こんばんは、はる子です。
今回も、進撃の巨人について語りたいと思います。
前回は、獣の巨人が大量の巨人を引き連れて104期兵やナナバたちがいる塔に群がってきたところで終わりました。
獣の巨人、本当に好きじゃないです。(笑)何の目的でこんな事をしているのか。人間を殺したいみたいですが、アニと同じ思想を持っているのか。まだまだ謎が多いです。気になるので早速いきましょう。
今回のタイトルは「兵士」です。
エピソード4について
ウトガルド城、ユミルとライナー
城の中に入ると、最近まで誰かがいたようで野営に必要なものが揃っているようでした。一体誰がこんなところで、何をしていたのか気になりますが、特に言及されませんでしたね。
ゲルガーは酒らしきものを持ってきますが、言語が違うのかラベルの文字が読めないと言います。飲みたそうにしていましたが、リーネに咎められ慌てて飲まないと言っていましたね。(笑)
そして、この時間では巨人は動かないとは思うが、装備をしている者で見張りをするので新兵は休んでおけと言います。ここでクリスタが口を開きます。
「あの…もし本当に壁が壊されていないとするなら、巨人はどこから侵入してきているのでしょうか?」
本当それよね、クリスタ。多分見ているほとんどの人が思っていた事を聞いてくれてありがとう。ですがゲルガーは、それを突き止めるのは明日の仕事だと言い残し、見張りへと向かっていきました。
しかしナナバ達も不思議に思っていたようで、壁が壊されたにしては巨人が少なすぎると呟いていましたね。ここでユミルが、コニーに対して村はどうなっていたのか聞きます。
コニーは「巨人に踏み潰されたあとだった」と答え、ユミルとクリスタは気まずそうに俯き「そっか…」と呟きますが、コニーの「でも、誰も喰われてない」という言葉でその場の雰囲気が少し変わります。
コニーは、村がどのような状況だったのかを説明し、人が殺された形跡もなくただ村が破壊されていた事、なので村人は避難したであろうという事、そしてコニーが経験した巨人の言葉について話しました。
その巨人が母親に似ていると話し出した途端、またもやライナーが話を止めようとします。何なんだ!ライナーは何か隠している気がしてならない!でも何か分からない!ですがそれ以上に興味深い反応を示したのはユミルでした。
突然大声で笑い出し「バッカじゃねえの!」言い放ちました。が、ユミルの表情が妙でしたね。笑っているにも関わらず、顔には汗が流れているように見え、こちらも何かを慌てて隠しているような感じがしました。それはコニーに言い放つ言葉からもよく分かります。
「お前の母ちゃん巨人だったのかよ!じゃあ何でお前はチビなんだよ、おい!え?コニー!お前がバカだって知ってたけど、こりゃ逆に天才なんじゃねえか、なあ?」
普段ならこういった言動をクリスタが止めているイメージですが、あまりにひどい言葉だったからか呆気に取られてしまっている感じがしましたね。そしてうまい具合にコニーの話題を終わらせていました。
その場が収まり、何かを探している様子のユミルのもとにライナーがやってきて、先ほどのコニーの故郷の話をわざとはぐらかしただろうと問います。もちろんユミルは認めませんが、ライナーはコニーが心配をしないためにも、今後もはぐらかしてほしいと頼みますね。
ここでユミルは缶詰を取り出し、「こりゃいけそうだ。ニシンは好みじゃないが」と他にないか探しますが、ライナーに「見せてくれ」と言われその缶詰を渡します。しかしライナーは「この文字は俺には読めない」と言いました。
そう、ライナーには読めない文字が、ユミルには読めたのですね。そしてライナーは「お前、よくこの文字が読めたな」と続け、ユミルは(やってしまった)という表情をしたように見えました。
「ユミル、お前…」
ライナーのこの言葉に、ユミルは恐ろしい表情をしますがリーネの号令で全員が飛び起きます。そして前回の最後に再びシーンが戻るのですね。
いやあ、ライナーが怪しいのは私の中では変わらないのですが、ユミルもなかなか怪しいですね…1人だけが読める文字というのは、ユミルだけ出身が別の場所という事になりませんか?気になる…
巨人との戦闘
そうしてついに、ナナバやゲルガーの戦闘が始まります。ナナバを始めゲルガーもリーネも強いですね。リーネが小さな巨人を倒してふと前を見ると、すでに塔の扉が破られた跡がありました。急いでナナバとゲルガーに報告し、塔の上にいる104期兵たちに中に戻ってバリケードを作り防ぐよう伝えます。
どうしてもダメな時は塔の屋上に戻ってくるよう言いますが、必ず助けられるわけではないと続けます。
「私たちも、生きているか分からないから」
リーネのそのセリフと共に映し出される、森の中の巨人たち。そして「生きているうちに最善を尽くせ」と104期兵に伝えます。このリーネの言葉で104期兵は一斉に動き出します。
ライナーは「巨人がどこまで来てるか見てくる!」と言い階段を駆け降りていきます。扉をそっと開けたライナーはたいまつで先を照らしますが、そこにはまだ巨人は辿り着いていませんでした。もう少し下の扉には木の板で栓がしてあったのですが、それを外して外に巨人がいないかさらに確認しようとするライナー。
扉を開けると目の前には、気持ち悪い笑みを浮かべる気持ち悪い巨人の姿が。(ごめんね)急いで扉を閉めて栓をしますが、扉を腕でぶち破ってくる巨人。「何でもいいから持ってこい!!」と他の者に叫ぶライナーですが、心の中で呟きます。
(ここか?ここなのか?俺の最後は?)
巨人が腕を振り上げ、ライナーに向かって振り下げた時、ライナーの過去が少しだけ見えます。少年のライナーが巨人に掴まれそうになった時、まだ出てきていない少年がライナーを押して倒し、その代わりにその少年が巨人に捕まります。横にはベルトルトもいました。
友達なのか、家族なのか、関係性は分かりませんが、その少年はおそらくその巨人に喰われたのではないかと思います。そして現在に戻りギリギリ巨人の腕を避け(絶対に帰るんだ)と心の中で呟きます。
その時ベルトルトがやってきて、巨人の目に三又の槍を突き刺します。無事か聞かれたライナーは「ベルトルト、生き延びて帰るぞ。絶対に、俺たちの故郷にな」と言い、ベルトルトも「ああ!帰ろう!」と言うんですね。なんか引っかかるのですが、具体的に何がと聞かれると分からない。勘のようなもので曖昧ですが、引っ掛かります。
ユミル、クリスタ、コニーが砲台を持ってきたのですが、弾がないので砲台ごと巨人めがけて落とします。ライナーたちは慌ててよけ、砲台は無事巨人に当たりました。階段を登り始めていたクリスタが「とりあえず上の階まで後退しよう。入ってきたのが1体だけとは限らないし…」と言いながら振り返った時に見たのは、砲台のせいで開いた扉の穴から入ってくる巨人でした。
そしてその巨人は、一番後ろにいたコニーに襲い掛かろうとします。クリスタが「コニー!!」と叫んだ時、ライナーが飛び出してきてなんと巨人の頬を手で弾きます。強すぎるライナー。しかし巨人は顔の向きを変えてライナーの腕に噛み付きます。骨の音も聞こえた気がしますが、小柄な巨人を、
ライナーは担ぎ上げます。
腕に噛みつかれたままで。
そのまま階段を登っていくライナーですが、コニーは「そいつごと飛び降りる気か!」と叫びます。さすがに強いライナーでも、飛び降りたら死にます。「それしかねえだろ」と言うライナーに対して、コニーは巨人の顎の筋肉を切りライナーを自由の身にしますね。
しかし巨人はノーダメージなのでその場に留まりみんなの方を振り返ります。怖すぎる…ですがユミルの素晴らしいキックで、巨人は窓の外に飛び出し宙を舞いながら落ちていきました。
何とか助かり扉の補強をしていた104期兵ですが、噛まれてしまったライナーの腕の手当てをクリスタがしていました。添え木と包帯を探すクリスタですが、見当たらないため自分のスカートを破って使いますね。ガン見するライナー。見過ぎ…
「こんな汚い布しかなくて、ごめん…」と言うクリスタに対して「いや、助かる」と冷静に返しているように見えますが、心の中では(結婚しよう)と呟いています。その様子を見ていたユミルは「私も手、擦りむいちゃってさ」と言い、手当てをしてもらおうとしているのにクスッときました。(笑)
「ライナー、さっきはすまなかった。俺、お前に助けられてばっかだな。そういや、アニにも命張って助けられたよな…いつか、借りを返さねえと」
とコニーが言いますが、「別に普通のことだろ、兵士なんだからよ」とライナーは言います。そこでコニーは自分には自信がないと言い、ベルトルトにライナーは昔からこうなのかと聞きます。
ここからがもっと頭がぐちゃぐちゃになります。
「いや、昔のライナーは戦士だった。今は違う」
「何だそりゃ?戦士って何のことだよ?」
ベルトルトの言葉にいまいちピンときていない様子のライナー。そういえば、今回のタイトルは「兵士」ですよね?わざわざ「戦士」と言ったのには何か理由があるはずですが、毎度のごとくよく分かりません。分からない事が増えてきすぎていてイライラしてきます。(笑)
ここでまたユミルが会話を無理やり終わらせたように見え、外で戦ってくれている兵士に目を向けます。ほとんどの巨人は彼らが倒してくれていました。これで少しは時間が稼げると思いきや、一難去ってまた一難。
何かが飛んでくる音、そして何かに当たる音。土煙が消えて見えてきたのは、馬が死んでいる光景でした。困惑しているとさらに何かが飛んでくる音が聞こえ、今度は塔に直撃し、瓦礫に当たってリーナとヘニングという兵士が即死でした。
音を聞いて屋上に上がってきたコニーたちは、1体だけ壁の方に歩いていったあの不気味な獣の巨人を思い出し、コニーがそいつの仕業かもしれないと言いながら壁の方を見るために塔から身を乗り出すと…
巨人がうじゃうじゃいました。
さっきナナバたちが大きいものは片付けたはずなのに、大きいものから小さいものまでぞろぞろと塔の方までやってきます。
「巨人が作戦行動でも取ってるようなタイミングだね。まるで最初から、遊ばれているような気分だ」
ナナバの言うことはあながち間違ってはいないと思いますね。獣の巨人の仕業だと思いますし。そして獣の巨人は壁の上から大きな雄叫びを叫ぶと壁の内側へと降りていき、雄叫びを合図にしたように一斉に巨人が塔を壊そうとしてきます。
確かにナナバもゲルガーも強いですが、ガスも残り少なくなってきていましたし、少ない人数で倒すには巨人の数が多すぎます。ゲルガーは刃もすでに使い果たしてしまいました。
「俺にしちゃ、よくやった方だと思ってる。ただ、最後に何でもいいから酒が飲みてえな…」
やめてー、そういう言葉は聞きたくないー。ゲルガーはそう言うと頭を打っていたのか下に落ちていきますが、巨人に掴まれたところをナナバが助けます。しかしこれでナナバの刃も折れてしまい、ゲルガーは巨人が倒れた反動で塔の中に戻りますが、ナナバはガスが無くなりました。
ナナバが振り向くと、そこには大量の巨人。塔の中に戻されたゲルガーは何とか助かりましたが、目の前に酒のボトルを見つけて最後だと言わんばかりに蓋を開けます。しかし、酒は空っぽで、真横には外から覗き込む巨人の目。
「ひでえよ…あんまりじゃねえか…誰だよ!これ全部飲みやがったやつは!」
こう叫んでいる最中にまた巨人に掴まれるゲルガー。塔から引きずり出される時に塔に頭をぶつけ多分その時に死んだのだと思います。頭がぐでんと前に倒れていました。こうしてまた、素晴らしい兵士が死んでいくのですね…
塔の屋上には、装備もない無防備な状態の104期兵しかいません。申し訳程度に石ころを投げているクリスタ可愛い…ですが自分たちの身代わりにナナバたちが死んでいくのに何もできないこの状況にじっとしていられない様子です。この瞬間に、ナナバも巨人に喰われて死んでいます。
コニーも「このままここで塔が崩されて、ただ喰われるのを待つしかねえのか」と感情的になっています。クリスタは「戦いたい、そしたら一緒に戦って死ねるのに」とこぼし、ユミルに咎められます。
「彼らの死を利用するな。あの上官たちは、お前の自殺の口実になるために死んだんじゃねえよ」
そしてユミルは続けます。
「お前はコニーや上官たちとは違うだろ!本気で死にたくないって思ってない。いつもどうやって死んだら褒めてもらえるかばっかり考えてただろ」
そしてユミルは、コニーが巨人の顎の筋肉を切るのに使ったナイフを寄越せと言います。コニーに何に使うのか聞かれたユミルは、そのナイフで戦うのだと言い、ライナーとベルトルトは驚いた表情で何をするつもりなのか聞きますが、ユミルははっきりとは答えません。そして真っ直ぐとクリスタの元へ行きます。
「クリスタ、こんな話もう忘れたかもしんねえけど…多分、これが最後になるから…思い出してくれ。雪山の訓練の時にした約束を。お前の生き方に口出しする権利は私にはない。だからこれはただの…私の願望なんだがな。お前、胸張って生きろよ。約束だぞ、クリスタ」
この言葉を全部クリスタに伝えたあと、ユミルは走り出して塔から飛び降ります。そして、地面に着くか着かないかくらいで持っていたナイフで手の平を切りつけました。
それと同時に眩しい光が放たれ、次の瞬間。
ユミル、巨人化。
ここでエピソード4が終了します。ユミル、まさかの巨人化できる人間だった…怪しいとは思っていましたが、巨人化できる人間だとは思っていませんでした。ここで巨人化したのはクリスタを守るためだというのは分かるのですが、最後に少しだけ見えた巨人化のユミル、あれライナーが少年だった時に遭遇していた巨人に似ていませんか?気のせいかな。
そんなこんなで割と早くに巨人化できる人間が見つかりましたが、ユミルとアニ、獣の巨人の関係性などが早く知りたいですね。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子