こんばんは、はる子です。
ワンピース23話、どんどん展開が進んでいってなかなかボリュームのある回でした。
ワンピース第23話「守れバラティエ!大海賊・赫足(あかあし)のゼフ」
ワンピース23話の簡単なまとめ
クリークに食料を渡したゼフは、クリークのことを「グランドラインの落武者」と呼んで周りの人間を驚かせました。
クリークたちはグランドラインに挑んで失敗して帰ってきていたのです。
そしてそんなクリークはゼフのことを「赫足のゼフ」と呼び、赫足とは、足だけで戦った蹴りの達人であるゼフの足についた敵の血を表しているようでした。
ゼフは海難事故に遭ったようですが、それでもグランドラインから無傷で帰還した数少ない海賊の1人のようでした。
クリークはそんなゼフの航海日誌が欲しいと言い出すのです。
しかしもう一度グランドラインを目指し、ワンピースを手に入れ海賊の頂点に立つと言い放ったクリークの言葉に反応したのがルフィ。
海賊王になるのは自分だと言うルフィに反応するクリークですが、部下に飯を上げている間に逃げておくんだな、という言葉を吐いて一度バラティエから離れます。
コックたちは元はと言えばサンジがギンに飯をやるからだ、とサンジを責めますが、ゼフはそんなコックたちを一蹴します。
「てめえらは一度でも死ぬほどの空腹を味わったことがあるのか?」
そしてどういうことか聞いてくるパティに、ゼフはこう答えます。
「サンジとてめえらの違えは、知ってるか知らねえかだ」
サンジが何を知っているのか、それでも理解ができていない様子のコックたちでしたが、ここでルフィがギンにグランドラインについて尋ねます。
するとギンは頭を抱えながら、50隻の艦隊が、たった1人の男にあれよあれよと沈められたと話します。
「思い出したくねえんだよ。あの男の、鷹のように鋭い目を」
それはゾロが追いかけているという男の特徴によく似ているようでした。
ゾロはその男と会うために海に出たと話すと、ゾロもまたグランドラインに向かう目的ができたと言葉を続けます。
ご飯を食べて元気になった部下たちにバラティエを襲撃するよう指示するクリークでしたが、そこへ1隻の船が近づいてきます。
刀で何かを斬るような音が2回したあと、クリークの船は真っ二つに割れて次々と海へ落ちていく部下たち。
大きな船が海に沈んでいく衝撃で、バラティエも激しく揺れたため錨を上げるよう指示するゼフに、メリー号を見に行こうと外に出るルフィたち。
しかしメリー号は見当たらず、近くに浮いていたジョニーとヨサクに話を聞くと、なんとナミは宝を持ってメリー号もろとも逃げてしまったのです。
クリークの船の残骸の間をゆっくりと進んできたその小さな船を見て「追ってきやがった」と話すクリーク。
そしてゾロは、その船に乗る人物を見てこう呟くのでした。
「まさか、あれが…鷹の目の男?」
感想
クリークの船がボロボロだったのは、グランドラインで鷹の目の男にやられたからだったんですね。
対してゼフはグランドラインから無傷で生還した海賊で、蹴りの達人「赫足のゼフ」という名まで付けられていました。
2人の違いは割と明白に表れていると思いますが、1番分かりやすい点はやはり「部下をどう扱うか」だと思います。
言うことを聞かなければ殺すという形は、海賊としては普通なんだろうなと改めて思いました。
おそらくルフィたちが異質な海賊なんだろうと思います。
仲間とか、宝とか、助け合うとか、海賊はきっとそんな甘いものではないのかもしれません。
でもルフィが目標とするシャンクスはそんな男じゃなかった。
ゼフと出会ったコックたちも、出会ったのがゼフだったから彼を慕って離れないんだろうなと。
ただそれだけな気がします。
やっぱりどんな人に出会ってどう影響を受けるかって人生においてかなり重要なことなんだなと、ワンピースを見て思いました。(?)
鷹の目の男がついに登場するようですが、刀を使っているようでしたし、おそらくゾロの「世界一の剣豪になる」という目標に必要不可欠な存在に思います。
ゾロと鷹の目の男がどう関わっていくのか楽しみですね。
そしてナミ!!
何してくれてるんだナミ!メリー号まで持っていったらルフィたちはどうしたらいいのよ!!(笑)
さてさて、バラティエに次々と現れる強敵ですが、この状況をゼフ始めルフィたちはどう乗り越えることができるのか。
次回からさらに面白くなりそうなこの展開、楽しみにしたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子