こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア37話、感動してまた泣いてしまった…そして最後でまた不安になる情緒不安定な回。
僕のヒーローアカデミア第37話「爆豪勝己:オリジン」
僕のヒーローアカデミア37話の簡単なまとめ
デク・爆豪ペアの戦いが始まるも、最初からデクの話など聞かずに1人で進んでいく爆豪。
それでも話をしようと近づくデクを殴り飛ばす始末で、試合を観戦していたお茶子たちやリカバリーガールも呆れる始末。
しかしぼーっとなどしていられない状況に陥ります。
いつものヒーローのような優しい雰囲気はどこにもなく、そこには平和など微塵も気にしないヴィランのオールマイトが立っていました。
デクはすぐさま逃げた方がいいと判断するのですが、爆豪はもちろん無視してオールマイトに突っ込んでいきます。
結果オールマイトにボロボロにされる爆豪ですが、まるでコミュニケーションが取れていない2人を見て思わずオールマイトは爆豪に声をかけます。
「もったいないんだ、君は。君だってまだいくらでも成長できるんだ。でもそれは力じゃない」
オールマイトの言葉に対し、勝つことにこだわっていたはずの爆豪はこう返します。
「あのクソの力借りるくらいなら、負けた方がまだマシだ」
常に勝つことを目指していた爆豪の口から「負けた方がマシ」という言葉を聞いたデクは、オールマイトよりも先に動いていました。
「負けた方がマシなんて、君が言うなよ!!!」
デクは爆豪を殴ったのです。
爆豪を抱えてその場をすぐに離れたデクは爆豪と話し合うのですが、爆豪にも考えがありました。
自分の腕についている2つの籠手のうちの1つをデクに渡し、自分にフォーカスがきている時にオールマイトの背後からデクが狙う。
そしてこの作戦は成功し、攻撃が入ると逃げる2人。
これを繰り返すことにしたデクと爆豪ですが、オールマイトは2人の協力関係はのちに大きな力となると信じていました。
「先生、頑張っちゃうぞ」
気合いを入れたオールマイトは、再び2人を探すことにします。
ゲート目前でオールマイトに見つかり派手にやられる2人ですが、爆豪は自分がオールマイトを引きつけている間にデクにゴールさせようと試みます。
しかし相手はオールマイト、爆豪の相手をしながらデクの行く手を止めることなど朝飯前とでも言わんばかりにデクも飛ばされてしまいます。
攻撃を出しすぎて体がボロボロの爆豪は、それでもデクにゴールさせようと攻撃を出そうとするのですが、力が出ません。
「自分を捻じ曲げてでも選んだ勝ち方で…それすら叶わねえなんて…いやだ…」
その言葉を聞いて再び力をためたデクを逃さないようにと振り向いたオールマイトは、ゴールではなくこちらに向かっているデクに気付きます。
「どいてください、オールマイト」
オールマイトにスマッシュをしたデクは爆豪を抱えてゴールまでひたすら走り、無事ゴールに辿り着きます。
デク・爆豪ペア、クリア。
こうして、1年A組の期末テスト・演習試験が終了します。
一方その頃、ヴィラン連合でも動きがありました。
死柄木の元に義爛(ぎらん)というヴィランがやってきて、ヴィラン連合に入りたいという人間たちを連れてきたのです。
何度葬ってもその度に力を増してやってくるヴィランたちに、ヒーローたちはまだ気付くことはできませんでした。
感想
デクとかっちゃんの戦い、とても熱かった。
オールマイトが2人のために戦ってくれたことも嬉しかったし、最終的に協力してゴールした2人が誇らしいです。
かっちゃんはデクの実力を把握した上で、自分がオールマイトの相手となりその間にデクにゴールさせたかったのでしょう。
しかしデクにはそんなことできなかった。
自分のやり方を変えてまで協力して戦って、それでも負けるなんて嫌だ。
本来のかっちゃんを見たデクには、自分だけがゴールをしてクリアするという考えはこの時点で消えていたのかなと思いました。
気絶するまで戦ってデクをゴールさせようとしたかっちゃんを連れて、2人でゴールをしたデク。
お互いの間にあるギクシャクした感じや、かっちゃんのデクに対する怒りや不満などは簡単には消えないと思います。
それでも、今回の戦いが2人にとってきっとプラスになるだろうことはデクもかっちゃんも分かっているはず。
2人ともよく頑張った、お疲れ様でした。
ヴィラン連合、死柄木。
義爛という謎の存在も登場したし、本格的にヴィランが始動してしまうのかと思うと不安です…
次回どうなるのか、楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子