こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア29話、めちゃくちゃ熱い展開と、涙なしには見られない最後。
僕のヒーローアカデミア第29話「ヒーロー殺しステイン VS 雄英生徒」
僕のヒーローアカデミア29話登場人物について
ステイン
個性:凝血
血を舐めることで相手の体の自由を最大8分間奪う。
O、A、AB、Bの順で奪える時間は少ない。
僕のヒーローアカデミア29話の簡単なまとめ
新幹線を降りたデクは騒ぎのある方へ向かうと、飯田と一緒にいるはずのマニュアルを発見し不思議に思います。
飯田がどこかへ行ってしまったと聞いたデクは、考えられる全ての可能性を考慮し1つの答えを出します。
飯田は、ステインに会ってしまったのではないか、と。
ステインに腕を刺されてしまい、体の自由が利かなくなってしまった飯田。
生かす価値はないととどめを刺そうとしたステインの前に、緑色の光。
デクの登場です。
助けにきたデクに対して「君には関係ない」と言ってしまう飯田ですが、そんな飯田にデクはこう返します。
「そんなこと言ったら、ヒーローは何もできないじゃないか!」
ハッとする飯田をよそにステインに向かっていくデク。
デクはステインの個性を「斬ることが発動条件」だと考えていましたが、自分も斬られたことで、血を摂取することが発動条件だと気付きます。
ヒーローとしての素質を感じたのかデクを生かし、残りは倒すと言って再び飯田に向かうステイン。
動けないデクの叫びと共に、ステインを吹き飛ばす炎。
轟の登場です。
デクは現場に到着した際に位置情報を一括送信しており、父親と共に仕事で保須市に来ていた轟が不審に思って助けにやってきたのです。
轟1人でステインを相手に戦っている間なぜか再び動けるようになったデクは、血液型によって解放される時間が違うのではないか、と考えます。
そしてそれは大当たり。
O、A、AB、Bの順で拘束時間が早く解けていくようで、デクはO型のため1番最初に動けるようになったのです。
デクと2人でプロが来るまで時間稼ぎをしようと考える轟ですが、轟は飯田の兄がやられて以降、飯田のことをずっと気にかけていました。
自分がかつて父親に向けていた表情と同じ表情を、飯田がしていたからです。
そしてその表情の持ち主が、どれほど狭まった視野で動くのかということも轟は分かっていました。
視野を広げ、自分の力を強めるためにも、No.2である父親の事務所に入ることに決めた轟が、いま保須市にいる理由。
それは、ステインがまた保須市に現れると予測したエンデヴァーが轟を連れて保須市に滞在していたからなのです。
No.2と呼ばれる父親の判断力、勘の鋭さを身をもって体験した轟は、全てはデクの「君の力じゃないか」の一言から始まったと考えます。
「もうやめてくれ…」と泣きながら頼む飯田に、轟はこんな「一言」を伝えます。
「やめて欲しけりゃ立て!なりてえもんちゃんと見ろ!!」
自分だけが自分のために動いていた事実から目を背けようとした飯田は、この言葉を聞いて指先に力を込めるのでした。
感想
今回は本当に見ていて楽しくて、ハラハラして、それでいて感動してしまうという、感情のジェットコースター回でした。
デクがワン・フォー・オールを少しずつ自分のものにしているのを見てとても嬉しいし、強くなっていて誇らしい。
ビクビクしていた頃のデクは少なくとも今はいなくて、どうしたら強くなれるかを考えているデクをもっと応援したくなりました。
飯田くんと轟くんの関係性も今回見ていて「なるほどな」と思いました。
父親を憎んでいた轟くんが飯田くんを心配する理由として、同じ顔をしているからと言っていました。
そして視野が狭まるということも。
轟くんは人生何周かしたんかってほど大人びた子だなあと。(笑)
それだけ轟くんが生きてきた人生が難しかったということなんだと思いますが、父親のすごいところを吸収しようとする姿勢。
彼らの年齢で果たして自分はできたか考えると、私は無理かもしれない…
憎い相手から学びたくない!だって嫌いだから!ふん!となりそう…それを乗り越えて父親から学ぼうとする轟くんもまた、応援していきたいです。
飯田くんは、自分が私利私欲のために動いていたことに気付いていましたね。
それでもデクと轟くんは助けにきてくれて、プロが到着するまでステインとやり合おうとしている。
轟くんの「一言」と兄インゲニウムに対する想いで、もう一度立ち上がって天哉インゲニウムとして悪からみんなを守ってほしい。
みんな本当に頑張ってる、心から応援したい子たちばかりです。
プロ早く来て!と願いつつ、デクと轟くん、そして飯田くんの3人で乗り越えてほしい。
頑張れ、みんな。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子