こんばんは、はる子です。
ワンピース281話、やっぱりナミの回はいい。
ワンピース第281話「涙が紡いだ仲間の絆!ナミの世界地図」
前回のあらすじはこちら:
ワンピース281話の簡単なまとめ
ナミと出会ったとき、彼女は海賊から金目の物を盗む行為を繰り返していました。
その目的は、1億ベリーを貯めて自分の村と自分自身を解放してもらうため。
ルフィたちと行動を共にするも仲間になったわけではない、と公言していたナミは、ついに自分の村に戻ります。
ようやく貯めたお金を海軍に奪われ、それがナミが恨む人物のせいだと気付くとその人物の元へ向かっていくナミ。
アーロンです。
アーロンは村を解放するつもりも、ナミを手放すつもりもさらさら無かったのです。
お金だけ奪われて村もナミもそのままという状況に、悔しさで涙を流すナミ。
村人は、ナミが何年もかかって貯めたお金を海軍が奪っていき、裏でアーロンが糸を引いていると知り自分たちで対応することに決めます。
初めてアーロンが島に現れた時、ナミにとって親のような人物がアーロンに殺されて以降、ナミは村人を守るためにアーロンの仲間になりました。
アーロンの仲間の印のタトゥーを入れ、お金を貯め、いつかみんながアーロンから解放される日だけを待ち望んでいました。
しかしそんな日は来ないのだ、アーロンに立ち向かおうとする村人たちは、とうとうナミを置いてアーロンの元へと行ってしまいます。
呆然と立ち尽くすナミは膝から崩れ落ち、アーロンへの怒りでいっぱいになり腕のタトゥーにナイフを突き立てます。
それを止めたのは、ルフィでした。
この島で起きたことを知らないくせに、早くこの島から出ていけとルフィに砂をかけるナミを、黙って見つめるルフィ。
ナミは砂をかけるのをやめると、震える声で呟きます。
「ルフィ…助けて」
宝物だと言っていた麦わら帽子をナミにかぶせると、大きな声で「当たり前だー!!」と叫ぶルフィ。
そしてルフィの近くにはゾロ、ウソップ、サンジの姿が。
「行くぞ」という船長の声に反応し歩き始めた4人は、アーロン一味を倒すべくアーロンの元へ。
死闘の末にアーロンを倒したルフィが、息も絶え絶えになりながら大声で叫んだナミへの言葉。
「ナミ! お前は俺の仲間だ!!」
この言葉を聞いたナミは、涙を流して「うん」と頷き、この瞬間にナミは麦わら海賊団の正式な仲間となったのです。
あの時みんなが仲間として助けてくれたから今の自分がいる、今度は自分も仲間を助けたいと心から感じたナミ。
ロビンがみんなを、ルフィを信じてくれることを願いながら、ナミは仲間と共にCP9に立ちはだかるのでした。
感想
ダイジェストお届けになっているのに、それでも泣けるほどナミの回は涙腺崩壊回。
自分でなんとかしたい、しなきゃいけないと思って1人で戦ってきたナミが、初めて助けを求めたと思うと泣かずにはいられないよ。
そしてそれを当たり前と言ってのけ、本当にアーロンを倒してしまうルフィもさすがとしか言いようがない。
仲間のためなら敵が強かろうが弱かろうがルフィには全く関係なく、仲間が助けを求めるならそれに応えるだけなのがルフィ。
自分がシャンクスにそうしてもらったように、自分も仲間を大切にする。
その考えが麦わら海賊団全員に浸透している気がするよね。
新たに仲間となったロビンもまた、ナミみたいに最初はみんなを遠ざけようとしていたけど、そんなのルフィたちには通用しない。
そしてそれが通用しないというのは、麦わら海賊団全員が知っている事実なんだよね。
なぜなら全員が通ってきた道だから。
みんなそうやって仲間になっていったから。
ロビンの心の叫びがついに外に漏れ出たとき、ルフィはようやく堂々とロビンを助けに行けるしみんなも心置きなくロビンを助けられるようになった。
いくらこちらが助けたいと思っていても、相手が助けを望んでいなければそれはこちら側のエゴになってしまうかもしれないから。
ロビンが助けてと叫ぶなら、喜んで助けに行くのが麦わら海賊団。
たとえその相手がCP9でも、世界政府でも、全世界を敵に回したとしても、麦わら海賊団はロビンを助けに行くよ。
だからロビンは、麦わら海賊団が迎えに行くのを待っててね。
次回「別れが男を磨く!サンジとチョッパー」
次はサンジとチョッパーの回か。
サンジの回もチョッパーの回も感動したなあ…
みんな出会いと別れを経験して麦わら海賊団になったんだよね。
2人の回もワクワクしながら見返したいと思います!
次回も楽しみです!
今回も読んでいただいてありがとうございました。
はる子