こんばんは、はる子です。
ワンピース26話、またもや感動回。ゼフとサンジの過去をやっと知ることができました。
ワンピース第26話「ゼフとサンジの夢 幻のオールブルー」
ワンピース26話の簡単なまとめ
ギンはゼフを人質に取ればサンジも諦めると思ったようでしたが、サンジはそうはいきませんでした。
ゼフにとって宝であるこのレストランを譲る気は毛頭ないのです。
しかしサンジはパールの一撃により倒れ込み、過去が蘇ってきたようでした。
サンジは幼い頃から船のレストランで働いていたようで、いつか全ての生態系を持つ海域であるオールブルーに行くのが夢だと熱く語っていました。
そこへ現れたのが、グランドラインから帰ってきたゼフの海賊船でした。
部下を引き連れ金品を強奪し、船を荒らしていく様子を見てサンジは海賊たちに突撃してしまいます。
ゼフに蹴られてもめげないサンジでしたが、大嵐がくると踏んでこの場から離れようとしたゼフと海賊たち。
高波が押し寄せたと思うとサンジは海へ放り出されてしまうのですが、すぐにそのあとを追ったのはゼフでした。
みるみる波は荒れ高くなり、2隻の船はあっという間に海の中へと沈んでいく中で、サンジを助けようとしたゼフは足が船に挟まってしまいます。
このままではサンジが危ないと判断したゼフは、なんと自ら足を斬り落としてサンジの元へと向かったのです。
目が覚めたサンジは大きな岩山にいることに気付きますが、そこにゼフもいると分かるとお前のせいだと責め立てます。
ゼフはサンジに運よく打ち上げられた食料5日分を分け与え、自分とは真逆の岩山の先に行き、船が通ったときだけ話しかけるよう言います。
1人海を眺めながら船が通るのを待つサンジは、もらった食料をさらに20日分に分け計画的に食料を食べていました。
しかし20日経っても船は通らず食料は底をつき、いよいよ餓死寸前のところまで来たとき、サンジはゼフが気になります。
覗いてみるとゼフのそばには食料袋があり、奪おうと近づき袋を破ったサンジは絶句します。
中身は食料ではなく金品だったのです。
最初から食料はサンジに渡したものが全てで、岩山に着いたあの日からゼフは1度も食料を口にしていませんでした。
さらにサンジはここでゼフの足がなくなっていることに気付き、それが自分のせいだと分かると泣き出します。
なぜ自分にここまでするのかと泣きながら叫ぶサンジに、ゼフは答えます。
「お前が、俺と同じ夢を持ってたからだ」
ゼフは、オールブルーはグランドラインのどこかに存在すると信じており、時期が来たら目指すようサンジに伝えます。
海で食料に困るたびに「海のど真ん中にレストランがあれば」と考えていたゼフは、最後の生きがいにレストランを建てたいと思っていたのです。
そしてそこへ、1隻の船が運よく通りかかったことでゼフとサンジは助かったのでした。
パールに殴り飛ばされても立ち上がったサンジを見て、ルフィはどこか怒っているように鼻息を荒げていました。
そしてパールが「この船は海賊船に代わるのさ」と言い放ったと同時に、ルフィは片足を遥か高く振り上げます。
サンジが止めるも、勢いよく振り下ろしたルフィの足はバラティエの足場をバラバラに壊してしまうのでした。
感想
ゼフとサンジにこんな過去があったなんて…ゼフは戦闘でもなくサンジを助けるために足を失っていたんですね。
しかも食料を分けたと思わせておいて、自分は何一つ食べずに意識を保ち続けた。
サンジを離れさせたのも、自分が食べていないと分かれば分けてこようとする可能性があったからなのかな。
海賊という夢は諦めても、海のど真ん中でレストランを開くという新たな夢を叶えたゼフをサンジは知っています。
だからこそバラティエは何としてでも守り抜かなければいけない存在だし、海賊船になるなんて許せなかったんですね。
金品を奪うなどしてきちんと海賊をやっていたゼフですが、心が優しかったが故のサンジへのあの行動。
そりゃサンジはゼフに恩がありますよね。
でも、ルフィたちの仲間になるとするとゼフの元を離れることになるわけで、今度はそこが気になってしまう。
一体どういう別れになるのか、そこも見たいと思いました。
ルフィのあの行動で現状がどう変わるのか分かりませんが、バラティエを守ろうとしてくれていると信じます。
バラティエを守る、そしてまだついていないクリークとの決着もきちんと終わらせてほしい。
みんなで力を合わせてバラティエ死守!打倒クリーク!
頑張ろう!!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子