こんばんは、はる子です。
ブルーロック18話目、熱い試合もついに終了ですね。正直、互角の試合だった気がします。
馬狼の幼少期を少し覗いて、馬狼のことがちょっとだけ分かった気がします。
馬狼のことが少し好きになりました。
ブルーロック第18話「主役の座(ステージ)」の感想
幼少期の頃からずば抜けて強かった馬狼ですが、ここで天狗にならずに「俺のボールのために動け」とキングになったのが正解だったような気がします。
「俺って強いんだ」と思うと練習しなくなったり、チヤホヤされるのが気持ちよかったりするもんだと思いますが、馬狼はそうはならなかった。
ちゃんと強くなるために努力しているのを見て「だから馬狼は強いんだ」と納得させることができるのは大きいことだと思います。
周りの人をバカにしている感は否めないですけどね。(笑)
馬狼はまたもや暴走してゴールを狙いますが、外してしまいます。
凪が言った「國神きんにくん」に吹き出した。(笑)
それよりここで何が怖かったかって、潔ですよ。
自分のエリアの中からシュートを打ちたい馬狼ですが、千切の足が速くてエリアに入れません。
どうしようかと考えていたときに馬狼が感じた殺気。
潔が馬狼の前に出ており、潔ならシュートが狙える位置。
絶対にパスを出さない馬狼でしたが、潔が放つ気迫に思わずパスを出してしまうんです。
本当に気付いたらパスを出していたという感じで馬狼も信じられないといった表情でした。
潔がシュートを決め無事4ー4となったチームホワイト。
潔は、馬狼が言っていた言葉をそのまま馬狼へと放ちます。
「お前は俺のゴールのために動け」
そしてここから馬狼の覚醒が始まります。
敗北を経験した馬狼は「自分はキングじゃなかった」と肩を落とし、潔も作戦を共有しなかった。
凪からのこぼれ球を受け取った馬狼は考えます。
今ここでパスを出せば潔か凪がゴールを決めてくれる。
「俺のパスで勝てる。これがチームってやつか」
なんとあの馬狼がチームとはなんぞやを考えていたんです。
強い誰かに託せば、敗北した者の気持ちは救われるかもしれない。
でもそれは、これまでの自分を否定しないための現実逃避に過ぎない。
そんな人生を生きたかったのか?
いや、違う。
ということで、馬狼は覚醒してとんでもない怪物になりました。
馬狼と潔、凪に必要だった化学反応はこれだったんですね。
お互いに喰らいつく。
喰らいつくことでお互いが負けまいと強くなれる。
このチーム、機能すればすごい強いチームになれるんじゃないかな。
何より、潔が意図せずとも馬狼の覚醒の手助けをしていたことに鳥肌が立ちます。
協力させるだけではダメだった。
馬狼の強みをもっと進化させるために、この敗北は馬狼には必要だったんですね。
1人でゴールまで突っ走った馬狼のシュートで、5点目を入れたチームホワイトが勝利となりました。
潔も凪も、馬狼が覚醒してより強くなったことを素直に喜んでいるのがいいなあ。
馬狼は潔と同じチームでサッカーをする必要があったと思います。
そしてゆっくりでも、友情を学んでいけそうな雰囲気が出ていたのもほっこりとした気持ちになりました。
絵心とアンリちゃんも試合を見ていましたが、絵心の言葉に毎度ながら感心してしまいました。
「大事なのは敗北に何を学ぶかだ」
まさに今回の馬狼に起きたことだと思いました。
敗北者は今までの自分の努力を無駄にしないためにも言い逃れをしたり、諦めないことが正義だと思い込む。
絵心はそれを「夢のドーピング」だと言っていました。
夢を叶えるのではなく追うことが目的になってしまう、と。
そして重要なのは、敗北を感じた時に自分がいかに非力かを痛感できる強さだと。
「絶望する才能だ」
もう無理だ、これが自分の未来なんだと絶望したとしても、馬狼のように「いや違う」と這い上がる者に夢を叶える力は宿る。
絵心さんの言葉ってすごい説得力があるというか、本当全てが腑に落ちるんですよね。
はい、その通りです。と言わずにはいられない言葉の強さ。
馬狼が絶望できたのも潔と凪と一緒にサッカーをしたからだと考えると、馬狼を選んだ潔たちの判断は間違っていなかったし、馬狼からしても良かったのではないかなと思いました。
さて、チームホワイトは一体誰を選ぶんだいという話ですが、誰が選ばれるのかは次回まで持ち越しのようですね。
個人的には玲王、國神、千切の3人だったら千切かなあと思います。1番のびしろがありそう。でも凪は玲王を選ぶかなあ。
そして今回はあでぃしょなるたいむではなく、帝襟アンリのブルーロック日誌。
アンリちゃんの可愛さと苦悩が分かる回でした。(笑)
絵心の相手、頑張って!(笑)
次回、誰が選ばれるのか楽しみです。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子