こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス41話、乱歩がメインの回が多くて嬉しい。
文豪ストレイドッグス第41話「完璧な殺人と殺人者(其の一)」
文豪ストレイドッグス41話登場人物について
日本の推理小説作家、また秘境冒険作家である小栗虫太郎氏が元になっているようです。
作中の虫太郎の異能力「完全犯罪」は小栗虫太郎氏としてのデビュー作となっています。
文豪ストレイドッグス41話の簡単なまとめ
共喰い事件の際に首に手榴弾をつけた少女が亡くなった件について、手榴弾の型番が探偵社のものと一致してしまったために、現場にいた国木田は殺人罪で牢に入れられているようでした。
乱歩は、全ての証拠を消したであろうフョードル側の隠滅屋を捕らえて国木田を助けると本人に伝え、早速行動を始めます。
とある施設で人と待ち合わせをしていたポオに偶然会った乱歩は、同じ施設の展望台に現れるであろう隠滅屋を捕まえるためにポオにも手伝ってもらうことにします。
ポオはある品を競売で競り落として、その品を受け取りに来ていたようでした。
そのある品とは、小説の原稿。
とある有名な推理作家である金田一という人物が殺され、その殺害方法が作者の小説と同じ殺害方法だった。
しかしその殺害方法のトリックと真相が書かれた原稿が犯人に盗まれてしまい、全ては闇に包まれたまま。
その小説の原稿を競り落とした、ということのようでした。
原稿は紅色の封筒に入っているとのことでしたが、展望台の窓辺に紅色の封筒が置かれているのを発見した2人は、近づいて手に取ります。
窓には赤色で「↑」と書かれており、上を見ると突然人が落ちてきたのです。
隠滅屋でした。
一見自殺に見えたのですが、妙に早い警察の到着を見てこれが隠滅屋の自作自演だと気付く乱歩。
すぐに遺体を調べて事件を解決しようとする乱歩ですが、なんと真相が見えないのです。
隠滅屋である小栗虫太郎の異能力は「完全犯罪」。
異能力を使って全ての証拠を残さず隠滅できるというものでした。
しかし、現場から悠々と逃げ去ろうとした虫太郎の前に現れたのは乱歩。
虫太郎が逃走用に用意していた車に一緒に乗り込み、駅まで送らせるというとんでもない行動に出ます。
駅まで送らせている間、乱歩は今回の事件について話し始めます。
隠滅屋は、乱歩に自分が死んだと思わせる必要があり、そのために必要だったのがポオの存在でした。
ポオが原稿を買うように仕向け、ポオと乱歩が封筒を手にした瞬間に身代わりを突き落としたのです。
では、犯人はどうやって原稿を入手したのか。
乱歩は、虫太郎の顔を見ながらこう伝えます。
「答えは簡単。殺して奪ったんだ」
感想
またしても乱歩節が見れてワクワクした回でした!
でも謎についていくのに精一杯で、頭がぐちゃぐちゃになりますね。(笑)
虫太郎は、自分の異能力が理由で犯罪組織に囚われていたところをフョードルに助けられ、そのお返しにフョードルに協力しているようでした。
そして、フョードルはやはり自ら捕まっていたのかという点ですよ…絶対に何か良からぬことを企んでいる…怖い…
おそらく国木田の件での証拠の隠滅を頼んだのだと思うのですが、もしかしたらフョードルの全ての行動の証拠を消させている可能性もあるのかな…
ただ証拠を見つけない限り国木田は出てこれないので、虫太郎に吐かせないといけないと思うのですが、これ吐くかなあ。
乱歩に見破られる=完全犯罪ではないのでは…?と思いましたが、とにかく推理が正しくてもいわゆる「物的証拠」がないということなんでしょうね…
まさに犯罪にしか使えない異能力…なぜこんな異能力が生まれてしまったのか…でもなんか憎めない、この虫太郎。(笑)
結局、フョードルは国木田を特別に嵌めたというよりは、探偵社なら誰でも良かったけど一般人の死に1番弱い国木田が選ばれた、という認識でいいのでしょうか。
そして、ずっと乱歩は自分の力を異能力だと信じているのかな、とか言っていましたが、自分の力が異能力ではなく自身の才能だということには気付いていたんですね。
ちゃんとよく見て理解しないといけませんね、本当…理解力ってどう身につくんだろう…(笑)
乱歩は得意げに推理していましたが、またしても密室空間で、犯人と一緒にいるときにこちらの手を明かしてしまっていることに不安しかありません…
乱歩の推理にワクワクだけど、次回どうなってしまうのか。
ドキドキしながら待ちたいと思います!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子