こんばんは、はる子です。
ワンピース35話、ベルメールとナミ、ノジコの関係が分かるも早速不安な流れに…
ワンピース第35話「秘められた過去!女戦士ベルメール!」
ワンピース35話の簡単なまとめ
ノジコはウソップたちにベルメールという人物について話し始め、同じ頃ノジコの家で目覚めたナミもベルメールのことを思い出していました。
「もう少しで何もかも返ってくる。ココヤシ村も、ミカン畑も、私の夢も」
ナミは例の地図を眺め、昔を思い出します。
8年前、ナミとノジコはベルメールという女性の家で暮らしていました。
ナミはよく盗みを働いていたらしくベルメールにも怒られていたのですが、それでもナミの地図はすごいと褒めてくれていました。
ナミが持っていたのは、8年前のナミが作ったココヤシ村の地図だったのです。
ある時、ナミは自分の着る服がいつもノジコのお下がりなことに腹を立て「本当の妹じゃない」と口にしてしまい、ベルメールに叩かれます。
しかしナミは怒りに任せてさらにベルメールにもこんなことを言ってしまうのです。
「ベルメールさんだって本当のお母さんじゃないじゃない!どうせ拾われるならもっとお金持ちの家がよかった!!」
ショックを受けたベルメールは嫌なら出ていけとだけ話すと、土砂降りの中飛び出していってしまうナミ。
村のげんさんのところまで家出したナミは、げんさんの話を聞いてベルメールが元海兵だったことを知ります。
海兵として海賊と戦う日々だったベルメールは、ある戦いで瀕死の状況になり生死を彷徨う事態に。
死を悟ったベルメールの前に現れたのが、まだ赤子のナミを抱いた小さなノジコだったのです。
ナミを抱き抱えているノジコに近付いたベルメールがナミの頬に触れると、ナミは満面の笑みでベルメールを見ます。
2人を村に連れ帰ることに決めたベルメールは嵐をかいくぐって村まで到着するのですが、ナミとノジコは高熱で体が衰弱していました。
自分の怪我を心配する大人たちをよそに、とにかく2人の診察をしてくれと泣き叫ぶベルメール。
なんとか治療が済んだ2人を抱き締め、自分が2人を育てていくと宣言したベルメールは、こうして2人の母親となるのです。
「お前たちには、本当の親子よりも深い絆があるんだ」
げんさんの言葉を聞いて自分が言ってしまった言葉の意味を考え直すナミ。
そこへナミを迎えにきたノジコがやってきて、2人はベルメールが待つ家へと戻ろうとするのですが、それは突然やってきます。
アーロン一味。
村中から金をかき集めて島から出ようとした瞬間、魚人がベルメールの家から煙が上がっているのを見つけてしまいます。
ベルメールはナミとノジコのために、好物の料理を作って待っていたのです。
アーロンたちがベルメールの家に向かうのを見たナミとノジコは、急いでベルメールの家に走っていきます。
海賊が来ているとはつゆほども思わないベルメールは、1人鼻歌を歌いながら料理をし2人の帰りを待つのでした。
感想
ベルメールさんは強くて、美しい女性ですね。
ただノジコもとても強いなと思いました…赤子のナミを抱えていた時はおそらく2歳。
自分の妹ではないのにナミを抱えて、どうしたらいいのか分からず歩き回っていたノジコを見つけたベルメール。
ベルメールが頬に触れたことで笑いだすナミ。
全てが決まっていたかのように、出会うべくして出会った3人という感じがします。
子供というのは時に残酷で、その言葉を発したことで相手が傷つくかもしれないとか考えられないことが多いですよね。
ベルメールさんに面と向かって「母親じゃない」と言ってしまったナミを責めることはできません。
でもここで何が大切かって、げんさんの話を聞いて自分がしてしまったことにナミが気付いた様子だったこと。
酷いことを言ってしまったのかもしれないと気付けたことがナミのすごいところで、ベルメールさんの育て方が関係しているのかなと思いました。
まとめると、アーロンに全てを壊され奪われたナミがココヤシ村を救うためにアーロン一味に入った、ということなのかな。
背景を知るとココヤシ村も救いたいけどアーロン一味、ぶっ倒したいですねえ。
アーロン一味を無事倒すことができるのか、そこも期待したいと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子