こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア31話、嫌な方向に流れが進んでいってしまっている気が…
僕のヒーローアカデミア第31話「『ヒーロー殺しステイン』その余波」
僕のヒーローアカデミア31話の簡単なまとめ
病院で手当てを受けていたデクたちに会いにきたのは、グラントリノ、マニュアル、そして保須警察署の署長である面構犬嗣(つらがまえ・けんじ)でした。
3人の行動は厳密に言えば規則違反に当たり、それを制御するべき人間だったエンデヴァー、グラントリノ、マニュアルも処分対象になると言われるデクたち。
しかし、それは一連の事件を世間に公表した場合に限ると署長は話します。
公表すれば、ヒーロー殺しステインを倒した雄英の生徒として称賛されるだろうが、そうなれば処分は免れない。
公表せず、ステインに火傷跡があることからエンデヴァーが1人でやったことにすれば、3人の処分はないが称賛はされない。
3人は公表しないことを選び、こうして路地裏の戦いは世間に知られることなく終わりを迎えたのでした。
しかしステイン逮捕の影響は、裏社会の人間たちに少なからず影響を与えてしまいます。
お茶子にことのあらましを電話で説明し病室に戻ったデクは、飯田の左腕に後遺症が残ることを知ります。
飯田は、手術すれば治るかもしれないと話すも、自分がヒーローとしての自覚を持ち、本物のヒーローになるまで手はこのままにすると話します。
デクは自分の右手を見つめ、自分も同じだと飯田に話すと、飯田にこう伝えます。
「一緒に強くなろうね」
デクの言葉を噛み締めるように、飯田は力強く頷きます。
一方でオールマイトは、グラントリノから電話でお叱りを受けている最中でした。
しかしその電話には別の目的があったのです。
グラントリノは、ステインが逮捕された今、今後ニュースなどでステインの思想などが話題に上がるだろうと話します。
そしてステインの思想は、オールマイトの平和の象徴観念と同質だとグラントリノは言葉を続けます。
オールマイトの思想に賛成する人間が多いように、ステインの思想にもまた賛成する人間が現れる。
そうなればステインのあとを継ごうと動き出す人間がいてもおかしくないと、グラントリノは危惧していたのです。
そしてこの一連の流れを作った黒幕は、オールマイトの先代である志村という人間の命を奪い、オールマイトの腹部に穴を開けた人物。
オール・フォー・ワン。
やつが動き出したと考えていいと思っていると話すグラントリノに、信じられないと口にするオールマイト。
グラントリノは、この事実は時期を見てデクにも話しておくよう伝えると電話は終了します。
保須事件から2日後、すでにステインについての動画などが世の中に出回り始めていました。
本名は赤黒血染(あかぐろ・ちぞめ)、オールマイトのデビューに感銘を受けてヒーローを志すようになった。
私立のヒーロー科高校に進学するも、教育体制から見えるヒーロー観の根本的腐敗に失望し、1年夏に中退する。
それからは「義務達成」のため独学で殺人術を研究し、英雄回帰のために行動を続けていると動画では説明されていました。
この動画が悪人や悩める人々に影響し、バラバラだった悪意がヴィラン連合に向けて動き出していることに、この時はまだ誰も気付いてはいませんでした。
感想
やっと…やっと黒幕の名前が分かったと思ったら、オール・フォー・ワンですと…
要はワン・フォー・オールとは対の思想になるのかな。
1人はみんなのために。
みんなは1人のために。
2つ合わせると皆さん聞いたことある有名なフレーズになりますが、わざわざ対の関係性で使っているのが気になります。
もしもワン・フォー・オールの持ち主を狙っているのだとしたら、グラントリノのいう通りデクにも知らせる必要があると思います。
もう少し情報が欲しい。
そしてステイン改め赤黒血染。
やはりオールマイトには憧れの気持ちを抱いていたのですね。
オールマイトに失望したというよりは、ヒーローを育成する体制に失望してしまったという感じなのでしょうか。
飯田くんの時に言っていましたが、私利私欲のため、個人の復讐心のために動いているヒーローが多いということなのか。
人を助けたい、自分が傷つくことなど恐れない。
そういう感覚を持ったヒーローをヒーローと認めている感じがしました。
余談。
途中登場したかっちゃんが相変わらずあの髪型にされていること、
冒頭で轟くんが署長を犬呼ばわりしたことに吹き出してしまいました。(笑)
みんなもそれぞれ頑張っているみたいで安心した。
次回はみんなの職場体験が見れるみたいなので楽しみです!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子