こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス43話、文スト史上最も頭が混乱した回に認定します。
文豪ストレイドッグス第43話「悲劇なる日曜日」
文豪ストレイドッグス43話の簡単なまとめ
探偵社は、民間としてとても名誉ある「祓魔梓弓(ふつましきゅう)章」を授与されるのですが、章を授与した司法省の斗南司法次官には何やら企みがあるようでした。
ある日、政府より緊急の要請が入り事件の詳細をみんなに話す国木田ですが、被害に遭った4人はとても残酷な方法で殺害されていました。
この事件には天人五衰(てんにんのごすい)というメッセージが込められており、天人が死の間際に表す5つのサインを模して殺害されていたのです。
衣裳垢膩(えしょうこうじ)、頭上華萎(ずじょうけい)、身体臭穢(しんたいしゅうえ)、腋下汗出(えきげかんしゅつ)、そして不楽本座(ふらくほんざ)。
つまり、あと1人殺される可能性があるため探偵社に依頼したようでした。
乱歩は虫太郎の忠告があるので受けたくないようでしたが、福沢は殺人犯を止めると言い、乱歩だけは探偵社滅亡に関する真相について調べることになります。
敦は、特務課の安吾から「天人五衰は何らかの政府機関の裏の顔の可能性がある」ことを伝えられますが、どうやら司法省の斗南が関わっているようでした。
その動機は、暗殺者をしていたときの福沢の標的に父親が選ばれており、おそらく殺されたことによる怨恨のように見えました。
そのため太宰が競馬場で謎の男に逮捕された情報も斗南には筒抜けだったのですが、彼は信頼していた秘書に裏切られることになります。
秘書の正体は、ニコライだったのです。
ニコライは虫太郎を殺したのではなく生捕りにし、虫太郎の異能力を解除させ、探偵社が過去に犯した罪などが再び明るみに出るよう仕向けていたようでした。
ニコライは探偵社に動画を送りつけるのですが、そこに映っていたのは4人の白装束で頭巾を被る人物と、複数の人質。
探偵社以外が来たら人質を殺すとのことだったので、国木田が先に敦を監禁場所に送るも、ニコライと対峙した敦は手も足も出ない状況でした。
その頃、乱歩は探偵社滅亡の真相に迫るべくある場所へ向かうのですが、そこで腹部から出血している種田長官を発見します。
乱歩は、種田から天人五衰が特1級の危険異能力者からなる組織だということを聞き、あることに気付くのです。
昔聞いたV(ブイ)という組織が、ブイではなく天人五衰のV(ファイブ)だということに。
そのうちの1人は互いが知りたい情報を交換する異能力を持っているらしく、種田の記憶を使いあるものを盗み出していました。
書いた内容が現実になる白紙の文学書。
物語的整合性がない限り能力は発揮されないはずですが、彼らはその1ページを盗み出し、物語的整合性のある文章を書き、全てを現実にしようと企んでいました。
ニコライは斗南を解放し、携帯を渡して助けを呼ぶよう促す。
並んだ犯人に白い頭巾を脱ぐよう指示し、残りの人質を殺しにかかる。
人質の叫びを聞いた探偵社は突入する。
命令で頭巾を取った犯人たちは、探偵社の4人。
ニコライは自ら人質と同じく腹部にチェンソーを巻いて作動させ、死亡。
斗南は犯人たちの正体として、探偵社を名指す。
これら全てが、文学書の破られた1ページに書かれた「物語的整合性」のとれた文章であると、文学書が判断したようでした。
何が起こったのか全く理解できないまま乱歩の電話に出る国木田ですが、乱歩の「逃げろ」という連絡は、あと一歩のところで遅い知らせとなってしまうのでした。
感想
はい、頭がついていきません。
文学書は物語的整合性がとれていれば、物体を突然別の場所へ移動させることもできるということですか…?
そんな恐ろしいもの、誰が生み出したんだ…
個人的に虫太郎がまだ死んでいないことが、拷問を受けていたとしても嬉しかったです。傷だらけの虫太郎を見るのは悲しかったけど…
虫太郎は探偵社がこうなることまで知っていた、ということなのかな?
あと天人五衰、すごく勉強になりました。
漢字はどう書くんだとか、読み方あっているかなとか、すごい調べました。
太宰は逮捕されたし、国木田、谷崎、与謝野姐さん、鏡花ちゃんは身動き取れないし、賢治は軍警相手にしているしで、動けるのは敦と乱歩、社長しかいない絶望…
例の文学書についてもう少し詳しく知りたいのと、天人五衰のメンバー、斗南の今後、国木田たちの今後、探偵社の今後…全てが気になる。
次回を今すぐにでも見たいけど、とにかく今回起こったことをもう少し自分なりに考察してみたいと思います…
次回、どうなるのかハラハラしながら待ちます。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子