こんばんは、はる子です。
ブルーロック15話目、熱い試合だった…こうやって成長していくのね…
前回は成早が打ったシュートが入るのか?!というところで終わりましたが、勝つのはチームホワイトか、それともチームレッドか。
いきましょう。
ブルーロック第15話「喰」の感想
成早が打ったシュートはキーパーに弾かれ入りませんでした。
潔はそこで初めて、自分の武器と成早の武器のずれに気付きます。
潔にはダイレクトシュートがあるけど、ゴール前まで持っていく力が足りない。
成早にはゴール前まで持っていく力はあるけど、ダイレクトシュートが打てない。
お互いにない部分を先に補った方が、この試合で勝てるというわけですね。
潔は前回の最後で成早に言われたことをちゃんと飲み込んでいました。
悔しいだけでは終わらせず、吸収してそこから何ができるかを考えられるのはどんな世界にいても重要なことですよね。
「今までの自分にとらわれるな」
「変わるってのは、今までの自分を壊すことからしか始まらない」
この言葉はおそらく多くの人に響いたんじゃないかな。
環境を変えて前に進むことって怖かったりします。
安全な場所で過ごす方が、リスクもなくて楽しいし安心します。
でも自分が「成長したい」「強くなりたい」と思ったときは、おそらくその環境から旅立つときなのかもしれません。
そして潔にはそれができる。
潔は、成早が常に相手の動き、目を見て死角を利用していることに気付きます。
オフ・ザ・ボール。
1対1でボールのやり取りをしていないときにも出来ることはある、という認識であっているかな。
よくよく考えたらサッカーの試合ってずっと同じ人がボールに触っていることなんてないし、だからこそボールが自分にきたときに何が出来るのか、相手の動きはどうなのかなどを考えて行動する必要は確かにありますよね。
サッカー、想像以上に身体も脳も使う過酷なスポーツなんじゃ…
そして、成早のストーリーに涙…
ご両親は事故で亡くなっているんですね。
お姉ちゃんが働いて弟や妹の面倒を見ていて、成早はサッカーで家族を養おうと考えていた。
そしてブルーロックに来る前にみんなにもらったキャラメル。お守りだね。
みんなそれぞれブルーロックに来た背景があるんですよね。
成早は家族を背負ってブルーロックに来たのかと思うとね、涙がね…
勝ちたいよなあ、成早。
でもそんなに甘くないのがブルーロック。
4ー4の場面で馬狼、成早がまさかのシュートミス。
成早は潔のダイレクトシュートを決めようとして失敗してしまったんですね。
潔はオフ・ザ・ボールに挑戦。
相手の目の動きに注目していました。
左右までは頭を動かさずともある程度は見えますが、後ろとなるとどうしても頭を動かさざるを得なくなる。
その一瞬の死角をついて馬狼を出し抜き、相手の動きを読んで凪にボールを出させます。
勢いよく蹴り出した潔のシュートは、綺麗にゴールへ。
4ー5でチームホワイトが勝利。
誰を選ぶかの局面で、もしかしたら成早を選ぶかなと思ったんです。
馬狼は確かにすごいんですけど、いくらなんでも協調性がなさすぎる。(笑)
成早ももっとたくさん練習して潔のように吸収する力が備われば、戦えるんじゃないかと思ったんですよね。
でも選ばれたのは馬狼だった。
勝つためにブルーロックにいるのだから当たり前といえば当たり前の選択かもしれない。
でも潔と成早で決定的に違うところが、成早の言葉で分かったんです。
「潔、お前は凡才なんかじゃない。お前は適応能力の天才だ」
なるほど確かに、と思いました。
そしてとても羨ましい。
適応能力が高い人はいますが、それを活かして成長できるのってすごいことですよ。
今の自分を失うことになったとしても、それよりも成長することが優先なんですから。
成早にはそれが出来なかった。
だから自分と潔は同じなんかじゃなかったと言っていましたね。
成早朝日、2次セレクションにて、ブルーロック脱落。
泣いている成早を見るとつらくて私まで泣きそうになるけど、これがブルーロック、青い監獄なのね…
そして思っていた通り、國神と千切は御影と組んでいましたね。
國神と千切からしたら潔と蜂楽は裏切ったことになるのか…
裏切ったと感じる気持ちは分かるのですが「強いやつと戦いたい」という気持ちに正直になれる人間が残れるんじゃないかなと思います。
彼らは「友達」だけど「ライバル」でもあり、ライバルから学ばない限り自分を強くすることができない。
少なくとも潔にはその気持ちが強く出ている気がしました。
あでぃしょなるたいむの御影、怖かった…意外と根に持つタイプ…(笑)
でも凪と再会したら抱きついてそうな気がしません?御影ってそういう子に見えるんですよね。(笑)
ともかく潔は凪と、そして馬狼と戦っていくことになりました。
これからどうなるのか楽しみです!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子