こんばんは、はる子です。
文豪ストレイドッグス20話目、泣けた…涙腺緩すぎるかもしれない…(笑)
文豪ストレイドッグス20話登場人物について
ギルド/職人 マーク・T
アメリカの小説家マーク・トゥエイン氏がモデルとなっているようです。
作中のマークの異能力名「ハック・フィン&トム・ソーヤ」を見ていただいても分かる通り「トムソーヤの冒険」の著者です。
日本語で氏のことが分かるサイトがあまりなかったのでウィキペディアを参考にしてみてください。
ギルド/職人 ハーマン・M
アメリカの小説家ハーマン・メルヴィル氏がモデルとなっているようです。
作中のハーマンの異能力名「白鯨」は聞いたことがある人も多いと思います。
「白鯨」は氏の代表作として世界中で知られている作品ですが、生前ではあまり評価されていなかったようですね。
文豪ストレイドッグス第20話「頭は間違うことがあっても」の感想
まずグッときたのは冒頭の鏡花の言葉。
「どうして光を見せたの、どうして望みを抱かせたの、さようなら。もう私を光で照らさないで」
この言葉を聞いて胸がきゅっとなりました…時間がかかっても鏡花に光を見せてあげたいけど、エゴなのかなと考えたり。それでも敦は鏡花のことを諦めないんじゃないかなと思ったり。
警察に囲まれた鏡花がどうなったのか気になります。
そして今回のエピソードで気になるのは、フランシスが探していると言っていた本。
フランシスは、敦がその本を見つけることが出来ると考えているようでした。
敦を欲しがっていた理由はこれなのか。こっちも気になる。
フランシスはジョンの「怒りの葡萄」と、ラヴクラフトに挑んだ結果捕まったQの「ドグラ・マグラ」を使って人々に呪いをかけ、ヨコハマを焼き払う作戦を考えていました。
敦はヨコハマを守るため本を探すことに協力すると伝えるのですが、それを無視して敦の目の前でQの人形の頭を破いたフランシス。
ことが終わるまで敦は閉じ込められてしまうのですが、以前戦って敦に敗れたルーシーが使用人としてギルドで働いていることに気付き、助けを求めます。
ルーシーは自分がどれほど辛い経験をしてきたかを話し、恵まれている敦に自分の気持ちなんて分からないと言い捨てます。
敦は自分も同じ境遇だったことを話し、ルーシーに伝えた言葉が個人的には重かった。
「地上にも僕たちと同じ傷を抱えた人がたくさんいる。その人たちを見捨てれば、君は過去の自分も見捨てることになる。それでもいいのかい?」
「自分さえ良ければそれで良い」となりがちなのが人間ですが、敦はそういう人たちを助けることで自分と向き合えているのかもしれないな、と思うと何故かこの言葉が自分の中で重く響きました。
そしてその言葉はルーシーにも響いたようで、パラシュートと人形を敦に渡してくれました。
空飛ぶ白鯨から飛び降りた敦はなんとか人形を太宰に渡してQの異能力を無効化しようと試みるのですが、白鯨から狙撃されまくりでついに敦も倒れ込んでしまいます。
意識が朦朧としているところにやってきたのが、太宰でした。
なぜそこに太宰がいるのか敦も私も疑問でしたが、敦は太宰も狙撃されると思い危険であることを太宰に伝えるんですね。
しかし太宰は事前に街中にスモークを用意しており、辺りはすぐにピンクのスモークでいっぱいになりました。
なぜ事前にスモークを準備できたのか。
それは、敦が人形を自分の元へ届けるために白鯨から落ちてくると信じていたから。
敦の性格をよく理解していないと出来ない行動を太宰がしたと思うと、思わず涙腺が緩んでしまった…(笑)
今回涙腺が本当に緩みっぱなしでした。(笑)
そして敦の最後の言葉。
「彼らはこのヨコハマで最も強く、そしてこの街を守りたがっています。ギルドと戦っていく上で、協力者としてこれ以上の組織はありません」
ポートマフィア。
敦は、ポートマフィアと協力してギルドを倒そうと太宰に提案したのです。
もうこれは次回が早く見たくて仕方ない展開!
そして敦が、昔読んだ本の中にあったとして紹介した言葉は、日本の小説家である中島敦氏の「光と風と夢」にある言葉。
頭は間違うことがあっても血は間違わない。
この言葉を聞いてその意味を考えてみたのですが、私は「直感を信じろ」と言われているような気がしました。
作中の敦も「(この作戦が)唯一の正解に思えてならない」と言っていたのでそう思ったのですが、どうでしょう?
いやあ、楽しすぎる。
早く続きが見たい。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子