こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス25話目、シーズン2の最終話です。
次回からも登場するのかは分かりませんが、今回初登場の人物をご紹介。
文豪ストレイドッグス25話登場人物について
幸田文(こうだ・あや)
日本の随筆家・小説家である幸田文氏がモデルのようですね。
異能力などが書いていなかったので定かではありませんが、実在した小説家の方で同じ名前は幸田氏のみかと思われます。
桂正作(かつら・しょうさく)
こちらはどうやら実在した人物ではなく、国木田独歩氏の作品「非凡なる凡人」に登場する桂正作という人物がモデルなのではないかなと思います。
この2人が今後も登場するのか分かりませんが、今回初登場なので紹介させていただきました。
シーズン2もあっという間に終わってしまいましたが、今回のラストは不安というよりも気になる展開で終わりましたね。
シーズン3でどうなるのか楽しみです。
文豪ストレイドッグス第25話「独り歩む」の感想
理想の手帳にびっしりと書き込まれたその日の予定をこなそうとする国木田に、イレギュラーなことが起こります。
探偵社事務所で谷崎から聞いていた無差別爆弾魔であろう人物が、少女にアタッシュケースのようなものを渡しているところを目撃してしまうんですね。
国木田は少女からアタッシュケースを奪い取り咄嗟に地下鉄のホームから地上に駆け上がると、アタッシュケースを放り投げます。
被害はなく丸く収まったと思ったのですが、その少女幸田文は犯人を捕まえると言って聞かないので仕方なくついて行く国木田。
歩いて行くと線路上に爆弾を見つけてしまい、文を下がらせるのですがその隙に爆弾魔に捕まってしまった文は体に爆弾をつけられてしまいます。
そしてその爆弾魔が、2年前に違法爆弾を生成し母校を爆破しようとして国木田に逮捕されていた桂正作でした。
簡単に言えば復讐がしたかったみたいなものです。
本人は復讐ではないと言っていましたが、個人的には復讐だと思いました。
捕まったとき、自分みたいな弱い人間に何度も強くなれと言ったと。
「弱すぎるから犯罪に走るしかなかった人間」
桂は自分をそう呼びました。
自分が犯罪を犯すしかなかった人間だと、弱い人間は犯罪に走るしかないと言っているようで正直好きになれなかったです。
彼には彼の人生があり、耐えられないほどの何かがあったんだろうと思うのですが、弱さを正当化するのはあまり好きではありませんでした。
別に私は体育会系のゴリゴリタイプではないし、むしろ豆腐メンタルの持ち主ですが、それでも桂が言っていることを理解するのが難しかった。
国木田は異能力を使って音響弾のようなものを使っていました。
そしてホームにはポートマフィアの中也の姿が。
これで線路の爆弾を解除できると思いきや、桂はとんでもない設定をしていた。
線路の爆弾を解除すると、文の爆弾が起爆する仕組みになっていたのです。
国木田はずっと「自分の目の前で人が死ぬことは許せない」と言っていましたが、線路の爆弾を解除して多くの人を救うか、目の前の文1人を救うか。
国木田は線路の爆弾を解除するという選択肢をしました。
文に謝る国木田。
まだ少女の文は涙をボロボロこぼしますが気丈に振る舞っていました…
おもむろに文に近づいた国木田が文を抱き締めると爆弾は爆発。
状況が飲み込めず呆然とする桂と私。
もしかしたら中也が助けに来てくれるのかもとバカなことを考えていましたが、助けてくれたのは探偵社の仲間でした。
与謝野姉さん…(泣)
重症な傷を治すのが与謝野姉さんの異能力だということをたまに忘れてしまいます…
国木田は、この時間に与謝野姉さんが買い物をすることを手帳に記入していたため、一か八か知らせるために音響弾を使ったんですね。
そして与謝野姉さんは気付いてくれた…
こうして国木田は誰も死なせることなくこの事件を解決します。
中也もたまたま居合わせただけなのかな?
最後、自分に結婚を申し込んだ少女をスッパリと振る国木田…そういうとこが国木田の良いところでもあるなと思いました。(笑)
そして気になるのが社長と種田の密会。
異能開業許可証はあくまで探偵社社長の福沢個人に出したものだという種田の言葉が気になる。
社長に万が一のことがあった場合なんて縁起の悪いことは口が裂けても言わないで欲しいですが…太宰は次期社長候補は国木田だと考えているようでしたね。
私も探偵社の顔ぶれを見る限り候補は国木田しかいないのでは?と思いました。
でもでも、この話題はとても縁起が悪いので「万が一」は起きないことを祈ります。
次回からシーズン3に突入しますが、探偵社誰1人欠けることなく歩んでいけることを願っています。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子