はる子の趣味部屋

アニメ、海外ドラマ、洋画などなど語り尽くしたい系ブログです。

進撃の巨人について語りたい45

こんばんは、はる子です。

 

今回も、進撃の巨人について語りたいと思います。

前回は、ヒストリアが父親の考えに反してエレンを助けるという行動をとり、そして脊髄液を舐めて巨人化したロッド・レイスでエピソードは終わりました。

ロッド・レイスの巨人化も気になりますが、何より私が気になるのはハンジです。ハンジは生きているのか…早速いきましょう。

今回のタイトルは「オルブド区壁外」です。

 

エピソード8について

冒頭は前回のおさらいのような感じで何が起こったかのか見ることができましたね。

リヴァイ班たちの戦いでハンジが負傷したのか、死んでしまったのか分からないこと。

ヒストリアが決断をし、結果ロッド・レイスが巨人化してしまったこと。

そして、あれから何が起こったのかをこれから見ていくことになります。

 

鎧の力

まず気になるのは何よりもハンジです。リヴァイ班は中央憲兵が下がった防衛線まで来ていましたが、網が張られていて簡単には越えられません。

ハンジは、アルミンとモブリットに抱えられていますが、意識がないように見えます…でも生きているから一緒にいるんですよね、そうですよね?

リヴァイとアルミンは上に抜け道があるのを見つけますが、そちらも塞がれていました。

カーフェンは防衛線を越えさせるわけにはいかないと気合いを入れますが、そこでロッド・レイスが巨人化した時の光が中央憲兵、リヴァイ班の両方に降り注ぎます。

メキメキと巨人になっていくロッド・レイスと、エレンの鍵を外そうとするヒストリア、逃げるケニーと飛ばされないようにする中央憲兵、リヴァイ班。

抜け道を塞いでいたものがなくなっているのを見つけたアルミンはリヴァイに指示を仰ぎ、リヴァイはアルミンとモブリットにハンジを連れ出すよう指示します。

エレンはヒストリアに逃げろと言いますが聞かないヒストリア。鍵を外そうと必死です。

 

私は人類の敵だけどエレンの味方。いい子にもなれないし神様にもなりたくない。でも…『自分なんかいらない』なんて言って泣いてる人がいたら、『そんなことないよ』って伝えに行きたい。それが誰だって、どこにいたって、私が必ず助けに行く!

 

ヒストリアの言葉に思わず泣いてしまいました。

自分がユミルに助けられたように、今度は自分がそういう人を助けてあげたいと思ったのかもしれません。

強風でヒストリアが後ろに飛ばされ頭をぶつけそうになった時、ヒストリアを抱きとめたのはミカサでした。リヴァイ班が到着したのです。

リヴァイ、ジャン、コニーは急いでエレンの鍵を外しますがエレンは逃げてくださいと泣き叫ぶばかりでした。やっと鍵が外れ、エレンが拘束されていたところは崩れ落ちました。まさに間一髪でした。

「超大型より大きいですよ、あれ…」とサシャが言うように、ロッド・レイスの巨人化は止まることを知らずどんどん大きくなっていきます。

このままではここが崩れて潰れ死ぬか、燃えるようなロッド・レイスに巻き込まれて焼け死ぬだけです。

中央憲兵もケニーを迎えにこの洞窟に入ってきますが、ケニーは来るなと言っていました。文字通り袋のネズミ、出口はなく助かる道があるようには思えません。

それはリヴァイ班も同じです。エレンはまた「ごめん、みんな…俺は役立たずだったんだ」と泣き始めますが、目の前に脊髄液を見つけます。私は読めませんでしたが、エレンは「鎧…」と呟いたのでおそらくラベルには「鎧」と書いてあったのだと思います。

 

毎度お前にばかりすまなく思うが…

 

リヴァイはこう言うと、あの時と同じ言葉を続けます。

 

「エレン、好きな方を選べ」

 

そう、前リヴァイ班の時はみんなを信じて進むという決断を下した結果、彼らは全員死んでしまいました。

エレンは脊髄液の入った瓶を掴んでロッド・レイスの方へと走っていきながら、心の中でこう呟いていました。

 

ごめんなさい、最後に1度だけ許してほしい。自分を信じることを

 

そして、その瓶を噛んで脊髄液を飲んだのです。

すぐに巨人化したエレンは、今までのエレンとは違いました。

 

硬質化を始めたのです。

 

つまり、どれだけ実験をしてもエレンはこの脊髄液を飲まなければ硬質化をすることができなかったのですね。

カーフェンは落ちてきた石に当たって落ちていき、次々と中央憲兵の人間が地面へと落ちていきます。

そして次の瞬間、私が待ち焦がれていたことが起こります。

 

ハンジ、生きていた!!

 

もうこれだけで、ここまで見た甲斐がありました!良かったハンジ!ありがとうハンジ!

ハンジとモブリット、アルミンは外へと脱出できましたが、そこでとんでもないものを目の当たりにします。

 

巨人化したロッド・レイスが、地面を張ってどこかへ向かっていくのです。

 

そしてその姿は気味の悪いものでした。立てないのか腕や足が極端に細かったですし、顔をズリズリと地面に擦り付けていました。

そしてその様子を見ていたのはハンジたちだけではありません。

エルヴィンもまた、兵士を引き連れて礼拝堂まで辿り着いていたのですね。

エルヴィンは心配そうな兵士に進むよう指示し、ロッド・レイスを追いかけていきます。

エレンはミカサとジャンに発掘されるように引き摺り出されるのですが、巨人化したエレンがその姿のまま硬質化しており、エレンはそこから引き摺り出されたのでした。

リヴァイは、この力でウォール・マリアの壁を塞ぐことができるだろうと言い、私もエレンも確かにそうだと思うのですが、エレンはやはり父親のことが気になっているようでした。

そこへ出口を見つけたサシャとコニーがその場に戻ってきて、ハンジ、モブリットそしてアルミンの無事を知らせます。

2人ともエレンを見つけると嬉しそうに駆け寄ります。サシャは「お陰でみんな助かりました」と言いながら言葉を続けます。

 

でも正直言うと、あなたが泣き喚きながら気持ち悪い走り方で飛び出したあの瞬間は、もうこれはダメだ、終わりだ終わりだ!このおばんげねえやつはしゃんとしないや、ほんとメソメソしてからこんハナタレが!と思いましたよ…

 

私はサシャのこういうシーンを待っていた。

サシャ、楽しいし面白いし可愛いし優しい。最高。

とにかく、全員助かりこの洞窟から出てロッド・レイスを追うことにしたリヴァイ班は、地上に上がります。

そこで見たのは恐ろしい光景でした。

地面はぐちゃぐちゃに割れ、ロッド・レイスが通った後の木々はすぐに燃えていました。

エルヴィンは巨人の進む方向を割り出せればそれで良いと言うと、リヴァイ班がエレンとヒストリアの奪還に成功した知らせを聞きます。

 

ヒストリアの決断その2

前回もヒストリアは決断を迫られましたが、今回も決断を迫られることになります。

エレンはまだ自分をロッド・レイスに喰わせることに固執しているようでしたが、他の誰でもないヒストリアがその案を危惧していました。

まず、エレンを食べて人間の姿に戻ったとしても、初代レイス王の思想から解き放つことができるか確証がないこと。

人間の姿に戻ったロッド・レイスに頼み込んだとしても、私は彼が「人類のために巨人を駆逐する」という考えに賛同するとは思えません。

それにヒストリアの言うとおり、ロッド・レイスに記憶を改ざんされたら、それこそ本末転倒です。

そして、アルミンが言うように仮にエレンを食べたとしても、今の姿のロッド・レイスが人間の姿に戻れるのかさえ分からないということ。

一体どんな脊髄液だったのか、とんでもない姿になっているのは事実ですしね…顔すら見えませんし…

そしてヒストリアは、エレンが見えていないことにも目を向けました。

エレンの父親グリシャは、始祖の巨人の力が欲しくてあんなことをしたのではなく、初代王から私たち人類を救おうとしたのだとエレンに話すのです。

 

姉さんから始祖の巨人の力を奪い、レイス家の子供たちを殺害したのも、それだけの選択を課せられたから

 

この言葉にエレンは、初めて父親があんなことをした理由について考えることができたような気がしました。

しかしここで、ハンジがヒストリアに対して疑問をぶつけます。

 

用のない巨人を、壁の中で自由に散歩させてあげるわけにはいかない。あのサイズじゃ拘束も無理だろう。つまり、君のお父さんを殺すほかなくなる

 

そうなんです、ここでヒストリアはまた決断を強いられれるんですね。

しかしヒストリアは少し考えた後エレンに謝り、言葉を続けます。

 

礼拝堂の地下で、私は巨人になってあなたを殺そうと本気で思った。それも、人類のためなんて理由じゃないの。お父さんが間違ってないって信じたかった。お父さんに、嫌われたくなかった…

 

これはヒストリアの本心だと心から思いますね。

お父さんに頼られて嬉しかった、お父さんは常に正しいと思いたかった、お父さんに嫌われたくなかった。

ですがヒストリアはここでも決断します。

 

「でも、もうお別れしないと」

 

オルブド区

ロッド・レイスよりも先にオルブド区についた一行は休む間もなく作戦会議に入りますが、その前にリヴァイはヒストリアに言い忘れていたことがあると言います。

 

エルヴィンからの指示でな、この戦いが終わったら、お前は正当な王位継承者として女王になれ。クーデターは成功したが、兵団がトップに立っても民衆は従わない。正当な王位継承者が、偽物から王冠を取り戻したって物語が必要なんだ

 

周りにいたリヴァイ班はそれでは流石にヒストリアが可哀想では?と口々に言いますが、ヒストリアは表情を引き締めてリヴァイの言うことを受け入れます。

しかしヒストリアは1つだけ条件を出しました。

 

自分の運命に、自分で決着をつけさせてください

 

それは、ヒストリア自身が調査兵団の兵士として父親であるロッド・レイスとの戦いに参加することのようでした。

「女王になったらあのチビを殴ってやればいい」というミカサの言葉が冗談には聞こえないので、彼女はおそらく本気で言っているのでしょうね。(笑)

作戦会議が始まり、ロッド・レイスは夜明けごろにオルブド区に到達することが分かった今、さあ作戦はどうする、いつどのようにして住民を避難させる、そのような話をするのかと思っていたら、エルヴィンの口から出てきた言葉は私が想像していた言葉とは全く違うものでした。

 

避難はさせません。住人にはこのまま、オルブド区にとどまってもらいます

 

エルヴィンのこの言葉でエピソード8が終了します。

 

ハンジ生きていて良かったー。本当に良かった。

そしてエレンが鎧の力を手に入れましたね。これでウォール・マリア奪還が見えてきましたし、地下室の謎にも近づくことができるかもしれません。

ヒストリアの強さを見ることができるエピソードでもありました。

そして、ロッド・レイスとヒストリアの対決を見ることができるかもしれないのですね。

ワクワクはしますが、くれぐれも誰も怪我のないようにしていただけると嬉しいですね。

次回でロッド・レイスとも決別できるのかな?そうであってほしいと思います。

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子