楽しみにしたいと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子