こんばんは、はる子です。
僕のヒーローアカデミア25話、悔しさともどかしさと、切なさを感じた回でした。
僕のヒーローアカデミア第25話「轟 VS 爆豪」
僕のヒーローアカデミア25話の簡単なまとめ
いよいよ決勝戦。
轟はいきなり最大級の氷を出して爆豪との距離を取りますが、氷の向こうから聞こえてくるのは爆発音。
その爆発音が一番大きく聞こえたとき、氷の向こうから派手な登場をかました爆豪。
一気に距離を詰め轟の首根っこを掴み、勢いよく放り投げると、慌てて氷壁を作り場外アウトを阻止する轟。
しかし爆豪には不満がありました。
轟は、デクとの戦いで左を解放し全力で戦ったのに対し、爆豪との戦いではまだ右の氷しか使っていないからです。
「俺じゃあ力不足かよ」
爆豪の言葉ではあまり響かなかった轟ですが、客席からデクの声が聞こえると轟の右が溶けていき、左が燃え始めます。
「轟くん!負けるな、頑張れ!!」
本気を出した轟に喜ぶ爆豪をよそに、轟はふと父親と母親のことを思い出すと、なんと左の火を消してしまいます。
爆豪の渾身の攻撃である榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)をもろに喰らってしまった轟は、背後の氷に倒れ込みます。
当然怒り狂う爆豪、轟に詰め寄り再び戦おうとしますが、ミッドナイトが爆豪を眠らせ、決勝戦の勝利は爆豪になるのでした。
表彰式。
1位、爆豪、2位、轟、そして3位は常闇と飯田でしたが、飯田は早退しており3位は常闇のみで表彰されることになります。
表彰台に乗った状態で現れる3人ですが、なんと爆豪は目が覚めてからずっと暴れているため拘束、口輪までされた状態で登場します。
それぞれにメダルを渡したオールマイトは、1人1人に声をかけアドバイスをし、雄英体育祭1年の部は幕を閉じます。
兄が入院する病院に着いた飯田は急いで病室に入ると、そこには痛々しい姿で横になっている兄がいました。
「お前みたいな、優秀な弟が…せっかく憧れてくれてんのに…ごめんな、天哉…兄ちゃん、負けちまった…」
弱々しくそう呟く兄を前に、飯田は泣くことしかできませんでした。
そして轟は、覚悟を決めてとある場所へと向かいます。
母親のいる病院です。
ずっと会っていなかった母親に会いにいく決心をした轟は、理想のヒーローになるためには母親と話す必要があると考えたようでした。
そしてそれは、轟自身のためにも、長年苦しんでいる母親のためにも何かが動き出すきっかけになると思ったようでした。
「たとえ望まれてなくたって、助け出す。それが、俺のスタートラインだと、そう思ったからだ」
轟も、飯田も、雄英高校1年A組を取り巻く環境が、ここから少しずつ変化を見せ始めていくのでした。
感想
かっちゃんの感じる悔しさと、何かが違うと感じている轟くんのもどかしさと切なさを感じた回でした。
かっちゃんの気持ちも分かるんですよ。
ただでさえライバル視しているデクには火を使ったのに、自分には火を使ってこないとなると下に見られている?と感じても無理はありません。
1位になれたらラッキー、という感覚では戦っていないんですよね。
全力でぶつかって、戦った結果の1位がまさに「完膚なきまでの1位」なんだよなあ、と思っていました。
ただ、いくら悔しいからといってガチガチの拘束具と口輪までされるほど暴れるのは、どうかなあ…(笑)
かっちゃんらしいですけどね!(笑)
轟くんには新たな課題ができたようでした。
理想のヒーローになるためにはどうしたらいいのか、左の力を自分のものとして素直に使うにはどうしたらいいのか。
そう悩んでいるように見えました。
呪縛から抜け出そうともがいている轟くんは、見ていて純粋に応援したくなるところがあります。
そしてもがいているその姿がデクと重なるという意味で、オールマイトは2人が似ている気がすると言ったのかな、と。
轟くんが自分の課題をどう乗り越えるのか楽しみです。
飯田くん。
単純に心配です…お兄さんは無事とはいえ、かなり重症のようでしたし、兄のあんな姿を見て冷静でいられない気持ちも分かります。
飯田くんがヒーローになるにあたって、この事件は間違いなく今後を左右する出来事だと思いました。
ただ、復讐心とかに燃えないでほしいなと。
あくまでも悪を倒す、という姿勢でいてくれたらなと個人的には思います。
デクやお茶子ちゃんも心配だろうなあ…飯田くんが無理しないことを願います。
雄英体育祭1年の部はこれにて終了し、また新しい毎日を過ごすことになると思いますが、それぞれに課題ができた感じですね。
デクもワン・フォー・オールを身につけないといけないし、みんなと切磋琢磨しながら強くなってほしいと思います。
みんな頑張れ、応援してるぞ!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子