こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス35話、ずっと眉間に皺を寄せながら見てしまった…
文豪ストレイドッグス第35話「共喰い(其の二)」
文豪ストレイドッグス35話の簡単なまとめ
乱歩は「ポートマフィアとは戦うな」という福沢の伝言を聞いてもなお、ポートマフィアとの戦いに備えていました。
賢治、谷崎、与謝野、鏡花は乱歩と共にポートマフィアと戦うことに賛成しましたが、敦は迷いがあり、国木田は戦意がないように見えました。
乱歩は2人を責めたりはせず、以前フョードルについて調べてもらっていた田山花袋の元へ行ってみると良いのではないかと案を出し、敦と国木田は花袋の元へ向かいます。
しかし家に花袋はおらず、敦と国木田が部屋の録画映像を見てみると、
そこにはフョードルに銃で撃たれる花袋の姿がありました。
花袋は、フョードルの拠点を突き止めてしまったため消されたようでした。
ポートマフィアの拠点にて、中也の元に現れたのは乱歩。
異能力を使って攻撃しようと高く飛び上がり、天空から降ってくる中也に向けて小説を掲げる乱歩ですが、その小説の中に2人して入り込みます。
ギルドのポウによって執筆された1000人中500人が殺人鬼、異能力は使えないという小説の中で生き残らなければならなくなりました。
しかしこれで中也の動きを止めることには成功します。
一方鏡花は、思いがけず芥川と戦うことになってしまいます。
夜叉白雪を使い自分から意識を逸らせ、その隙に芥川の背後を取るのですが、あと一歩のところで止められてしまう鏡花。
芥川は、鏡花がポートマフィアにいた頃と比べて変わったと話します。
敦と出会い、探偵社に入り、おそらく生きる目的を見つけたのだろう鏡花を、太宰と出会い、ポートマフィアに入った自分と重ねているようでした。
「鏡花、良かったな」
この言葉と共に、芥川と鏡花の戦いは一時休戦のような形となりました。
福沢はアンの部屋で目を覚ますと、無線機から聞こえた探偵社のやり取りで花袋が亡くなったことを知り、そして探偵社がポートマフィアと戦っていることも知ります。
アンの部屋を出るとき、ルーシーに「何しに行くのか」と聞かれ、福沢は「古き友に会いに」と答えます。
こうして福沢の行方は不明となってしまい、病院にいる太宰にも福沢の居場所は分かりませんでした。
そして時を同じくして、ポートマフィアでも森が消えたことが判明し騒ぎになります。
福沢と森は、古い洋館に姿を現しました。
組織同士の争いを知り、当人同士が戦いどちらか一方が負けることで共喰いの異能力を止めようとしているようでした。
「ヰタ・セクスアリス」を発動させた森。
刀に手をかける福沢。
両者の戦いが、誰にも知られずに始まろうとしていました。
感想
今回は言いたいことが多すぎて少し長くなるかもしれません。
まず国木田について疑問に感じたのは、フョードルが国木田の弱点を掴んで真っ先に潰しにかかったという事実です。
フョードルの真の目的が分からない以上、これはヒントになるのかな?と思いました。
まるでフョードルにとって国木田が邪魔な存在だと言っているように感じたんです。
探偵社とポートマフィアにお互いを潰してもらうのがフョードルの目的だとしたら、優れた異能力を持つ国木田を戦闘不能にする理由が分からないんですよね…
だからこそフョードルの目的を知りたいんですけどねー…分からない。
鏡花と芥川の戦いで感じたのは、芥川に鏡花を殺す意志はないのでは?ということです。
芥川は鏡花にとって本当の居場所ができたことを、喜んでいるように見えました。
そして芥川の言う「死を望む目をやめた」というのは「生きる希望を見つけた」という訳でいいんじゃないかな、と個人的に感じました。
どんな理由であれ、生きる目的を見つけることができた芥川が、同じく生きる目的を見つけた鏡花に、素直に気持ちを表現しているのが嬉しかった、と思うのは変でしょうか…
社長は花袋の死を聞いて行動に移しているので、社長と花袋に特別な意味があるのかな?と思ったりもしました。もう少し花袋について知りたかったなと個人的には思います。
しかし社長と森さん。
お互い部下や仲間をこれ以上傷つけたくないという共通認識のもと、2人にしか分からない場所に決闘をしに来ているという事実が尊いです。
社長と森さんには因縁があるような描写もあったので、本気の戦いになることは容易に想像できますよね…どちらにも生きていてほしい…
社長が森さんのことを「古き友」と言ったのも何故か悲しく聞こえるし…
次回を見るのが怖いです…
あと最後に気になるのは、春野さんの猫ですかね。
あの映し方、何か意味があるのでは?と勘繰ってしまいます。
他にも乱歩と中也はどうなるのかとか、太宰は動くのかとか、色々なことが気になります。
探偵社は、ポートマフィアは、そしてヨコハマはどうなってしまうのか。
次回は心して見なければいけませんね…!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子