こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス55話、条野は抜かりないけれども託した相手が…大丈夫だろうか…
文豪ストレイドッグス第55話「空ノ港ニテ(其の一)」
文豪ストレイドッグス55話の簡単なまとめ
探偵社は谷崎と賢治も無事戻ってきており、ポオの小説空間の中で事務所を作り出して作戦会議をしていました。
敵の真の狙いはワンオーダーという封印された三大厄災の一つだと乱歩は話し、福沢がワンオーダーの説明を始めます。
ワンオーダーとは福沢の異能力に似た性質を持っており、部下が必ず自分の命令通りに動く通信機となっているようでした。
ワンオーダーを通して指示を受けた部下たちは疑問に思うことなく淡々と命令をこなしていくことになります。
あまりにも危険なために封印されていた異能兵器ですが「福地」は最初からワンオーダーが目的だったのだろうと乱歩は話します。
その目的は、世界征服。
12時間後には福地はワンオーダーを受け取ることになるようですが、それを止めることができれば探偵社の勝ちだと乱歩は続けます。
そして福地がワンオーダーを受け取る場所は空港だと話し、一行は空港へと向かいます。
空港にはすでに猟犬が到着しており、そこにはもちろんボスの福地の姿もありましたが国木田が助けた幸田文の姿もありました。
福地は条野に見せたいものがあると言いとある部屋へ入れると、そこには棺桶に入ったブラムの姿が。
福地は立原をうまく取り込めなかったので、今度は条野を自分の手伝いとして取り込もうとしていたのです。
探偵社はワンオーダーと共にブラムの死を求めるだろうと予測した福地は、ブラムを条野に守らせようとしたのでした。
快諾したかのように見えた条野ですが、猟犬になり市民たちを救ううちに「ありがとう」と言われることに喜びを感じていた条野。
振り向きざまに福地の首を斬りつけ出血させるも、福地はすぐに雨御前を取り出しまたしても雨御前に倒れてしまう猟犬。
しかし条野はたった今福地の正体を知ったわけではありませんでした。
立原が福地に偽のUSBを渡したとき、立原から嘘の心音が聞こえたものの確信は持てなかった条野は保険をかけていたのです。
幸田文。
条野は、探偵社を信じている彼女に空港でぶつかった際に手紙を渡していたのです。
そして条野の思惑通り幸田は条野のあとを尾行し、福地が裏切り者であることを知った幸田は証拠に写真を撮ります。
しかしフラッシュを使ってしまったため福地に誰かがいることを知られてしまい、幸田のいる方へと探しにくる福地。
絶体絶命になる幸田ですが、隠れる場所を思いつき咄嗟に体を隠したため福地は見つけることができませんでした。
福地の存在が公になるか否かが、探偵社の味方である小さな幸田にかかってしまうのでした。
感想
うーん、さすが条野と言うべきか、条野でさえも勝てないと言うべきか…
こんな言い方、本当に申し訳ないとは思うのですがどうしても言いたいので言います、すみません。
雨御前、チートすぎやしないかい?
時間戻してやりたい放題できる剣なんて、悪者が持ったらダメでしょ…
救えなかった命を救うためとか、逃げられてしまった悪者を捕まえるためとか、なんか良い方に使えないものなのかな。
と、思ってしまいました。
そもそも時空を歪めても良いことなんて一つもないんですよ、時間はいじれないから良いんですよ。(?)
このままでは福地に勝てません…
ですが、神威の正体を予想できなかったのは仕方ないとして探偵社には乱歩がいるし、作戦会議の内容はまだ分かっていませんよね。
福地が探偵社の動きを予想して色々と考えていましたが、乱歩にはその上を行ってもらわないと勝てないと思ってしまう。
どうにかして福地を止めないと人類が危ないというのはもちろんのこと、幸田文ちゃんの命も危ない。
特に国木田はこの事実を知ってしまったら何がなんでも助けに行ってしまうだろうし、探偵社はもうバラバラになるべきではないと思うんです。
乱歩の作戦に懸けるしかない。
でも文ちゃんにあの手紙を託したということは、条野も探偵社が無実だと思っていると考えて良いのかな?
無実とまではいかないかもしれないけど、少なくとも何かがおかしいということには気付いていたはず。
だからこそ自分だけが福地に呼び出されたことに違和感を感じて文ちゃんに手紙を渡していたのかもしれない。
あとは文ちゃんが逃げ切れたとして、残りの猟犬である燁子と末広が条野の手紙を見た上で信じるかどうかですね。
どうなるのやら…
次回、どう展開するのか全く分かりませんが楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子