はる子の趣味部屋

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文豪ストレイドッグス39話のまとめと感想

こんばんは、はる子です。

 

文豪ストレイドッグス39話、頭が大混乱の回…

 

文豪ストレイドッグス第39話「晝は夢、夜ぞ現」

 

 

文豪ストレイドッグス39話の簡単なまとめ

 

劇中、福沢は紳士風の服装をしたある男に目をつけます。

乱歩が大声で劇中の犯人を明かしてしまい咎める福沢でしたが、福沢は乱歩が「周りにだけ分かり自分にだけ分からない何か」が存在していることに怯えていることに気付きます。

 

劇の小休憩のとき福沢は、今までに自分の仕事を見破った人間が誰もいないことを話し、劇中のあの時点で犯人が分かったのは乱歩だけだと言葉を続けます。

 

乱歩は周りが愚かで乱歩が特別だということに気付いていないだけだと話してもなお、福沢を信じない乱歩に対して福沢が放った言葉が異能力者という言葉でした。

 

福沢はおもむろに眼鏡を取り出し乱歩に渡すと、この眼鏡で異能力を制御せよと話し、乱歩に異能力探偵と名付けます。

 

最初は信じられない様子の乱歩でしたが、今までの不運な境遇は乱歩に非があるものではないのだと知ると、眼鏡をかけた乱歩の視界はモノクロから色鮮やかなものへと変わります。

 

そして早速、異能力探偵として初の仕事をこなしてみせるのです。

 

劇の主人公である俳優が舞台上で命を落としてしまうのですが、何が起こったのか分からない中で観客が1人消えたという報告を聞いた福沢は、すぐに自分が目をつけていた紳士風の男であると気付きます。

 

舞台上に現れ、早速推理を始める乱歩。

 

警察は消えた観客の人物を加害者だと思っているが、そうではないこと。

消えた人物こそが被害者で、死んだ俳優が加害者だということを乱歩は話し始めます。

 

その被害者はステージ上に縛られ気を失った状態で見つかるのですが、ここで乱歩は興味深いことを口にします。

 

殺人事件なんて最初から存在しなかったんだ

 

すると死んだはずの俳優が動き出し、なんと生きていることが判明。

乱歩は、俳優と最初に会ったときに青白い顔をして水をたくさん飲んでいたことを口にし、警察や福沢などを騙すために自分の血を抜いたからであると話を続けます。

 

そして、この計画には脚本家の協力が必要であることを乱歩が指摘すると俳優は脚本家も共犯であることを認め、この事件は俳優の自分勝手な欲望から生まれた芝居だったことが分かるのです。

 

しかし、一見すると解決したように見えたこの事件は、まだ終わってはいませんでした。

 

脚本家は、俳優の目的とは別にその紳士風の男を捕まえることが目的だと話していたと言うのです。

 

ちょうどそのとき、その脚本家が自室に鍵をかけた状態で殺されたと警察から知らされ、福沢は何が起こっているのかを把握することができませんでした。

 

警察車両に乗る乱歩だけが、目的地へたどり着くのを落ち着き払って待っていました。

 

 

感想

 

言いたいことがたくさんあるのですが…

 

まず「探偵は武装される必要があるのだ」という言葉。

武装探偵社」とはここからきているという認識で合っているのでしょうか…

最初は社長と乱歩だけで設立した会社なのかな?

 

そして社長が暗殺を辞めた理由。

暗殺の目的が国家のためではなく、自分が殺しを心待ちにしてしまっていることに気付いて国の仕事を辞めたと。

 

社長にとってその経験は衝撃的であっただろうことが容易に想像できます…自分が殺しを楽しみにしているなんて思いたくもないでしょう。

 

辞めた理由は衝撃的でしたが、社長の心が少しでも穏やかになっていてくれたら良いなと思います。

 

あと、乱歩が自分の推理力を異能力だと思い込んでいる理由は、社長にあるのだということが今回で分かりました。

 

現在の乱歩は薄々気付いている気もするのですが、当時は自分だけに物事の本質の先にある結論が見えている、とは思っていなかったんですね。

 

途中で社長が異能力を使い乱歩の推理力を制限したような描写がありましたが、乱歩のそれは異能力じゃないはずなのに、社長の異能力は並外れた人間の能力も制御できるのかな?とふと思ってしまいました。

どうなんだろう?

 

 

さて、一連の事件の流れで疑問に思うこと。

 

あの紳士は誰なのか。

あの警官は何者なのか。

脚本家が殺されたのだとしたら、一連の事件は誰が仕組んだものなのか。

脚本家は誰に、なぜ殺されたのか。

 

乱歩はおそらくこの行く末が見えているのでしょうが、だとすると自ら危険な場所へ足を踏み入れたことになりませんか…?

 

話が見えないこの事件の出口は一体どこにあるのか…

乱歩の推理に喰らいついて行きたいと思います…!

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子