こんばんは、はる子です。
ブルーロック１７話目、潔がとんでもない成長をぶちかまします。
チームとしてうまく機能していないことが原因で先取を許してしまったチームホワイト。
今回のタイトルは「ヘタクソ」ですが、誰のことを言っているのか。
ブルーロック第１７話「ヘタクソ」の感想
潔は「死角」「オフ・ザ・ボール」を自分の武器である空間認識能力と掛け合わせて試合を進めていこうとしていました。
しかし馬狼に１度出したパスが戻ってくることはありません。
國神に点を入れられて０ー２となってしまったチームホワイト。
潔に見えているゴールへの道筋は、チームのみんなが潔の思う通りに動いてくれることが前提としてあるんですよね。
凪は勝つために潔の動きをよく見てパスをもらったり出したり出来るのですが、馬狼は…このままだとさすがに誰からも必要とされずに消える可能性が出てきましたね…
馬狼へのパスの先にゴールの匂いを感じられなくなった潔は、凪にパスを出すとあっという間にゴールし１ー２へ。
潔は馬狼にもう少し協力するよう言いますが、
「そりゃお前のやりたいサッカーだろ」
と言われてしまいます。
あとほんの少しだけ協調性を持ち合わせていたら、確かに馬狼はものすごい成長を遂げる気もするのですが…本人にその気がない以上は何を言っても仕方ありませんよね。
チームレッドは玲王（呼び方変更！）中心に攻撃しているようですね。
３人でチームプレイをして國神がまたゴールを決め、１ー３。
潔はまた考え始めますが、彼の中ではどう頑張っても自分と凪の力だけでは勝てないと思っているようでした。
ではどうすれば良いのか。
潔は今まで馬狼を生かすためにはどうしたら良いのかを考えていましたが、成早の言葉を思い出します。
「お前は適応能力の天才だ」
そして思いついた作戦。
馬狼を、喰う。
相手に期待することは適応ではない。
支配することが適応ではない。
馬狼のプレーごと喰うことで、フィールドを支配すれば良いのだと気付く潔。
適応するために必要なことは、自分が変わること。それしかない、と。
いや、気付くこと自体もすごいですが実際に出来るかどうかを考えると難しいのでは…と思っていましたが…
やってのけました、潔世一。
その場にいる全員が、馬狼は今は使い物にならないと思っている。
だからこそ馬狼にパスを出そうとした潔。
焦った國神と玲王は一気に馬狼をマークしますよね。
しかし潔が狙っていたのは凪だった。
パスを出された凪の次の手を読んでいた玲王は、凪をマークしていた千切に忠告し無事に凪の動きを止めることに成功。
凪はパスを出さざるを得なくなり、馬狼に出そうにも國神がぴったりと張り付いている。
誰も見えていなかったんです、馬狼の後ろから飛び出そうとしている「凡才」に。
その存在に凪だけが気付き、ボールは潔の元へ。
ボールを受け取った潔を邪魔するものは何もありません。
見事に決まったシュートのおかげで、２ー３。
潔くん、すごいじゃないの。
馬狼に今まで通りのプレーをするよう伝える潔でしたが、ここの煽り半端なかったです…
「俺たちの邪魔すんなっつってんだよ、ヘタクソ」
タイトル回収ですね、はい。タイトルのヘタクソは、まさかの馬狼のことを言っていた、と。
そしてこの言葉もただ単に言ったわけではなかったんですね。
煽れば馬狼は暴走すると分かった上で煽った。
煽られた馬狼は意地でもパスは出さずにまたボールを取られると分かった上で、潔は馬狼からこぼれたボールを自分のものにします。
向かってきた千切にも冷静に対処して凪へとボールをパスし、凪は綺麗にゴールを決めました。これで３−３。
ですがここで成長するのは潔だけとは限りません。
「勝ちたい」「負けたくない」という気持ちが次に強く働いたのは千切でした。
ただでさえ足の速い千切ですが、唯一ボールを受け取るときは減速してしまうのが弱点でした。
それを見事に克服し、そのままのスピードでボールを受け取ることに成功、あとは１人でゴールまでぶっちぎりでシュート。３ー４となります。
そしてこれにまた燃えてしまうのが潔。
「世界一なんかなれるかよ。俺らの前で埋もれる程度の、エゴイストに」
いやあ、正直どちらが勝っても不思議はないですけど、やっぱり潔に勝ってほしい。
そして奪うなら千切がいい。（笑）
あと本編ではなくあでぃしょなるたいむで知ることになった１組。
雷市、我牙丸、鰐間（兄）の３人。
でこぼこすぎてとても興味が湧く組み合わせじゃないですか？（笑）
ブルーロックどんどん楽しくなっていくので毎回次回が楽しみです！
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子
