こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス45話、またもや謎の展開で締めくくられている文スト。
文豪ストレイドッグス第45話「君も罪の子、我も罪の子」
文豪ストレイドッグス45話の簡単なまとめ
颯爽と現れ探偵社を救い出した中也は、助けたのではなく森が福沢と取引をしたからだとヘリコプターの中で話します。
その対価は、社員1人をポートマフィアに移籍させるというもの。
あの状況から抜け出すには仕方のないことだと探偵社が話していると、猟犬の末広が刀身を伸ばしてヘリコプターの回転翼を斬るべくやってきていました。
賢治が刀にやられて負傷したこともあり、みんなを助けるためにヘリコプターを飛び出した国木田は、地上で斬られてしまっていた手帳の残りの1枚に「手榴弾」と書きます。
「我が名は国木田独歩、我が理想は落ちぬ。この命を燃料として永遠に飛び続ける」
こう叫んだ国木田が末広を抱えて手榴弾を起爆させると、爆発音と国木田の名を叫ぶ谷崎の声だけがその場に鳴り響いていました。
2日後。
敦と鏡花は2日間飲まず食わずで隠れていたらしく、やっとの思いで外に出るも、街を歩けば世間では探偵社はテロ組織と言われ、逃げるしかない状況。
そんな中で敦は探偵社の無実を証明する唯一の鍵を思いつき、ギルドのフランシスの元へと向かいます。
全てを知った上で忠告をしてくれた虫太郎を、アイズ・オブ・ゴッドで見つけてもらおうと考えたのです。
フランシスは対価として、ギルドメンバーのマーガレットを与謝野の力で復活させてほしいと言い、取引は難航したものの成立します。
その頃フョードルが収監されている欧州の異能刑務所「ムルソー」に、新しく収監された人物がいました。
太宰です。
太宰は探偵社を救うためにわざと捕まり、フョードルの策略を見抜くためにムルソーに収監されるよう立ち回ったようでした。
お互いに向かい合う2人が求める情報は、それぞれの外部との連絡手段。
先に連絡手段を知った方が実質上勝ちとなるこの戦いを、最初に制するのはどちらなのか。
一方で探偵社の与謝野、谷崎、賢治の3人は、ポートマフィアの隠れ家に匿われていました。
森は探偵社からの移籍に与謝野を希望していましたが、福沢が許すわけないと反論する与謝野。
実際に福沢は与謝野だけはダメだと言っていたのですが、森はどうしても与謝野が欲しいのか福沢は与謝野を指名しても良いと言っていた、と嘘をつきます。
そこへ無線機を持った広津がやってくるのですが、その相手はフランシスで、取引のために敦を向かわせたため、自分に治癒能力を使えと話します。
そしてその対価に探偵社復活の糸口となる情報をやると言うと喜ぶ谷崎と賢治でしたが、森は納得がいかない様子でした。
隠れ家がアイズ・オブ・ゴッドで見破られるのであれば、猟犬にこの居場所を売った方が利益があるはずだ、と。
そうしないのには何か意図があるはずだと、森は考えます。
「この取引、罠じゃないかね」
感想
はい、今回も頭をフル回転させて見ていましたが、疑問点がわんさか出た文スト。
まず、国木田の安否ですよね。
与謝野姐さんは離れているから爆発した国木田を助けることはできないし、身体能力を高めているという末広は助かっているかもしれない。
国木田が死んだなんて信じたくないけど、あの手榴弾をモロに受けて生きている方がすごいですよね…
どうなんだろう…
45話本編を見ると種田長官もなんとか一命を取り留めてはいますが、種田さんはなかなか興味深い人だなあと思いました。
安吾は種田さんの「100人を救うために1人を犠牲にする」というのが好きではなかったようですが、自分の命をも差し出すという意味だったのだ、と気付いたようでしたね。
どのアニメを見ても思いますが、長官だったりボスだったり、団長だったりする人は肝が据わっているなと思います。
そしてフランシス。
フランシスの森に対する取引は、一見すると普通に見えたんですよ。
マーガレットを助けるためには与謝野の異能が必要で、与謝野の異能を借りるために探偵社の無実を証明する手助けをすると。
でも森の言葉を聞いてからは、森の言葉も腑に落ちるんですよね。
フランシスがここまでしぶとく生き残ってきたのは、常に勝つ方へついてきたからで、生き残るのが目的なら猟犬に恩を売っておいた方が良さそうなものです。
森さんが言うと森さんが正しく聞こえる、それこそ罠ですよ…(笑)
そして森さんというと、与謝野姐さんと過去に関わりがあったような会話もあったのでそこも気になります。
とまあ、気になるところはまだまだたくさんありますが、なるべく頭の中を整理して次回に挑みたいと思います…!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子