こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス47話、何とも切ない回でした…
文豪ストレイドッグス第47話「翅無き身の悲しきかな」
文豪ストレイドッグス47話の簡単なまとめ
取引場所の近くまできた探偵社は、森の命令で探偵社を守るために派遣された広津、立原、銀と合流します。
そこへ敦たちが乗っているであろう救急車が到着し、喜んで駆け寄る賢治でしたが、それは突然起こります。
救急車が爆破するのです。
刀に貫かれた賢治、そして軍警に囲まれる探偵社と黒蜥蜴の光景は、誰かの裏切りを証明しているかのようでした。
刀を操る謎のレインコートの男から賢治を救い出した広津の判断で、探偵社と黒蜥蜴はポートマフィアの避難通路へと急ぎます。
しかしここで発覚するのは、フランシスは裏切っていないという事実。
では、誰が軍警にこの情報を漏らしたのでしょうか。
ポートマフィアの避難通路へと逃げ込むと、別々で逃げて猟犬の力を分散させようと話す与謝野。
ポートマフィアが用意した逃走経路をそれぞれ進んでいくと、与謝野は敦と鏡花の乗る救急車に出くわします。
マーガレットを異能力で治す与謝野ですが、再会できたのも束の間、またしてもレインコートの男が登場します。
マーガレットを無事フランシスの元へ届けるよう言って2人を逃すと、レインコートの男と対峙する与謝野でしたが、ここで信じられないものを目にします。
無数の正の字が書かれたドッグタグ。
それは、与謝野に蝶の髪飾りを作ってくれ、励ましてくれたものの最終的に自害してしまったあの兵士のものでした。
衝撃で動けなくなってしまった与謝野と、その助けに入った黒蜥蜴は、広津の命を犠牲にして何とかその場から逃げ出します。
ポートマフィアの人間しか入れないという場所に逃げ込み、ボートで逃げる準備をしていた3人。
しかしここでもそれは起こります。
いつの間にか刀を握っていた銀は、立原の胸部に刀を突き刺していました。
操られていると分かったときには既に遅く、銀も自身の体に刀を突き刺し、与謝野が振り向いた先にはレインコートの男。
与謝野が男を扉に押し付けて、仕掛けてあった爆弾で共に爆破しようとしたとき、与謝野はあることに気付きます。
偽物の爆弾。
男だと思っていた人物は、マネキン。
そして、ポートマフィアの人間しか開けられないはずの扉から現れた人物。
それは、猟犬でした。
なぜ開けることができたのか。
軍警はポートマフィアに潜入捜査官を潜り込ませており、その人物は猟犬の5人目、金属を操る異能力者。
立原道造でした。
そして、与謝野がずっと気に病んでいた例の兵士は、立原の兄だったことがここで分かるのです。
フランシスが裏切ったように見せ、与謝野を1人にし、復讐を果たそうとしていたということに与謝野は気付きます。
「やはり今日はいい日だ」
与謝野は静かにそう呟くと、
「好きにしな」
と目を閉じて立原に伝えます。
銃を取り出し与謝野に向けた立原のかたい表情と共に、1発の銃声がその場に鳴り響くのでした。
感想
重い。
重すぎる。
広津さんは死んでしまったという認識でいいんですよね…?
個人的に広津さん好きだったので、まさかの展開に動揺を隠しきれません。
正直、この感想部分は少しだけ時間をあけてから書いています…それくらい今回は心にガツンとくる回だった。
まず、フランシス。
彼は部下だけは本当に大切にしていると思っていたので、フランシスが裏切ったというのは信じられませんでした。
なので最初の展開からかなり違和感を感じていたのですが、まさかポートマフィア側に裏切り者がいるとは思いませんでした。
よく考えれば分かることなのに。
何がきついって、立原が広津さんと銀ちゃんを殺してしまったという事実です。(どちらも死んでしまったという確実な証拠はありませんが…)
そして立原の兄が、与謝野姐さんが唯一慕っていたあの兵士だったなんて、心が苦しすぎる。
復讐って怖いです。
与謝野姐さんは苦しみから解放されるかもしれないし、自分は立原に殺されるべき人間と思っているかもしれません。
でもまたどこかで、必ず誰かの復讐心は芽生えます。
復讐が悪いこととは言いませんし思っていません。
ただ、苦しいなと思います。
そして、それは復讐心を持っている人自身が1番よく分かっていると個人的には思います。
立原は与謝野姐さんを撃ったのか。
生きていてほしい。
ちょっとこの先、冷静に見れるか分からなくなってきましたが、ここで逃げるわけにはいきません。
探偵社復活のためにみんなと一緒に戦うと誓った以上(?)、次回もしっかりと見届けたいと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子