こんばんは、はる子です。
ずっと見てみたかったブルーロックの1話目を見てみました。
いやー、興味深い。
ブルーロックは高校生のサッカーのお話だと思っていましたが何だか少し様子が違うようですね…
いわゆる青春アニメというよりは、自分の未来のために戦い抜くような印象を受けました。
1話を見ただけではまだ分かりませんが、精神的に強くならないと夢には近づけないような感じがしましたね。
軽く内容を説明するとこんな感じになります。
ブルーロック第1話「夢」の感想
サッカーのルールを詳しく知っているわけではないですが、ポジションくらいは分かります。(笑)
フォワードと呼ばれる攻撃のポジションで戦っている300人の高校サッカー選手を呼び出し、そこからたった1人の世界最強フォワード(ストライカーとも呼んでいましたね)を見つけ出すぞ!という内容でした。
主役はおそらく潔世一(いさぎ・よいち)。
一難高校2年生でフォワードですね。
彼らは全国を目指して戦っていたのですが、対戦相手の松風黒王に負けてしまいます。
0−1で負けていたときにチャンスがやってきたのですが、潔はシュートを躊躇い監督の言葉である「One for all, all for one」を聞いてパスを出すんですね。
しかしパスを出した選手がシュートミスをして入れられなかった。
結果ボールを取られて相手の10番吉良涼介(きら・りょうすけ)にシュートを許してしまい、負けてしまうのです。
当然ここで試合は終わり全国には行けません。
監督からの言葉を聞いて泣いている仲間をよそに、潔は泣きもせず無表情で考えていました。
自分たちは「全国にも行けず県予選で敗退したチームだ」と。
彼は技術があるようですが、サッカー部の監督?顧問?の言葉に囚われているような気がしました。
無知ですみませんが、サッカーを観ていると「点取屋」だったり「ワントップ」という言葉をよく耳にします。
個人的には、クリスティアーノ・ロナウドのように彼にボールを渡せば点を入れてくれる、みたいな存在はサッカーチームにおいて必要ではないかと思うのですよ。
サッカーは11人でやるものだという気持ちは大切だし、パスを全く出さずに1人でやるサッカーは確かに観ている方も面白くないかもしれません。
仲間を大切にするという気持ちは何より重要視するべきものなのかもしれませんが、仲間を大切にしているだけでは勝てませんよね。
シュートをして初めて点になる。
そのシュートを入れるために補佐する。
ボールを繋いでいく。
それを「11人でやるものだ」と言っているなら理解できるのですが、シュートの機会を逃してまでやることなのかな、と少し疑問に思いました。
試合に負けて帰った日に日本フットボール連合から潔に郵便が届いており、潔は強化指定選手に選ばれたとのこと。
半信半疑で会場に向かった潔は門の前で吉良と会い一緒に会場に入るのですが、そこには既に高校サッカー選手が何人もいました。
…高校生が登場するアニメを見て毎回思ってしまうのが、髪色が自由で良いなあということ。(笑)
余談は置いておき続けると、その会場で話を始めた人物は絵心甚八(えご・じんぱち)という人間でした。
彼は、これから会場にいる全ての高校生はブルーロック(BLUELOCK)と呼ばれる施設で寝食を共にしトレーニングをしていくと話すのですが、まあ最初はみんな納得できないだのと言い出します。
そんな高校生たちに絵心は「帰れ」と言って話し出した内容に少なくとも私は惹かれました。
要は世界で戦うことができるストライカーが欲しいと、300人の中からその1人を見つけ出すと言っているのですが、そのためには「サッカーごっこ」はいらないと言っているように聞こえました。
実在する選手の名前が出てくるとは思いませんでしたが、メッシやロナウドの名前も出ましたね。
しかしその上をゆく選手として紹介されたのが、潔も憧れているノエル・ノア。
もしかしたら今後も出てくるのかなと思い一応強調。(笑)
調べてみたらちゃんとモデルの選手がいるようでした。
強くて活躍している選手たちの言葉はほぼ自分に自信を持っていないとできないようなものでしたね。
「味方にアシストして1−0で勝つより俺がハットトリックを決めて3−4で負ける方が気持ちいい」
これはノエル・ノアの言葉ですが、潔がノアに憧れを抱いているということは少なからず潔もノアの考え方に賛同していると受け取りました。
そして個人的にはこういう選手がチームにいたら頼もしいなと思いました。
人間関係が円滑にいかないほどの性格だと難しいかもしれませんが、口だけではなく本当に点を入れてくれるならその人にパスを出すのは当然では?と自分が思うタイプであることを初めて知りました。(笑)
潔がまだその感覚に気付かず全国を逃したかもしれないと思うと悔しくなりましたね。
「世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない」
絵心の言葉ってはっきり言うからズドンと心に落ちてくる効果があると思います。
潔は絵心が言っていることは間違っていると思いたいようですが、途中で入る黒い渦が潔の心をよく表しているなあと思いました。
気付いたら潔は足を踏み出していて、後から続々続く高校生たち。
吉良も潔の後を追いかけていき、300人全員がブルーロック入りとなりました。
絵心の言っていることって別に変ではないと思ってしまうんですよね。
世界を舞台にして戦うとき「俺が点を決めてやる」と思うことってむしろ正しいしそうであって欲しいと無知なサッカーファンである私は思うのです。
どうでもいいかもしれませんが絵心の表情が時々怖くて、下手したら鬼や呪物や巨人よりも怖いかもしれないと思いました…(笑)
ブルーロックに入ってからレベルごとに分けられたようでしたが、潔は300位中299位。ビリから数えて2番目。
1番目の人どんな高校生よと思いつつ見ていると、鬼ごっこのようなことが始まりました。
タイムアウトの時にボールを持っていた人が負けのようですが、負けてブルーロックを出るということは、今後一切、日本代表選手に選ばれることはないというルールらしい。
「299人のサッカー生命を犠牲にして誕生する」とはそういうことなのか、と理解しました。
潔はボールを受け、咄嗟に自分より1つ下の300位の選手である五十嵐栗夢(いがらし・ぐりむ)を狙うのですが、五十嵐は足を怪我したようで動けなくなります。
潔は結局蹴れないのか、と思っていたら彼はそんなことを考えているわけではありませんでした。
「自分より強いやつに勝たなきゃ何も変われない」
そう言い潔は五十嵐に背を向けると、自分よりも強い選手を狙ってボールを蹴りますが、なかなか当たらず。
290位の蜂楽廻(ばちら・めぐる)という選手ちょっと好きです。
ちなみに吉良は289位と書いてありましたね。
蜂楽の蹴ったボールはターゲットである吉良の頭上を越して潔の元へときますが、潔は完全にある種のゾーンに入っていましたね…
潔の蹴ったボールは吉良の顔面を直撃し、そこでタイムアウトとなります。
これ、吉良はもう日本代表選手にはなれないということなのか。
知っている人相手だと攻撃できないという人、多いと思います。
私も多分できないと思う。
潔はおそらくゾーンに入っているからハッとしてから気付くのかなーと想像していますが、高校で教えられた「One for all, all for one」をぶち破ることができるのかが楽しみです。
いやー、サッカーが好きというのもありますがブルーロック面白いです。
一般的にある、仲間と一緒に切磋琢磨していくといった内容ではなく、どちらかというと蹴落としていく内容になるのかなと。
そこが面白くて惹かれている理由です。
私はチームでやるスポーツをやったことがないのですが、どのスポーツでもポジション争いなるものはあるのですよね?
部活ではさすがに蹴落としていくまでしないのかもしれませんが、仲良しでやっていけるほど甘くないのだなと知ることができました。
今後の展開が楽しみです。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子