はる子の趣味部屋

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進撃の巨人について語りたい26

こんばんは、はる子です。

 

今回も、進撃の巨人について語りたいと思います。

ついに、シーズン1が終わりシーズン2に突入しました。シーズン2はエピソードが12話しかないんですね。

シーズン1の最後は、アニを拘束しエレンも調査兵団もとりあえず首の皮一枚繋がっているというところで助かり終わっています。シーズン2でエレンの家の地下室に行けるのか、巨人について何でも良いから分かるのか、今から楽しみです。

いきましょう。タイトルは「獣の巨人」です何それ

 

エピソード1について

前回のエンディングの最後で、壁の中に巨人がいたと話したかと思いますが、そうです、壁の中に巨人がいます。そしてその目の位置は、壁の上近くにある事からおそらく50メートル程の高さである事が分かりますね。(壁の高さを50メートルと言っていたシーンがあったので)

しかも前回は生きているのか死んでいるのか分からないと話しましたが、なんと目が動きます。目が動くという事は、多分生きていると思います。でも動くでもなく、ずっとその場でじっとしているんですよね…それもまた不気味…壁の中の巨人を見たのが兵士だけで良かったです。

ハンジは、この壁の中だけなのか、それとも…と考えるのですが、一部にだけ巨人が間違って入っちゃった!なんて事はまずないと考えて良いでしょう。つまり、この壁の中全てに巨人が入っている可能性があります。

巨人から身を守るために作った壁は実は巨人で、人類は巨人に守られていたという事…?でも、大人しく壁の中で100年も立っている事になります。目が動いたという事実から死んではないですし…謎が深まってしまいました。

そこへ現れるのがウォール教のニック司祭です。彼はハンジの肩を掴むと、日光を当てさせるな!と言いました。…このおじさん、何か知っている。日光を当てたらダメとは、アニメが違くないですか?(え)

ニック司祭は壁の中の巨人に驚くわけでもなく、何なら日光を当てたらいけないという事情まで知っていました。つまり、ウォール教の人々は代々壁の中の巨人について語り継いできた事になります。

エルヴィンも言っていましたが、壁の中に巨人がいるなんて想像していた者はおらず、ただ「知らない者」と「知っていた者」がいるだけだという事です。

そして個人的な考えだと、3つの兵団の中で壁の中に巨人がいた事を知っている人間はいなかったと思っています。多分、ウォール教の人間のみ知っていたのではないかと考えています。壁を神だと言っていたのも、壁に近づかせない理由としてなら納得がいきます。

 

場面が変わり、マルロとヒッチが街中の後処理をしているシーンになります。2人は、まさかこの惨劇を引き起こしたのがアニだなんて知るよしもないので、この一連の流れについて「これだけ死んでいるのに実は理由がありませんでした、なんて事だけは勘弁だ」のような事を話していましたね。

マルロとヒッチは何も知らない、知らされていない兵士たちなので、のちにアニが巨人化して人類を殺していたという事実を知った時にどうなってしまうか少し心配です。

 

そしてまた場面は変わり、ハンジ率いる兵士たちで巨人が丸見えになってしまっている部分に布をかけ隠したところになります。

壁の上にはニック司祭もいて、ハンジは当たり前ですがニック司祭に説明を求めますよね。「なぜ壁の中に巨人がいるのか」、こう尋ねてもニック司祭は語りたがりません。教会が滅茶苦茶になったので、被害額を請求するとまで言い出す始末です。

下におろせと言うニック司祭の胸ぐらを掴み、ハンジはとんでもない行動に出ます。

 

良いですよ…ここからで良いですか?

 

壁の上から下に落とすような形でニック司祭の体を投げ出すハンジ。モブリットが止めようとしますが「近寄るな」と言います。

 

ふざけるな…お前らは我々調査兵団が何のために血を流しているかを知ってたか?巨人に奪われた自由を取り戻すためだ。そのためなら、命だって惜しくなかった。いいか?お願いはしてない。命令した、「話せ」と。そしてお前が無理なら、次だ。何にせよ、お前1人の命じゃ足りないと思っている

 

ハンジがここまで言っているにも関わらず、ニック司祭は「手を放せ」と言う始末。ハンジも負けじと「今、放して良いか?」と宙ぶらりんの状態で言いますが、ニック司祭にはどうやら固い意志があるようでした。

 

私を殺して学ぶがいい。我々は必ず使命を全うする。だから、今、この手を放せ!!

 

使命ってなに?誰が知っているの?ここまでされても死ぬ方がマシ、絶対に話さないってどれほどの事が待ち受けているの?もう、頭の中にこれらの疑問がブワッと広がってすでについていけません…

流石に殺す事はできないのでハンジは内側にニック司祭をぶん投げるのですが、このあとハンジが笑いながら「ハハッ、ウソウソ、冗談」と言うシーンで心が少しフッと軽くなったのを覚えています…緊張した…

ですがハンジはもう一度だけ、ニック司祭に問います。

 

壁って全部、巨人で出来てるの?

 

ニック司祭が答える代わりにモブリットがハンジに近づきますが、ハンジは言葉を続けます。

 

あ〜、いつの間にか忘れてたよ。こんなの、初めて壁の外に出た時以来の感覚だ。…怖いなあ

 

ハンジが巨人に対して恐怖を感じているのを見るのは、視聴者は初めてだと思います。何が起きているか分からない不気味さ、奇妙さから怖いという単語を使ったようにも見えました。どちらにしろ壁の中の巨人は未知の世界であり、とにかく恐怖対象でしかありません。いつ動き出すか分かりませんからね。

そこで鐘が鳴り響き、トーマという兵士がエルヴィンに何かを伝えるべくして何処かから戻ってきました。

 

ウォール・ローゼ突破

知らせはすぐにエルヴィンの元へと届く事になりますが、事件は今から12時間前に遡ります。(女型の巨人捕獲作戦の頃だと思うので、おそらくエルヴィンの指示で104期兵を遠くにやっておきたかったのでしょう。)

ウォール・シーナ南区にある建物の中で、104期兵は私服で待機させられていました。つまらない事をぼやくコニーとサシャに、ライナー、ベルトルト、クリスタやユミルもいますね。

少なくともライナーはこの状況に疑問をい抱いていたようで、「兵団服も着るな、訓練もするなはおかしい」と言いました。この言葉からも、104期兵の中にいるとされている女型の巨人の仲間を封じ込めておきたかったのかなと思います。

つまらなすぎて机に突っ伏したサシャが、少しの振動をキャッチして、「足音みたいな地鳴りが聞こえます!」と叫びます。しかし彼らがいるのはウォール・シーナ。壁で言うと一番内側です。

そこに巨人がいるとしたら、それはつまりウォール・ローゼが巨人によって突破された事を意味するんですね。ここの上官には、分隊長であるミケ(人の匂いを嗅いでは鼻で笑う人です)がおり、ミケも鼻で嗅ぎ分けて巨人が近づいている事を察知します。

すかさずナナバトーマ(戻ってきた兵士ですね)という兵士に指示を出すミケ。実はリヴァイについで実力があると言われている兵士だそうで、私は知りませんでした…ここでミケは、「おそらく104期兵団には巨人はいなかった」と言いますが、彼はこの作戦の意図を理解していたのですね。

英雄かのごとくゆっくりと歩いてくる巨人の顔に、だんだん腹が立ってきました。(笑)何ゆっくり歩いとんねん!と言いたくなる…

サシャがみんなに「確かに足音がした!」と話しているところにナナバが来て巨人が来ている事を伝え、「着替えている暇がないから近くの住民を避難させて!」と伝えます。

この数分間で指示を出し、それに従わせるミケの実力は確かにリヴァイ並みかもしれません。ミケの戦闘シーンが見たいと思ったのですが、次の言葉で疑り深い私はフラグを感じてしまうんですね。

 

人は、戦う事を辞めた時初めて敗北する。戦い続ける限りは、まだ負けていない!

 

もう良いって。そういう言葉を言っちゃうとフラグが立つからお願いだから言わないでって。ミケも好きになりかけてるから…進撃の巨人、頼むよ…自分が死にそうならそんな事どうでも良いから(?)逃げてくれ…

まあ、彼らは兵士だからそんなわけにはいかないのでしょうが…

104期生たちは村や集落がある方へ、上官たち武装兵は巨人の対処へ向かう事になるのですが、この地域に詳しい者はいるかと聞かれて答えたのはサシャコニーでした。コニーの出身が、巨人が来た方角にあるらしく心配そうでしたね。先導をサシャとコニーに任せる事にし、散らばる事になったのですが、この巨人たち、おかしい

 

突然走り出したんです。

 

ついさっきまで歩いていたのに突然走り出すなんて、奇行種でもいなかったはず。訳が分からぬままとても気持ち悪いフォームで走ってくる巨人たちに向かって、ミケはおとりになる為に1人で立ち向かっていきます。

 

エレンの過去

突然場面はエレンの過去シーンになり、まだ生きているカルラにケンカして帰ってきた事を咎められます。改めて小さい頃のエレンの声を聞くと、今のエレンとは違ってちゃんと声が幼い事に感動しました。声優さんすごい。

カルラは、「どんなに相手が悪くて憎たらしくても、突っかかりゃ良いってもんじゃないんだよ」と諭し、「たまにはこらえてミカサを守ってみせな!」と強めに言うんですね。

そこで目が覚めるエレンなのですが、このタイミングでこの夢を見たエレンが何を考えていたのか気になります。エレンにとってミカサは大切な存在である事に変わりはないと思うので。

修繕していた途中で寝てしまったのか、ミカサの手から落ちたマフラーを拾うエレン。

ミカサも気付いて目が覚めますが、エレンは「ボロボロだな、今度支給品で新しいのがあったらもらっといてやる」と言うんですね。違うんだよエレン、このマフラーがいいからミカサは直してまで使っているんだよ。少し寂しそうなミカサの表情が見ていて悲しかった。

その時、突然ドアが開き入ってくるアルミン。

 

エレン!ミカサ!大変な事になった!巨人がウォール・ローゼに!

 

獣の巨人

休ませてくれねえな、巨人ども」という言葉とともにエルヴィンの部屋に入ってくるリヴァイ。リヴァイの胸元っていつもオシャレじゃないですか?オシャレ詳しくないですけどこだわっているように見えます。

その場にいた兵士が「104期の監視にミケ分隊長が当たったのは正解でしたね」という言葉で、やはり104期兵を監視する目的で隔離していたという事が分かります。

ここで私はふと思った事があります。エルヴィンが何かいうと、それが現実になる気がするという事です。だから何も言わないでほしいのに、「どうにか持ち堪えられるかと」と言った兵士に対して「…だといいが」と言うんですよ。はあ…続けます。

 

場面はミケが1人で戦っているシーンになり、9体いたはずの巨人は4体にまで減っていました。突然走り出すという気味の悪い巨人であったにも関わらず、5体を1人で倒したという事ですよ、すごい。

…というより、建物にもたれかかって立っている巨人といい、異様に体のサイズが小さく目が大きい巨人だったりと、この巨人たちやはり不気味で気持ち悪いです。(ごめんね)

ここでミケはこの場から離れる事にするのですが、横を悠然と歩いている、17メートルはありそうなある巨人を危惧します。その巨人は獣のような毛で覆われており、腕が異様に長い。見た目はのような、ゴリラのような巨人です。

襲ってこないと判断して馬を呼ぶミケですが、その獣の巨人の前を馬が通った瞬間。

 

馬を握り潰しミケに向かって投げたのです。

 

屋根の上にいたミケは地面に落ちる寸前で目が大きい巨人に下半身を食べられてしまいます。…ほらみろ、エルヴィンのバカ!と思うのも束の間(嘘です、バカだなんて思っていません)獣巨人が近づいてきて、

 

待て

 

言葉を発しました。

 

今まで人間の言葉を話した巨人が、奇行種含めいたでしょうか?いいえ、いません。だからこそミケも驚いて言葉が出てきません。待てと言われても再び噛みついた巨人を、手で潰す獣の巨人。そしてミケに話しかけます。

 

その武器は、なんて言うんですか?

 

ミケが震えて話せないでいると、続けて話す獣の巨人。

 

うーん、同じ言語のはずなんだが…

 

もう、意味が分からない。なんで巨人が人間の言葉を話せるのか。というか大きすぎ。

 

やっぱうなじにいるって事は知ってんだね

 

うなじに「いる」。この言葉からして、おそらくこの獣の巨人は人間なのであろうと思うのですが、こんなに大きくて毛深いなんて一体どういう事なのか。人間の時の姿が投影されるのだとしたら、すごく毛深い人間?とか考えてしまいましたが、いったん置いておきます。

でも、獣の巨人が人間だとすると、アニの仲間である可能性もあるんですよね…超大型巨人とか、鎧の巨人とかとも仲間である可能性もありますし。

獣の巨人はミケの立体機動装置を持ち帰ろうと手に取りその場を去ろうとするのですが、ここでミケが一番思い出さなくてもいい言葉をここで思い出します

 

人は、戦う事を辞めた時初めて敗北する。戦い続ける限りは、まだ負けていない!

 

この世で一番、今思い出す必要のない言葉です。獣の巨人は立ち去ろうとしていましたし、正直立体機動装置も馬もない状況はかなり厳しいですが、まだ生き残れる確率はありました。

それに、人間の言葉を話す巨人なんて情報、必ず上に報告するべきはずの情報なんですから、とにかくこの場から離れて無事にエルヴィンたちの元へ戻るべきでした。でもミケは、立ち向かう事に決めたんですね。

 

あ、もう動いていいよ

 

獣の巨人は、普通の巨人に指示を出せる存在だという事も分かりました。この言葉で今までリラックスしていた巨人たちが一斉にミケに襲いかかる事になります。

あっという間に巨人に囲まれ噛まれていくミケ。やめて、やめてと泣き叫ぶミケの声が鳴り響きます。そして、ミケの首が巨人によって喰いちぎられるところで、シーズン2のエピソード1が終了します。

 

…お気に入りのキャラクターがどんどん死んでいくこの現象はなんですか…というよりも、今回は相手が悪かったというのもありますよ。獣の巨人ってなんだよって。でも、リヴァイなら対処しきれていたかもしれない、とか考えてしまうんですよねえ…

そして何より、壁の中の巨人の存在と、獣の巨人の存在と、アニとの関係性がどう繋がるのか。シーズン2もこのまま駆け抜けてしまう予感がしています。(笑)

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

はる子