こんばんは、はる子です。
ブルーロック１９話目、蜂楽のお話を見ることができて胸がいっぱいになる回でした。
無事試合に勝利したチームホワイト、一体誰を奪うのか。
ブルーロック第１９話「Dancing Boy」の感想
馬狼も凪も欲しい選手がバラバラでしたが、潔が「俺たちを喰う。そんな人間が俺は欲しい」と言うと満場一致で１人の名前が上がりました。
千切豹馬。
私は千切がいいなと思っていたので嬉しかったのですが、國神と玲王の顔を見るとつらいなあ。だって下手だと言っているわけじゃないんですもん。
ここで玲王と凪は完全に分断されてしまいました。
おそらくですけど、凪と玲王は見ている未来が変わったのかなと思います。
そしてそれが変わったのは潔に負けたときだと思います。
玲王は凪に「変わっちまった」と言っていましたが、ここはブルーロックで、変わらない選手は脱落していくだけだと思っています。
凪はもっと上手くなりたい、強くなりたいという気持ちが芽生えて、
玲王は凪と世界一になりたいという夢のためにここにいる。
強くなるために自分より強い人、何かを学べる人と組もうとするのは当然だと思うし、それによって玲王が傷ついたのも分かります。
凪の言葉は結構強めではありますが、それを望んだのも玲王なんですよね。
このことをきっかけに玲王が上がってきてくれたらいいなと思ったシーンでした。
馬狼と潔。
この２人は良いライバル、良い戦友になりそうだなと思うし、そうなったらいいなと思いました。
頭でっかちな子だと思っていたんですけど、それをぶち壊したのも潔なんですよね。
友達とまでいかなくても、お互いが色々なことを吸収し合える関係でいてほしい。
チームホワイトに千切が加わって余計にチグハグな組み合わせにはなりましたけど、個性が強い人たちが集まってどんな化学反応が起きるか楽しみでもあります。
そして蜂楽の過去シーン。
ちび蜂楽、可愛すぎる…（笑）
今の蜂楽がいるのは、間違いなく母親の影響だなと感じました。
子供に「自分は変なのか」と聞かれて「変だよ」と言う親は多くないとは思いますが、蜂楽の個性や「サッカーが楽しい」という感情を肯定しているのが個人的にグッときました。
幼少期に友達とサッカーをするも蜂楽が上手すぎて周りがついていけないという状況は、子供の目線で考えたら確かに面白くないし「何だこいつ」となってもおかしくないですけど、部活の顧問やチームメイトはなあ…
絵心が言っているのはこういうことか、というのをしみじみと感じました。
あの顧問も腹の中では「まあ学校の部活だし」と思っているかもしれないし、そうじゃない可能性もありますけど、選手それぞれの能力を見極めて指示を出すものじゃないのかなと素人は思いました。
蜂楽は、おそらくこれまで環境に左右されてしまっていたのかなと思います。
だから怪物が友達みたいな感じだった。
怪物なら自分のスピードについてこれるし、自分の思う通りのサッカーができるから楽しかったのかなと。
でも、実在する怪物に出会ってしまったんですね。
それが潔だった、と。
１番最初のボール当てで、自分より弱い者を狙うのではなく強い者を狙おうとした潔が、蜂楽には怪物に見えたんですね。
潔にボールを渡しても潔が吉良（久しぶりの名前）に当てられる保証はなかった。
それでも怪物とするサッカーは常に楽しかったから潔にボールを渡した。
蜂楽が潔のことを信頼して懐いているように見えたのには、こんな背景があったんですね。
このシーンを見ていると何故か心が温かくなって泣いてしまった…
そんな蜂楽のプレーを見た凛は、蜂楽に「誰かを探しているサッカー」をしていると話します。
そしてそのことに気付かれたことのない蜂楽は、凛にもまた怪物に似たようなものを感じたようでした。
２人が練習場の外に出ると潔が待っており「約束通り奪い返しに来たぜ」と言う潔。
正直、素人の私からしたら有言実行できている時点ですごくない？という感じなのですが…（笑）
「自分の心をもっと楽しくさせる怪物はどっちなのか」
という蜂楽の母親の言葉がありましたが、やはり蜂楽の根本は怪物なんですね。
どこかで「何かを追うだけでは上に上がれない」という状況にぶち当たりそうで怖いですが…今は次の試合を楽しみにしたいと思いますね。
あでぃしょなるたいむ、伊右衛門と今村と久遠が３人１組となっていました。
本編で出てこない選手たちはこの先も登場しないんでしょうか？
伊右衛門のプレー、確かに見れていないので見てみたい気もします。（笑）
ついに凛たちとの試合まで上りつめた潔とチームホワイト。
この試合、勝って蜂楽を取り戻して欲しいけど、どうなるか。
見るのが少し怖いけど、彼らの試合が楽しみです。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子
